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Vol.83:「農水苑・虹」の前田さんが観る宇宙

「光之塔ミエコ」に教えてもらった「農水苑・虹」をふらっとたづねて見た。
その日はあいにく、息子さん1人であったが、息子さんがぐるっと農園を案内してくれた。

養鶏場、サトウキビ畑、サンゴ黒糖の工房、野菜畑、古代麦畑。
ありとあらゆる農作物があった。ショップや集会所もある。
サンゴ黒糖、卵、豆腐、味噌などを買い求めた。
有機農法やオリジナル加工品の宝庫であると感じた。

後日、ビーガンランチ会に参加する。
そこで、ようやく農園の主である前田さんと対面出来た。

参加メンバーは、常連メンバーであり、その中に「尚真王ユウイチ」もいた。皆静かだったので、私がMCとなり、食事しながら、前田さんに多くの話題や質問を振る。

私の話を面白がってくれたようで、食後も、前田さんを囲み、私と「尚真王ユウイチ」の3人でトークは続いた。

「尚真王ユウイチ」がガッテン農法の三浦さん考案の最新型ネジネジを取り出し、前田さんに見せる。差し上げますので試してみませんか?くらいのノリだったと思う。

ネジネジは、私も、「光之塔ミエコ」に誘われて、浜比嘉島の古民家でのワークショップに参加して作った事がある。稲藁で作ったネジネジを畑に埋めるというシンプルな手法で、土が柔らかくなる。つまり活性化するというものである。
自然農法家達の間でネジネジは広まっていた。農園を持っていれば、実験的に試して見たくなるシロモノであった。

前田さんは初めて見るネジネジを手に取り「尚真王ユウイチ」からネジネジの概略を聞く。ふむふむと言って聞き入っていたが、優しい笑顔で、スッと「尚真王ユウイチ」に戻すのだ。

「これは三浦さんが降ろした宇宙由来の何物かであり、素晴らしいものだろうと思うが、私には必要ない。なぜならば、私は私の宇宙とすでに繋がっているから。私がこのネジネジに興味を持つという事は、自分自身の宇宙への信頼が弱まる事になる。であるから、私には必要ない」

見事だと思った。

前田さんはアナスタシアのシリーズ本を愛読している。アナスタシアの世界観がもっともしっくりくるようだ。ショップの本棚にはいろんな興味深い書籍がならんでいる。

その後、前田さんと一緒に、脱走したヤギを探し回ったり、ニワトリ小屋に飼育を委託してる家族が自分達のニワトリを見に来たりしている姿などを見る。アナスタシアの世界観が展開してるように思えた。

前田さんに「農水苑・虹」という名前の「虹」とつけた理由を聞きたくなり、問うて見た。前田さん曰く、ほんとは「丸にチョン」の記号をつけたかったが、宗教感が強すぎるかもと思い、では、「丸のチョン」は龍の事、龍は虹という事。それで「虹」とつけたという。「丸にチョン」の記号は日月神示などでも使われている根元の神のマーク。艮の金神、国之常立神である。
国之常立神は龍のボスとされており、龍が空に駆け上り虹という現象を現す瞬間を何度か目撃した事がある私にとって、この説明はスッと腑に落ちるのだ。

そして、五感を整えると、第六感が養われ、その先に「神感」のような物につながるんだよ、という。マークタイラーが言っている事と一致するのだ。

前田さんは、神に呼ばれたからとあちこち動き回るスピリチュアルな人々に優しく諭す。操り人形になってはいけない。外に真理はなく、自分の中にあるのだと。前田さんもそのような時期があったのかもしれないが、何処かのタイミングで悟りを得たのだと思う。

噂によると、奇跡のリンゴの木村さんが世界の100人にセレクトされたとき、いやいや、私より凄いのは前田さんだと言ったという。そして、その前田さんは、いやいや、私より凄いのは「聖樹フミコ」さんだよ、と言ったらしい。その「聖樹フミコ」の元には、ホピ族の長老もたづねてきたという。

素晴らしい方に出会えたなと思う。沖縄の宝のような方だと思う。

続く。

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虹の森の国
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