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あなたはなぜ、東京で消耗しているのか?

インフルエンサーのイケダハヤトさんが、『まだ東京で消耗してるの?』という本を出版したのが2016年。


その時は、
「東京で消耗?www 何言ってんの??www 東京暮らしは情報が最先端だし、優秀な人が多いし、大企業や有名大学がたくさんあるので、東京で消耗するなんてありえないっしょwww」
という人が多かったように思います。

時が経過し2022年。
あなたは東京で消耗せずに生活できているでしょうか?
満員電車に、家賃コストの高い住宅、汚い空気、人の多さ…。
そのような不快要素に苦しめられていませんか?

住む場所を変えれば、それらのストレスから解消されるのにもかかわらず、それなのに、あなたはなぜ、東京で消耗しているのでしょうか。

東京で消耗してしまう原因

満員電車で消耗

東京の代名詞と言えば、満員電車。
首都圏に住み、都心に通勤をするとなると、大部分の人が避けては通れないものとなっています。

今はリモートワークの拡大などで満員電車に乗る人は以前よりも少なくなったと思いますが、それでも大多数の人は週5日満員電車に乗るという生活を送っているでしょう。

満員電車…これは狂気以外のなにものでもありません。
こんなのにほぼ毎日乗っていたら、心身共に大きなダメージを受けてしまいます。

あるデータによると、満員電車に乗っている時のストレスは、戦場にいる兵士がかかるストレスと同じぐらいのレベルだそうです。

https://www.rakumachi.jp/news/column/131816

もう満員電車に乗るということ自体、あり得ないんですよ。
完全に、「東京でサラリーマンをやっているのだから、満員電車に乗るのが当たり前」という思考回路ができてしまっていて、イヤなことから逃げるという選択肢が取れなくなっている。

そういうと、「満員電車に乗るサラリーマンをバカにするな!!彼らのおかげで日本の経済が回っているんだ!!」とヌカす人間がいますが、「いや!経済を回していないから、今日本が衰退しているんだろうが!」と言いたくなってしまいます。
(日本経済衰退の原因は、既得権益を貪る老害どもと、その味方をする政治家のせいだと思いますが)

他にも、「満員電車では適度にストレスがかかり、勉強や読書に集中できる!!家だと誘惑が多く、集中できない」と言う人がいますが、絶対家の方が集中できるだろう笑!!!

私も約9年東京に住んでいたので、わかりますが、満員電車は「適度」ではなく過剰なストレスがかかり、読書や勉強どころではなく、なぜか周囲の人間をぶっ〇ろしたくなる感情になります。
そもそも満員電車でしか読書や勉強をする時間がないってそっちのほうがやばくないか…!?

そんな、満員電車にあなたはなぜ、消耗しているのでしょうか?

人の多さに消耗

東京は、狭い土地でありながら、人がめちゃくちゃ多い。
パリピは人の多さがあまり気にならないかもしれませんが、多くの人はかなりストレスにいなっているのではないでしょうか。

私は東京に住んでいた時に、人の多さに消耗していました。
狭い空間で、大量の人間が歩きスマホをして、ちんたらちんたら歩きスマホをするもんだから、日常的に、「ああ…背後から蹴り飛ばしてぇぇ」と衝動に駆られていました。
あいつら、相手がよけてくれると思っているので、直進してくるんですよね…。
マジでうぜぇ…。

現在住んでいる札幌でも歩きスマホをしている人はいるのですが、それでも人が少ないこと、空間が広いこと、街並みがきれいなことから、あまりイラつかないんですよね。

どこもかしこも人人人だと、日常的に心が安らぐことがないですし、せっかくリフレッシュしようと新宿や池袋に行っても、人の多さにゲンナリしてしまいます。

人との関わりは大事だと思いますが、多すぎると、ストレスがたまり消耗してしまいます。

あなたは、なぜ人の多さに消耗しているのでしょうか?

住宅コストの高さに消耗

東京のアパートやマンションは本当に家賃が高い。
都心で1Kセパレート南向き日当たり良好駅チカの物件を探そうとすると、だいたい家賃が10万円前後します。
高すぎる…。

生活費が家賃で持っていかれるのは、一人暮らしの人にとってはかなりキツイのではないでしょうか。
それに今の日本社会は、給料が上がりずらくなっているので、東京で暮らすとなると、まったく貯金ができなくなります。

「じゃあ、東京の郊外や千葉神奈川埼玉など、家賃相場が低い地域に暮らせば良いだろう!」と思う人もいるかもしれませんが、そうなると、通勤時間が長くなるという問題が生じるのです。

都心に住んでも、郊外に住んでも、ストレスがつきまとう。
あなたはなぜ、高い家賃の物件で消耗しているのでしょうか?

夏の暑さに消耗

夏が暑いというのは、全国どこでも同じようなものですが、東京は体感温度がめちゃくちゃ暑いように思います。

なぜなら、コンクリートや人間が多すぎるから。
そして湿度がかなり高い。
コンクリート多すぎ、人多すぎ、湿度高すぎなので、夏は他の地域に比べてかなり暑いと思います。

特に満員電車に乗る時はマジで地獄。
外はクソ暑いのに、電車内はやばいぐらいに冷房が効いているので、寒いんですよね。
そのような環境でスーツだと、もう阿鼻叫喚。
寒暖差が激しいので、体調を崩しやすくなります。

したがって、東京で会社勤めをして、通勤をするという生活を送ると、特に夏は体調を壊しやすくなる傾向があります。

あなたはなぜ、夏の暑さに消耗しているのでしょうか?

