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Vol.18:「萬龍」さんとの対話

本日も「観察者ユリヤ」と電話で、その日の「九頭龍スミレ」の出来事を聞かせてもらった。これが、日課になりつつある。

ゆいレールに乗る事は、「九頭龍スミレ」にとっては龍に乗ってる事になるらしく、往復を繰り返し、情報収集してるという。ゆいレールのルートは、龍脈に沿って作られている可能性もありそうだ。
安里あたりで、琉球王国の国王が話しかけてきたという。だが、昔の話口調らしく、何言ってるか分からないらしい。今のところ何代目の誰なのかは分からないようだ。いずれはっきりしてくるのかも知れない。

そんな話を聞いていると、「観察者ユリヤ」は
「今、我々の会話を「萬龍」さんが聞いてるよ。」
というので、ぜひ「萬龍」さんと話したい、と、取り次いでもらった。

明治時代の芸妓さんで、建築家・岡田信一郎さんの奥さんであった「萬龍」さんですか?と聞くと、そうです。という事だった。岡田さんの仕事のお手伝いもしていたとWikipediaに書いてあったので、当時で言えば、図面の青焼きの手伝いとかしてたんでしょうね、と聞くと、そう、あれってアンモニア臭が強いのよね、との事。岡田さんの作品を私も見学に行きましたよ、と伝えると、とても喜んでいるらしい。
これは、もう、「萬龍」さんご本人で「確定」でいいだろう。

美人絵葉書のモデルとして人気だった「萬龍」さん。当時の芸妓さんという存在は、今で言えば、歌って踊るアイドルと同じらしい。もう、トップアイドルかトップスター。「萬龍」さんは、安室ちゃんクラスと考えてもいいだろう。

そんな「萬龍」さん。大抜擢のヘッドハンティングをされての今のお役らしい。
こんな直近の方が、このようなお役につくのは滅多にない事らしい。
人々を癒すエネルギーが素晴らしい、という事のようだ。

明日、「九頭龍スミレ」に会うので、また、その時にお会いしましょうという感じで、最初の対話は終了した。

私の52年の人生において、なかなかインパクトの強い体験である。

続く。

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虹の森の国
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