【広告論】有料のチラシと無料のチラシ
チラシを人に頼みたい時こんな事意識してるといいかもねーって話です。
以前こんなことがありました。
地元に自主映画好きの団体がありました。その団体がイベントをするので私にチラシを作って欲しいとお願いされました。
チラシを作るにあたりその担当の方と打ち合わせをしたのですがそこで私が怒った出来事があります。
それは先方の一言です。
「私たちは好きでやってる、無料で活動してる。だからチラシにお金を払いたくない。」
#いや知らんがな
物凄い事言うなと思いました。
なのでこう返しました。
「私は好きでやってるわけではないので無料では出来ません。お引き取り下さい。」
それはそうですよね。
値段交渉するならまだしも
無料にして当たり前だ!
みたいに来られたら
断るしかないです。
結局は代金いただける事になったのですが、こんなこともあったので制作意欲も湧かず楽しくありませんでした。
そして返却物を返さないなどのトラブルもありその方とは関係を絶たせて頂きました。
#完全なるテイカー
そして今日、私の友人で同じデザイン学校を卒業してる方がSNSである投稿をしていました。
パソコンの画面を撮影したものが投稿されており、真っ白で何もまだ手をつけてない状態のイラストレータを起動してる写真で
「簡単にすぐできると思われる。
どんだけ時間を使ってるかなんて
わからないんだろうな。」
と投稿されてました。
めちゃくちゃこの気持ち分かるんです。
チラシって作ろうと思えば誰でも作れる物なんです。
だからイメージ持てないのかもしれませんがそれなりに時間を要します。
パソコンで1時間くらいでチョチョイとできるでしょ?
そんなわけはありません。
パソコンに向かう前にチラシに入れる材料を揃え、レイアウトを考え構造しっかり固めて、パソコンに向かって実際に作る作業をし、出来上がったものを確認したりとそれなりに時間を要するものなのです。
ですので「簡単にできるできるでしょ」みたいな形でチラシをお願いするのはお勧めできません。
#ちゃぶ台ひっくり返すぞ
ですのでチラシに限った話ではありませんが、モノづくりを頼むのであれば横柄な態度は取らず謙虚に、金額交渉または対価交渉をしてあげてください。
対価を支払わないとチラシは作ってもらえないのか、と言うと無料になる場合もあります。
それは何かと言いますと
作り手が
依頼人のファンである、
依頼人のやっているイベントを応援している。
依頼人のチームに加わっている。
です。
ファンの人やイベントを応援していたらむしろこっちから協力させてよ!ってなります。
イベントにチームとして参加してたら目指してる物が一緒なので無料でも頑張ります。
先日チラシ作成のお願いをされました。
私が応援してるイベントでもありましたし、共通のグループに所属してる仲間でもありましたので秒で引き受けました。
金曜の朝5時に依頼のメッセージを受け取り確認してやりとりし、日中本業しながら構図を考え、夜子供を寝かした後に制作作業に取り掛かり印刷して仕上がりチェックし3時にはデータを送信しました。
#爆速作成
ファンだと頑張れるんですよね。
そして無料ですがリターンはしっかり貰っております。
それは「感謝と自分の作成物がSNSで多くの人に目に止まる」です。
褒められたい病、又の名を「福田吉兆病」を患っている私
#福田吉兆
#スラムダンクを読もう
#もっと褒めてくれ
褒められる事が喜びなんですよね
・素敵でびっくりしました
・最高です
・神様です
#新世界の神になる
#デスノートを読もう
こんだけ褒められたらやった甲斐があったなとおもいます。
そして作ったチラシはイベントのFacebookグループやInstagramに共有され、チラシは方々に貼られたりします。
作成物が人の目に止まる事でいくらか評価も頂けます。
しっかりとリターン受け取ってるんですね。
そして自分が携わったイベントなのでお金払って行くと思います。
無料でチラシをお願いするのであればファンになってもらうか、仲間に引き入れるか。
そうでなければ金額交渉または対価交渉をして依頼してあげてください。
初めから無料で作ってくれという態度は取らずに謙虚な姿勢と感謝の気持ちがあれば結構サービスしてくれるかもしれませんよ?(人によるけど)
現場からは以上でーす。