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人の前で「仕事:書いたり作ったりすること」と言い出しにくい何かについて

この手の話、書き出しては消しての繰り返しなので、この記事もオープンにするかわからない。

最近、文学フリマに初出店するにあたって色んな方のアカウントを拝見したりしたんですが、ふと思ったんだよね。
職業がライターだよってオープンにしてる方、けっこういるんだなぁと。
わたしもやんわりオープンにしてるんだけど、がっつり「私はライターです」というにはちと勇気がいるのです。

キャリア的にはがっつり言っても差し支えないと思うけど・・・。
今までのことをモヤモヤと思い出すと、ためらう。

この記事はいつ消すかもわからない記事だし、端的に、具体的に言ってしまおう。

いらん攻撃や売り込み(というか便乗)を受けるからです。

制作業やって十数年。
そのうちのほとんどをフリーランスでやってる。(妊娠出産であんまり仕事してない時期もあるけど)
就職した時はライターじゃなかったから、書く仕事については独学で、コネもなし。
募集してる案件ないかな~とか、なんらかのコンペ出したり通ったりして依頼をいただいたりで、気が付けばけっこういろいろ書いてきた。
それこそキャッチコピーから脚本まで。
広告も物語も、ビジネス書もグルメ紹介も。インタビューもレポートも。
だから、なにが得意?とかどんなもの書くの?って聞かれるとめちゃ困る。

好みでいえば、イメージコピーとか空気感のあるものが好きだよ・・・。
あとアイデアをひねり出すのも好きだからクライアントワーク。縛りがあるものは楽しい。

色んな意味で、書くことと作ることは生活の一部。
本当にふつーのことなのですが、人によってはそうじゃない。そう思ってもらえない。

いらん攻撃と売り込み(便乗)は、ほぼ同じところにあって。

仕事紹介してください~

わたしのこと育ててくださいよ(笑)

あなたって本当に運がいいですよね!(棘)


紹介したらしたで
ナカノさんはもっといい仕事してますよね!?それ紹介してください!

と。
これ全部、過去に言われたことあるセリフそのままです。。。
思い出しげっそり。

書かない人からは
キャッチコピーとかアイデアって、やっぱ空から降ってくる感じなの?

と、なんかタダで書けって言われるし。
これに関しては制作業あるあるだと思う。


どうしても、こういうことを言われて消耗した記憶が引っかかってしまう。
だからイマイチ、オープンにしきれないんだよな・・・。
接客業のひとが「今日はお客さんがたくさん来て疲れたわ~」っていう感覚で「今日は原稿がいっぱいで疲れたわ~」って言いたい日もあるんだけど。

でもなぁ・・・といろいろ考えて、たいてい手が止まる。


もう、書いてるってオープンにしても大丈夫な世の中になったんでしょうか。


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ナカノヒトリ
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