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いったい大人がどうしたら アニメを楽しむことができるというのか? その1

この記事はアニメや映画をあまり見ない人の為に記載しております。

大人がアニメを見て何が楽しいのか?あらゆるジャンルに分け隔てなく大人が楽しむ方法があるのか?

それがあるんです! 

大人であるからこそ可能なテクニックというかコツがあります。そんな難しいことしたくないよ~というあなた!

簡単です!必要なのは心構えです!

結論としては、興味のある所だけを深く注目して面白がるという事と、自分にとって不要な要素はスルーしましょうという事です。

例えば、ハリウッド映画のスーパーヒーローが派手な色の全身タイツを着て銃を使わずに超能力で悪者を倒していますが、超能力はともかく、現実にあんな派手なタイツを履いた人が町を闊歩して暴れていたら非現実過ぎてユニクロで服を買ってあげたくなりませんか?(※私は派手なタイツがカッコいい派です!(何の宣言なのか?))


でも、観客はあえてそこは深く考えないようにして、リアルなアクションシーンやアメリカのリアルな政治問題だったりにフォーカスして面白がることを多くの人が自然にしています。それは特殊な事ではなく、世界中の皆が今や普通にやっていますし、お金を払って大満足しているのです。因みにシリーズもので世界中で大ヒットしている映画です。

これは、原作がアメリカ発の少年コミックを実写化した企画ものであるため、可能な限り大金を投じて最先端の技術を駆使してリアルを目指した派手な戦闘を繰り広げる全身タイツマンが出来上がるのです。

では、全身タイツマンがZARAやユニクロの服を着て戦ったらどうでしょうか?とてもリアルですが、それはもはや原作から別ものですよね?そして、ワクワクしますか? また、見た目が地味で町のエキストラの人達に埋没していましますよね?(それはそれで新しいですが)

つまり、自然で間違いの無いことが正解とも限らないのです、アニメも映画も不自然だとしても、派手だったり楽しいが正解なのです。ドキュメンタリータッチの映画のような、例外もありますけども。

現実には超能力すらありませんが、あったと仮定して、その超能力で敵を倒す主人公たちは面白いのです。いやそれを面白がりましょうというお話なのです。

どんなに現実的な話に見えても虚構はあるものです、例えば普通のドラマで言えば、とんでもないイケメンンの美容師が客である自分の事を好きになってくれて相思相愛で、更にドラスティックな展開があるとか、全く無いとは言えませんが、現実的に考えたらほぼありません。美容室で髪を切って貰いながら、世間話をしてお金を払って終わりです。また、とんでもないイケメンもそんなに沢山は居ませんので、可能性はさらに低いので、この話は現実的なのかと言えば、非現実に入ると思います。

でも、でもですねっ!!

可能性は低いし、限りなくありえなくても面白いじゃないですか! 非日常的だからこそ面白い事があると思うのですよ。アニメもこれと同じなんですよね。アニメはその非現実を含めて楽しむものなのです。

話は戻るとですね、いったい大人がどうしたら アニメを楽しむことができるというのか?については、まずは自分にとって好きな要素が多く含まれているものを見るようにして、その作品のうち、自分にとって不要な要素をスルーして多面的に鑑賞しましょうということです。この記事を今読んでいる賢い大人の皆さんであれば、あえてIQを下げて不要なところはスルーして見てみるということができるはずです。

〇〇が好きな人向けの要素だから、やっぱり自分は見てみたけど惹かれないな、でもこの部分は好きかもとか、

〇〇が〇〇なのは、子供が分かりやすく共感を得られるようにしているんだな、自分には惹かれないけど、ここはスルーしてストーリーを楽しもう!など。

童話や、寓話、神話、日本昔話を読むような感覚に似ているような気がします。ここは自分には下地が無くて理解できないけど、ここの部分の話は不思議で面白い、ヒエログリフは変な絵だけど何か神秘的な感じや面白い形をした神様も居て好きみたいな。

とにかく、同じ作品でも他の人が良いと思っている部分と違う部分で面白さや感動を得られる場合があります。それがアニメの良いところだし、それで良いのです。

つまり、非現実な全身タイツマンのタイツがカッコいいという人が居てもいいし、全身タイツマンはありえないけど、すごい迫力の戦闘シーンが凄いからあの作品が好きという人が居てもいいのです!

なお、非現実的な要素を楽しめれば、かなりの有段者となり作品は選び放題です!
非現実をいかにして受け入れて楽しむ事ができるかは、また別な記事で書きたいと思いますが、簡単に言えば、舞台劇だったり歌舞伎だったり、ミュージカルの舞台は、TVドラマと比べて非現実であり得ないと言う人はいませんよね?

それと非現実的な要素を持つアニメは似ていると思います。(でも現実的なアニメも沢山ありますからね)

また、前述したものと性質は異なり万人向けではないですが、視聴者にとって都合の良い非現実は自然に受け入れる事が可能ですが、これは各個人ごとに作品が限定されます。例で言うと、美容師の物語の例とかです。

今後、更に掘り下げて何回かに分けて説明していたいと思いますが、次の説明は、アニメを構成している要素についてのお話です。アニメを選ぶ時にあなたは、何の要素に着目したら良いのか?又は、逆に何をスルーするか?あるいは、スルーするのが難しいものは?という話をしたいと思います。

では

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