焼き菓子配りおじさんとして生きる
私は普段東京ではないところに住んでいて、住んでいる街やその近辺には焼き菓子&ケーキ屋、パン屋が多くあり、目の肥えた顧客が多いせいか、どこの店もクオリティーはおしなべて高い (なかには残念ながら、フリマアプリで焼き菓子が転売されているお店もあるほど・・)。
私が引っ越しの際にこの街を選んだ理由も、パンや焼き菓子がおいしいからであった。実際に引っ越してから、一人暮らしながら月に15,000円以上はパンや焼き菓子にお金をいれあげ、私の胃袋は大きくなり、財布は小さくなっていく。堀江貴文さんがかかわるパン屋で「小麦の奴隷」という店があるが、まさに私のことを指しているのだろう。
私はこの地域のおいしいパンや焼き菓子をどうしても周囲にも広めたくて、カジュアルに配りまくっている。パンは日持ちしないので、さすがになかなか配らないが、焼き菓子は日持ちもするし、もらって嫌な人は少ないので、焼き菓子を中心に配りまくっている。現在月1の頻度で東京に遊びに行っているのだが、ここが絶好の機会で、大体会う人には(作ってないけど)自慢の焼き菓子を配っている。月によって焼き菓子の店も変えて、店のバラエティー豊かなんだぞ!とこっそりアピール。
そして配る時はキラーフレーズ
「デパ地下が霞むと思うよ!甘いものが欲しい時に食べてみて」
を添えて渡す。ちょっとハードル上げすぎじゃないかと思うかもしれないが、たまに頂戴する食後レビューにおいて言い過ぎではないと思っている。そのレビューをもらったときに、たいてい心でガッツポーズ。
誰にも頼まれることなくやっているこの焼き菓子配りであるが、もう複数回もらっている人も出てきている。その状況下で今日気づいたことがある。これ毎度配ってたら裏でステラおじさんって呼ばれるんじゃない?ということだ。
平日はバリバリ仕事し、休日はステラおじさんとして焼き菓子を配る。このオンオフの切り替えが素敵やん。私はまた理想のアラフォーに近づくと思う。さ、丸メガネとアメリカンな調理服買ってくるかな。。