「三伝」の省察ー例1
年月日の干支を総称して「三伝」といいます.
年支については破や空亡などの独自作用は国運以外考慮しません.
日常の占いにはもっぱら日辰月建を重要なものとします.
例1(用神が月臨となり強い場合)
・病気になった.病院の良否を占う.
亥月辛酉日(子丑)
得卦:地山謙不変
‥ 酉(兄弟)
‥ 亥(子孫):〈世爻〉
‥ 丑(父母)
— 申(兄弟)
‥ 午(官鬼):〈応爻〉〔伏神/卯(妻財)〕
‥ 辰(父母)
世爻に用神が臨み、原神の兄弟:酉が日辰に値って発動の作用となっています.
この病院にかかって良いと判断できます.