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没・サブカルチャー
久々にAwesome Citiy Clubのアウトサイダーを聴いている。大学2年であった2015年頃に心酔するほど好きだった。確かその年のベイキャンプで見てからファンになったんだっけな。
大学時代に使っていたTwitterのアカウントに入ってみると、オーサムを聞き始めた頃の僕が「アウェサム良すぎる~~~。ありがと~~~。」と呟いていた。
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キャーーーーーッッ!
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ごめんなさい。僕の中のトムブラウン布川ひろきが出てきてしまいました。
めちゃくちゃイキってるし、思いっきり読み方間違えてるしで最悪だなコリャ
この際、正直に言うけどあの頃の僕は所謂「サブカルワナビー」であった。
「サブカルワナビー」とは、あるサブカルチャー的コンテンツに心酔している風に見せてはいるが実際にお金を落としたりはせず、マウントを取るために知識だけを武装し他のコンテンツをこき下ろしたりする存在を揶揄した非常にイヤ~な言葉であるが、当時の僕は完全にそれであった。
もっとも、上記のツイートにも「ワイ、こんなにサブカルチャーでオサレな曲聞いてますねん。どや?他にもオススメの曲聞いてくれてもええねんで?」という力強い意思が込められている。友達が極端に少なかった理由がうかがえる。
そんな激イタ最盛時代から6年が経ち、僕も一般企業に就職し、人並みに働いて人並みの給料を貰っている。当時あんなに好きだった音楽も今ではほとんど聞いていない。ライブハウスで顔を合わせては「アゥィ~ッス!」といってモスコミュールを乾杯していたネットの友達とも疎遠になった。一方で、ラジオや映画や舞台が好きになったりしていて、相変わらずカルチャーに関心はある。そんな僕がここで一つ宣言をします。
「サブカルチャー」とか「サブカルワナビー」という言葉を埋没します!!!!!!!!
だって、好きなものや心が動いた瞬間を言語化したり、誰かと共有することは絶対いいことなのに「サブカルチャーが好きな自分が好きなんでしょ?」って思われているかもしれない恐怖、邪魔すぎるんだもん~
『花束みたいな恋をした』を観てそんなことを思った。
あとアレだな。TOHOシネマズの半券、栞に使うにはペラペラ過ぎるな
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