WS虹ヶ咲第1弾のりなりー構築まとめ
こんにちは、ペンゼンです。
ヴァイスシュヴァルツで虹ヶ咲が参戦してもう1年が経ちます。
8電源と言われるせつ菜と歩夢のレベル3対応の軸が環境上位にあるらしいですが、この備忘録ではあるカード1枚に対して1年間試行錯誤を繰り返した結果を書き残そうかと思います。
先日、虹ヶ咲の第2弾が早くも5/27に発売が決まったので、今の構築から変化する前にと思った所存。
①デッキを作るきっかけ
まず、その試行錯誤を繰り返したある1枚について。
どうしてこのカードなのかという話をすると、いわば天王寺璃奈ちゃんを好きになったきっかけとも言えるイラストだからです。
虹ヶ咲の第1弾はアプリゲームであるラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(通称・スクスタ)のイラストが用いられています。
その中でこのカードは璃奈ちゃんの最初に実装されたURの覚醒後イラストです。
スクスタは配信日から始めましたがリセマラはせず、「いつか来る欲しいURの為に石を貯め続ける」という意志で過酷な育成環境を過ごしました。
そして来たる2020年2月14日、このURが実装されて貯めた1天井分の石を全てつぎ込みました。
話は少し脱線しましたが、それくらい思い入れのある1枚なのでヴァイスで虹ヶ咲が参戦した時はこのカードと共に戦おうって心に決めました。
②性能面について
ここからはヴァイスの知識を踏まえた内容になるので、わからない人はそういうカードなんだなってくらいの認識で大丈夫です。
レベル3のコスト2、手札から舞台に置いたターン中このカードが与えたダメージがキャンセルされると、山札1枚を控え室に置いてそのカードのレベル+1のダメージを与えるという効果(いわゆる武蔵ショット)と、クライマックス対応で、手札2枚と1コストでアタック後にスタンド、いわばもう1度アタックできる状態にするという効果です。
クライマックス対応のスタンド効果には条件があり、繋がるメロディーが2枚思い出置き場にあることが条件です。
この条件については後ほど。
クライマックス対応込で3面並べると9回のダメージ与える機会があり、詰めに非常に特化した性能と言えます。
代わりに舞台に置かれた時の回復が無いため、他のレベル3で代用が必要になります。
ここで最初に挙げられる課題として、「コストの確保」です。
手札から舞台に置かれた時のテキストがあるので、電源での釣り出しや前のターンに出しおくことは効果的ではなく、3面対応しようと思うと必要な要求手札枚数は、
伝えたい想い 天王寺璃奈3枚
クライマックス1枚
ハンドコスト6枚
と、計10枚必要になるため、手札上限の7枚からターンが始まってクロックフェイズを使ってもあと2枚を何かで確保する必要があります。
その候補として、以下の2枚が有力です。
どちらも前のターンまでに後列に置いておけば手札を増やせるカードになります。
特に歩夢の集中は上の効果が優秀で、クライマックスを置くとデッキの上から2枚を好きな順番に並べられます。
これをすることで璃奈の武蔵ショットの効果のダメージ数を1度だけ確認することが出来るので、詰めのプランを組み立てやすくなります。
かすみんの共鳴効果は集中と違って確実にキャラを手に加えられる為、安定感はこちらの方が高いです。なんならどっちも後列に置くのもあり。
③クライマックス対応を打つために必要な準備
続いてはこの詰めを実現するための最低限必要な準備についてです。
先述した通り、スタンド効果には条件があります。
この繋がるメロディーを思い出に2枚置くには、控え室の同名を思い出に置く効果と、自分の効果で置く効果の2つの方法があります。
上の効果は控え室に同名が必要になるため、山札をある程度掘ってからでないといけないのと、下の効果は2コストと少し重い代わりにイベントやクライマックスも手に加えられる可能性があります。
主に準備を進めるのは上の効果になります。下の効果はストックに埋まったカードを控え室に落としたい時や、山札を掘りたい時にしか使いません。(いかんせん、2コストは重いので…)
そのため、りなりー構築における最大の課題は「繋がるメロディー2枚をどう思い出に置くか」ということなります。恐らくこの課題は今後の新規を加えても同じかと。
クライマックス対応のハンドコストが重い話は、実のところ6枚も必要出なかったりします。この話は後ほど。
さて、山を掘る手段として先の歩夢の集中を使うのも有力ですが、りなりー構築において重要な1枚がこのカードになります。
控え室に置かれた時に山札を4枚まで捲って黄色のクライマックスがあれば手札交換できるというもの。
このカードの効果で終盤に璃奈の対応を手札に加えることもでき、序盤は共鳴効果を使うことで、3500のソウル2で叩けるアタッカーにもなるため最初から最後まで活躍する1枚です。
