生まれ日の星〜命式の本当の意味
これまでたくさんの方と出会い生まれ星とは何か、研究してきました。
端的に結論から申し上げると
「星」とは、陰陽五行の気のエネルギーが作動することで生まれる
思考回路
感情のメカニズム
であります。ここに着目することが、極めて重要です。
人は、外界と呼吸で気を通じ合っております。
そこから主に、視界をフィールドにしている意識の志向性により心の世界が再構築(=内在化:イメージ)されます。
生きる上でのこの時々の作用の仕方、思考回路と感情のメカニズムが命式(=生まれ星)に示されています。
「外界からの刺激」(=入力)に対して心を形成している意識の志向性を通過し「反応」(=出力)しようとする感情と思考のメカニズムである、これが命式(=生まれ星)の定義になります。
従いまして、この感情と思考回路を、ひとつの道具としてどのように操作するかという問題が残ります。
この問題こそ、「たましい(=魂)」のありかと言うことができ
先に挙げた「志向性」に係るものです。
よく、「同じ生年月日で違う生き方が出てきて、運命も異なるじゃない、だから星占いなんて当てにならない」と思われるのが当たり前の常識なんだと思います。何より私自身が、そう思っていました。
しかし、星の持つメカニズムを無意識的であるけれど
『どのように扱うのか』
つまり、与えられた縁(=環境)に対し、その魂の志向性により解釈が異なり対処の仕方が違ってくるわけで、その決断の連続から生まれる、その結果が大きな人生の差につながっていきます。
鑑定では、こうした差異を明確にし、
その差異の幅を想定した上で
可能性の余地を探って
未来への処方箋をシュミレーションし提案していきます。
現実の生き方を問診し
星の持つメカニズムに乗っかってくる
「たましい(=魂)のありか」を特定できなければ
本物の鑑定になりません。
これが、「未来予想図」としての青写真になります。
同じ生年月日でも、その星のコントロールの仕方次第で大きく人生が変わること、その時、その人の奥深い感情にフォーカスして思い残すことのないような選択肢を掴み取ること、
この時に目的に合わせた意識の保ち方と心の使い方に合わせた具体的な結果の内容とその時期について妥当な検討を立てていく推理法。
これが僕の「四柱推命学」です。
魂の成長の方向を見据えて、今の心の歪みや凝りを解きほぐせる「精神の医者」をめざしましょう。