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藝妓検番の高祖父について

私の戸籍上の高祖父は高々祖父の本籍のある熊本県の隣の宮崎県の色街の三業組合の藝妓検番の家に養子に出され、養子先の養父母には実子が1人もおらず、嗣養子だった高祖父が財産を全て相続し、高祖父は色街でアル中の女たらしになり、養父から継いだ身代を1代で潰しました。
高祖父の長男もアル中の色魔で、勤務先で横領事件を起こして、返金しなければ刑事告訴すると裁判所から命じられ、高祖父は娘2人を鹿児島県と大分県に芸者として身売りさせます。
身売りされた娘は私の曾祖母です。
曾祖母は大正2年に身請けされます。
身請けしたのは曾祖母と同い年で若くで家督相続した実業家の長男でした。
身請けした男が私の曾祖父です。
曾祖父の父親が明治維新の波に乗り金持ちになった実業家で人事興信録にも記載されました。
曾祖父は亡き高祖父の遺産を芸者遊びに注ぎました。
芸者は3人婚外子を産みました。
その婚外子が私の祖父です。

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