TwitterからXへの名称変更は覚悟の表れ。社名やサービス名を変更するときのトランジションコストは馬鹿にならないが、それを捻出してでも「変わりたい」ということ。
2023年7月にTwitterからXへサービス名称が変更されました。
社名でもサービス名でも名称を変更すると、今まで使っていたものから新しいものへ変更する、いわゆるトランジションコストが大きくかかります。
そのコストを支払ってでも変更したい現状がある、ということです。
●Twitterの覚悟
このnoteでも何度も指摘しているTwitterオワコン説。
とくに4月はいつ倒産してもおかしくない、ギリギリの綱渡り状態で、従業員の70%を削減してなんとか食いつないでいます。
(Twitterを解雇された多くの人材はMetaへ転職してThreadの立ち上げに関与w)
現在もギリギリの状態は変わっていませんが、Twitterは今までのTwitterからの脱却を図っていることが、新CEOのインタビューから分かりました。
新CEO リンダ
「Twitterは表現の自由に支えられたグローバル市民の空間に甘んじていた」
「”いつもの場所”に留まり、平穏に過ごしすぎていた」
「TwitterからXへの変更は”いつもの場所”からのマインドセットをチェンジする目的がある」
このインタビューでは直接的な表現は避けていましたが、Twitterは今後スーパーアプリを目指します。
このスーパーアプリ、個人のスマホでの行動を全てX1つでできるようにする、という目論見です。
例えばこんな感じ。
Twitter+YouTube+PayPay+メルカリ+GoogleMap+インスタ+食べログ+・・・みたいな。
●日本において社名変更やサービス名変更はネガティブな理由が多い
ここから先は
849字
/
1画像
この記事のみ
¥
150
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?