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金は貯めるよりも使ったほうがいい

日本人は金を使うことよりも貯金することを重要視する傾向があります。
実際、どれぐらい金を使ったかという話題よりもどれぐらい金を持っているかについての話題の方に興味関心を持つ人は多いように思います。

最近ではFIREなるものが流行っていて、若いうちにとっとと稼いで、労働をリタイアするという人が増えていますよね。

まあFIREの流行からも、日本人は本当に金を貯めるのが好きなんだなぁということがわかります。
 
でも、私は、金は貯めるよりも使ったほうが良いと考えます
金を使うことで旅行へ行けたり、受けたいサービスを享受でき、新たな経験を得ることができるようになります。

海外へ行ったことのない人が金を使うことで、海外へ行ったならば、自分が今まで知らなかったことを知ることができるようになるでしょう。
飛行機でファーストクラスに乗るという経験をすれば、ファーストクラスとは一体どういうものか?ということがわかります。 

また自己投資に金を使えば、自分の収入が結果として増える可能性もありますし、それに伴い、新しい人間関係を築くことができるかもしれません。
このように、お金を使うことで、新たな価値・経験を得ることができるようになるのです。

お金を使うことは、自分に加えて、経済全体にも良い影響を与えます。
自分がある商品を購入すれば、それを販売している店は潤いますし、店の経済が良くなることによって従業員に給料として還元することができるようになります。
つまり自分にとっても他者にとっても良いことなのです。

それにもかかわらず、頑なに貯金をし続ければ、いつまでたっても現実は変わりませんし、国内・国外の経済も良くならないでしょう。
日本がオワコン化しているのは、仕事の生産性などの問題もあると思いますが、突き詰めると、日本人の「貯金教」の信仰が異常なほどに強いからだと感じます。

少しでも金を残しておきたいがゆえに、「安くて良いもの」を求めるようになる。
商品やサービスを提供する側もそのニーズを満たすために、労働者を犠牲にする。
かくして、ブラック企業が量産され続ける。
でも、経済が良くならない、という悪循環に陥っている。
それが今の日本なのではないでしょうか。

お金を使うことで、自分だけでなく、経済全体も豊かになります。
自分がやりたいこと、欲しいものがあれば、ぜひ使っていきましょう。
そうすることで、人間や組織が豊かになるのです。

以上

 
 
 

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