このカードのいいところは、別にクライマックスがめくれなくてもいい、ということです。コスト要求が無いため、ハズレもなくただ4枚まで山札を掘れます。繋がるメロディーの条件を達成する為に必要となる山掘りをコストなしで行ってくれるので、是非とも採用したいです。
加えて言うと、レベル3になってもクライマックスを手札に引けなかった時に、このカードを先に舞台に置いてレベル3の璃奈を出す時に踏み倒すことでも効果が使えるため、クライマックス対応が打ちやすくなります。
最低限必要な準備については以上ですが、デッキ構築する上でもう1つ課題があります。
繋がるメロディーは最大枚数の4枚入れないといけないため、デッキにレベル0が多くなることです。
レベル0が多くなるとどうなるかと言うと、レベル3の時にダメージがキャンセルされた時、武蔵ショットの打点が1ダメージになりやすいということです。
せっかく1〜4のダメージが見込める効果でありながら1ダメージしか与えられなければ、詰めとしても弱くなりますし、打点が足りなくなることもあります。
④相方のクライマックス対応について
クライマックスは主に上の対応(レベル3)と下の対応(レベル2以下)の2種類以上がデッキに入ります。レベル3の璃奈の対応を打つにあたって、下の対応に何が相性が良いかを挙げていきます。
簡潔に述べると、「手札が増えるクライマックス」が筆頭となります。
いくつかリストを用意したので先にそちらを貼ります。
8枝
栞子の1対応を使った8枝です。
手札確保出来る対応である上に、先述のかすみんで下の対応も引き込めるのがポイント。
山掘りと控え回収が噛み合っているため、初めて使うならこの構築からがオススメです。
扉枝
ちょっと難易度を上げたTDの歩夢を採用した形。
対応による山掘りが可能で栞子の対応よりも山の回転が早いですが、対面をリバースしたことが条件であるため、レベル1には先上がりが理想です。
パワーパンプする面としてはストックブーストが可能なエマが優秀だったため、ちょっと難易度が上がるけれど、3色の構築になります。
門枝
趣味嗜好全開でQU4RTZメンバーだけで纏めた門枝です。正直オススメはできません。
ただ実は璃奈の対応を使うにおいて、門アイコンが1番相性がいいんです。
というのも、先にターン開始時の手札コストが6枚じゃなくてもいいというのは、連続アタック中のトリガーでクライマックスが捲れたら手札が確保出来るからです。
なのでここに挙げた3つのリストも下の対応はトリガーした時に手が増えるアイコンのクライマックスを採用しています。
そして、その中でも門アイコンはトリガーした時に手札が増えるクライマックスの中で唯一ソウルアイコンが付いています。
ソウルアイコンが付いたカードをレベル3の璃奈の対応で1回目のアタックでトリガーすると、ソウルが4となり、対面がレベル3でも2回目のアタックでサイドアタックでソウル1とダメージを刻むことができるようになります。トリガーしたクライマックスはスタンド効果のコストで即座に控え室に流せるため、この両方を満たすことができます。
なので門の対応を使いたいところなのですが、下の対応は0のエマの対応しか無いため、一応形しました。
しかし、この構築にもポイントはあり、エマの対応により控え室の不要なレベル0をストックに置いていくことで、リフレッシュ後の山の0の比率を下げられます。それで武蔵ショットの打点を上げていこうというコンセプトがあります。
レベル1は対応による手札確保が無いため、場持ちの良さがピカイチのドキドキニャンニャンで手札を増やすのではなく減らさない動きをします。
かすみんの風対応が入っている理由は、ちょっと長くなりそうなので割愛します。別の記事に書けそうだったらその時にでも。
たぶんこの構築を参考にする人は居ないとは思いますが、わからんって人はとりあえず枝4門4で組んで差し支えないです。
とりあえずここではクライマックスは「手札が増えるクライマックス選びをする」「ソウルアイコンをトリガーするとサイドアタックの択が取れる」というのがポイントになります。
⑤最後に
相方のクライマックスが決まれば自ずと構築が定まってくるので、璃奈のレベル3の対応を使った構築を作る際の参考程度に。
書いている時点ではクライマックスアイコンこそ判明していませんが、虹ヶ咲第2弾のSSPで判明しているカードにも既に有力なカードが公開されています。
特にこのエマちゃんはもし門対応であれば、歩夢のリバース刺せなければいけない条件とエマの0対応で手札が増えないという課題を克服した1枚になるんじゃないかなと思います。(イベント採用しなきゃいけなくなるので構築は変わりますが。)
他にもあいりなで組めと言わんばかりの愛さんの対応もあったりと、期待が高まる一方です。
だいぶ長文となってしまいましたが、虹ヶ咲第1弾におけるりなりー構築の構築論は概ね以上となります。
第2弾が出たらまた研究していくつもりなので、纏まったらまた記事を書くと思います。
それでは〜
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