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熱中した遊び
私が子どもの頃、女の子が熱中していた遊びはゴム飛びです。当時はゴム飛び用のゴムも駄菓子屋に売られていました。
二人がゴムを持ち、肩、頭と、だんだん高くしていくのですが、ばんざいの高さまであり、それを飛んでいたのですから、今では信じられません。
ばんざいまで飛ぶと、次はどんどん低くしていきます。そして、リンボーダンスのように、のけぞってくぐっていくのです。これも、かなり低い位置でも潜(くぐ)り抜けていたのですから、当時の子どもの跳躍力と柔軟性は今よりずっと高かったのではないでしょうか。
そして、このゴム飛びのルールは、「親子」といって、年上の子と小さい子がペアになり、小さい子が飛べないときは、親がゴムを引き下げてよいことになっていました。
ゴム飛びは、思いやりや社会性を身につけることにも役立っていたようです。