グレイモヤ2024/5/6
※注
お笑いとかなんなのかよくわかってないお笑いライブ初心者の感想書き殴り
サツマカワRPGのネタが一番好きだった.行ってよかったと思った.あんなん笑うしかないじゃんって感じの狡さがあった.会場全体が沸いてたから滅茶苦茶気持ちよかった.会場の空気とか観客席とか照明とかそういうのを全部が味方につけて笑いが起こってて最高だった.
雑感
すっごい当たり前のことだけど100個ネタがあったらお前にも1個刺さるかもしれないよな.
自分がお笑いライブに行くって過去の自分に言ってもたぶん信じてくれないからこれを書くんだけど.
お笑いってだけでなんかちょっと敬遠してて,私が映画とか本とか大好きな社不だったからお笑いってなんかちょっと自分の好みとはズレたジャンルで.テレビで漫才とかちょこちょこ見たことあるけど別に自分に刺さんなかったからお笑いってこういう声の大きくてリアクションが大きい系で笑える人のためのものなのかなって思っていて.当然そうじゃないからこれはただの偏見なんだけど.お笑いってだけジャンルで一括りにしてしまって食わず嫌いしていてすっごく勿体なかった.
当たり前だけどお笑いって人がやってて,お笑いって人が作ってきた歴史で.「お笑い」って名前を付けたテレビとかYoutubeとかラジオとか劇場とかいう箱の中にいろんな芸人が出たり入ったりして作ってきた歴史で.たまたま生まれた天才が作ったお笑いの世界観が多くの人に受けたときにそれがちょっとその時代の主だったジャンルになる.それが繰り返されてきた歴史で.つまるところ音楽とか映画とかと同じで誰かが作りたいものを届けて来るのだから無限の多様性がそこにはある.笑わせたいっていう根底は同じだけど異端な天才も凡人もどこかにいたはずでそういう人たちを切り捨てて語ると歴史全体がすごくつまらなくなる.
私みたいなテレビでしかお笑いに触れないようなやつにも届くメジャーなネタが自分に刺さんないからって他のお笑いも全てそうって思うのは当然違って,ぜんぜんそうじゃなくていろんなジャンルのお笑いがあって,全員が同じ方向で笑わせようって思ってやってるわけじゃなくて,いろんな方向性が当然あるから,どこかのマイナーな芸人のネタが無茶苦茶刺さるかもしれない.お笑いの一部の有名なやつがただ消化されてるのを傍で眺めてるんじゃなくて、ちょっとyoutubeで動画見たりとかそういうのでいいから何か刺さるものを探してみたほうがきっと楽しい.
わたしはお笑い詳しくないくせにグレイモヤに行ったから半分以上知らない芸人だったけど無茶苦茶面白かった.
サツマカワめちゃくちゃに面白かった
これがいいたいから久々にnote書いた.どんなネタだったか忘れてしまってもあの暗転の高揚感はずっと思い出せるんだと思う.
何かが起こった後の暗転した真っ暗な情報量のない画面で爆発して笑いが起こるのがこんなに気持ちいいのかと思った.シンプルが故に客席全員が理解できるし,暗転してる時の方が面白いのあまりにずるい.
こういうメタを利用したリアルとネタの境界を曖昧にする禁じ手みたいなネタすき.
サスペンダーズもダウも真空ジェシカも面白かった.
滅相も無いっていうドラマにパイプ椅子で電車を表現するシーンが出て来て,こういうシーンを真面目な顔して見れんくなった.悔しいけどこういう生活の中にお笑いが入ってくるのがちょっと嬉しい
現地
となりに座ってた人が結構声出して笑ってくれるタイプだったのですごくよかったありがたい.