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創作環境、ついでにネタが思いつく時のこと(創作TALK)

昨年の暮れ、Xで創作TALKに参加した。
画像で参加できるのほんとうにありがたい・・・!
参加したいな~って思う企画は数あれど、半分以上参加できていない私。
「テンプレ画像を使ってまとめてもいいのよ☆」って優しさがマジしみます。


でもね、他の参加者の方の投稿見てると楽しくてですね。
私ももうちょい、なんか考えようかな??って気持ちになってくる。
こんな時のためにとっておいたぜオプションテーマ。今回のオプションテーマは『創作環境』。
ぶっちゃけ、私の創作環境はものっすごいシンプルです。
たぶん3行で終わる。


執筆→パソコンとイヤホン(音楽はあってもなくてもOK)があればどこでも。
構想→紙とペンがあればどこでも。


集中力はあるほうなので、周りがどうなっていても最低限の環境があればどこでも大丈夫。
ただ、声かけられても反応しなくなるから「周りがほっといてくれる」も創作環境にいれるべきかどうか・・・というところですな。


以下、ネタが思いつく時のことを2024年に執筆した作品の話を交えつつ。



◆ネタが思いつく時のこと

ネタ探しって意識的にしたことないかもしれない。
ペーパーウェルとかテーマありきの企画に参加する時は「どうしよっかなー・・・」としばらくぼんやりして、なんとなく思いついたキーワード(単語だったり設定だったりシーンだったり。書き出しの一行だったりすることもある)からそのまま自動的に浮かんでくることが多いです。
ハイパー無意識。無意識が強すぎる。


2024年に書いた新作でいえばこんな感じ。


◇カプセルラブホテル


文学フリマ東京・岩手で頒布したブックカバーとセットの短編。(今はBOOTHのみ)

文学フリマ東京は5月の後半、岩手は6月。
ときたら・・・梅雨っぽい話を書きたいな~。

・・・よし、コインランドリーの話を書こう。


結婚前提で同棲中の「俺」が行く、深夜のコインランドリー。


「五月闇(梅雨時の、鬱蒼とした雲で空が暗くなること)」で書こうかなと思ったけど、考えているうちにシンプルになりました。
ちなみに五月闇は五月闇で書きたいなって思って、おおまかなプロットと書き出しの数枚だけべつに書いてます。こっちもいい感じに鬱々した現代小説になりそう。


◇曇天アイスコーヒー

ペーパーウェル12(テーマ:空)参加のエッセイ。
短編はなんかやたら怖い話しか思いつかなかったので、エッセイに。
※配信は終了しています。

身バレしそうなところだけぼかした実話。
あとがきに「ほぼ9割実話」って書いたけど、今読むとただの実話やこれ。
空というテーマを思った時、空を見上げたくなったあの時の気持ちを思い出して「あのことを書こう」ってなった覚えがある。

・・・今にして思うと空というよりは「宙」かもしれない。
スピリチュアルな話を熱く語る社長を前にするとそうなりますわな。


◇ディオナエア・ムスキプラ

ぺらふぇす参加の短編。
こちらは「A4に収まること」が条件でテーマは自由。
テーマが自由なものってけっこう悩みやすいので、私は季節に合わせて考えることが多いです。
この時たまたまホームセンターで食虫植物を目にしていて、購入を検討していたのだったかどうだったか。

ディオナエア・ムスキプラはハエトリソウのこと。
見た目のわりにあんまり虫を捕らない、というのを知って印象に残っていたんじゃないかと。

だけどそれがどうして、ああいう話になったのかはわからない。

冒頭だけちょっと読める当時の記事。

ハエトリソウって寒さに弱いみたいで。
わが家のハエトリソウは現在、おうちのなかでぬくぬく過ごしております。
ハエトリ部分は全部枯れちゃったので、大丈夫かな・・・復活できるかな・・・と心配。
根っこも葉っぱも生きているので、たぶん大丈夫なんだと思う。


◆ネタというか、キーワードなのか・・・?

こうしてみると、キーワード(アイテム)が決まれば物語ができるっぽいですね。
そしてキーワードと物語をつなぐ部分は、まったくの無意識で行われるので私にもよくわかりません。

自動的にイメージが出てくるというか・・・
なんかそういう感じ。

今回の短編は、いつか短編集をまたつくる時に収録したいな~。
エッセイは収録予定ないけど、季節が合いそうなイベントがあれば配布しようかな。今年だと文学フリマ岩手(6/15)あたりかなぁ。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
今年も楽しく創作活動するぞ~。

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ナカノヒトリ
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