マイストーリー②
今の活動状況
書道師範、筆耕士として外への活動は
・名古屋駅、一宮駅でのペン字・筆ペン教室
・こども書道教室
・カルチャーセンターでこども書道教室、おとなのペン字・筆ペン教室
・生涯学習センターでの美文字レッスン
・企業・大学・集客のための美文字セミナーなどを行なっています。
・今までの生徒さんは重複なしで500人を超えました。
突然 筆耕士になる
こんなにもたくさんの仕事を任せてもらえるようになったのは実は筆耕の仕事をしていたからなのです。
筆耕士は誰が見てもきれいな楷書を書くのが仕事です。
表彰状や感謝状・卒業証書や総会の式次第などを書きます。
そもそもなぜ私が筆耕士をしているのか。
それは10年前筆耕の仕事をしていた父が亡くなったからです。
父は普通のサラリーマンでしてた。
その父が退職後どこからか探してきてやっていたのが筆耕だったのです。
父はとても字がうまく、こういう字を書けば仕事ももらえるよね。と思える実力でした。
他はともかくこれだけは敵わない、尊敬できるところでした。
たまに頼まれて筆耕後間違っていないか名前のチェックをしたり父の仕事を見たり聞いたり少しだけ字の練習をしたり、その程度でした。
その父が亡くなり、取引先の人からやってもらえないかと声がかかったのです。
その頃の私は「定年までいてください。」と言われた派遣をリーマンショックの影響で首になり何もしていませんでした。
もし派遣で勤めていたら断っていたかもしれない筆耕の仕事。
ここから流れはすでに始まっていたのかもしれません。
そういうこともあり私は父の後を引き継ぐことにしました。
父から言われたことで覚えていることは一つだけありました。
「字を右上がりに書くな」これはよく注意されました。
それだけを守り、最初は下書きを書いていきます。
字は必ず上達する!
でも下書きを書いも書いてもうまくいかずこの仕事の難しさを痛感しました。
なんでうまく見えないんだろう。
この字はどう書けばうまく見えるんだろう。
一字一字は悪くないのに全体で見るとなぜまとまってないんだろう。
字のコツを研究し、練習に練習を重ねなんとか自分の思い通りの字が書けるようになったのはほぼ毎日書き続け3〜4年たったころでした。
私は自分の経験を通し字は練習すれば必ずうまくなる!ということを学びました。
だから字がうまく書けなくて悩んでいる人に、必ずうまく書けるようになるので諦めないで欲しいと言いたいです。
そしてうまく見えるためにどうしたらいいかというコツを伝えたいと大きく思うようになりました。
だから今こうしてこども、おとな関係なく全力でコツを伝えて続けているのです。
マイストーリー完結編「手書き文字のこれから」は続く
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