無駄に人脈が広がりすぎて消耗

東京は良くも悪くも、人との交流が多く、人脈が広がりやすくなります。
自分と性格が合い、利害関係的にもマッチする人ならば、良いですが、中にはただ、刹那的に楽しみたい、無駄に人と関わりウェイウェイwwしたい人もいるので、そういう人と交友関係を築いてしまったら、マジで厄介。

自分と合わないウェイウェイww系な人との関わりを作ってしまうと、自分の時間がなくなってしまいます。
そして飲み代などの出費も高くつく。
そうなってしまうと、自分自身が楽しむ時間が少なくなってしまい、QOLが爆下がりしてしまいます。

人との関わりは大事ですが、人脈が増えすぎてしまうと、自分の時間がなくなり、時間も金もなくなってしまいます。

パリピはそれでも楽しいかもしれませんが、あまりワイワイ盛り上がるのが好きではない人にとっては、かなりしんどいものになってしまいます。

あなたはなぜ、人脈に振り回され、消耗しているのでしょうか?

東京で消耗しない方法

「トカイナカ」に住み、リモートワークができる環境にする

これまでは、なぜ、東京で消耗し続けているのか疑問を投げかけてきましたが、そうは言っても東京暮らしから離れることができない人が多いというのが現状だと思います。

東京は確かに、生活面ではストレスがかかることが多いですが、なんだかんだいって、経済文化芸能の中心地であるので、魅力的ではあるんですよね。

東京で消耗するのは、イヤ。でも東京にいることのメリットは享受したいという人は、「トカイナカ」に住んでみてはどうでしょうか。
「トカイナカ」とは、都会と田舎の中間を表す地域であり、東京・千葉・神奈川・埼玉の郊外などを指します。

首都圏でも、郊外に暮らせば、住宅コストが下がりますし、人が多い問題からも解放されるので、ライフスタイルはかなり良くなると思います。
首都圏内に住んでいるので、いつでも電車で東京都心にアクセスすることもできる。

したがって、「トカイナカ」に住めば、東京を離れずとも、東京で消耗することがなくなります。
行きたい時にいつでも東京に行ける
でも、住んでいる場所はストレスがかからない首都圏郊外。
これが理想的なのではないでしょうか。

ただ、「トカイナカ」で充実した生活を送るためには、クリアしなければいけない課題があります。
それが、働く環境です。
「トカイナカ」に住んだものの、会社に通勤しなければいけないとなると、最初の方でも述べましたが、満員電車で消耗することになってしまいます。

それでは、「トカイナカ」に引っ越した意味がありません。
なので、満員電車に乗らず、日常的に東京都心へ行かなくてもいいようにリモートワークができる環境にしておきましょう。
職業や職種によってリモートワークを実現するハードルの高さは異なりますが、できる限り通勤をしなくてもいいような生活を送れるようにする必要があります。

「トカイナカ」」に移住というのが、東京暮らしのストレスを緩和する方法としては、最適なのではないかと思います。

地方都市に暮らす

東京で消耗しないもう1つの手段は、思い切って首都圏以外の地方都市(札幌や名古屋、仙台、福岡)などに暮らすというのがあります。
地方都市に暮らすことで、東京暮らしのストレスがなくなるだけでなく、全く新しい環境に暮らすことで、これまでとは全く異なる人生を送ることができます。

東京に住んでいた時の忙しさがなくなり、時間に追われる生活もなくなる。
そして、生活にもかなり余裕ができて、家族と関わる時間が増え、車に乗って出かける、みたいな東京に住んでいた時とは異なる新鮮な生活を送ることができるようにもなるでしょう。

ただ、東京とは全く異なる環境に暮らすというのは、人によってはかえってストレスが増えるというリスクもあります。
地方都市は、住む地域によっては交通網が発達していなく、車移動が必須であったり、アーティストのライブなどが首都圏よりも少なかったりと、地方暮らしにもそれなりのデメリットがあります。

なので、いっそのこと東京から離れ、地方都市に暮らす場合は、入念にその地域にことを調べるか、短期移住をしてみて、どういう生活になるのかをある程度知っておく必要があるでしょう。

と、少々地方都市についてはネガティブなことを書いてしまいましたが、東京特有の忙しさに追われなくなる、住宅コストに生活費を持っていかれなくなる、落ち着いて生活することができるという点では大きなメリットになります。

自分が何を求めているのかを深く考えて、決断しましょう。

まとめ

あなたはなぜ、東京で消耗し続けているのでしょうか。
満員電車に乗り続け、人の多さに辟易し、せまいマンションに住み、夏の暑さにイラつき、無駄に人脈が広がり、わけのわからないウェイウェイwwとお酒を飲む…。
そんな生活を送っていたら、人間らしさを失います。

もし、東京暮らしに限界を感じているのなら、「トカイナカ」に住み、リモートワークをする生活に変えるか、地方都市に暮らすか、どちらかの決断を下したほうがいいでしょう。

我慢は美徳ではないのです。
辛いことに耐え続けても、辛いだけで、現状は変わりません。

環境を変え、人生を変えていきましょう。

以上です。

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