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令和4年2月19日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
日清の
東 どん兵衛
「天ぷらそば」
東西だし比べ
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
ということで、前回に引き続き東西の味比べを。
というか、二つ同時に食べているから2日目という事ではないのだが、まぁいいかぁ!
前回、書いたが東の方が濃い。
だが、これはただ単に濃いだけではない、風味が違うのである。
食べ比べたからこそわかる違いだ。
という事で、原材料を見てみよう。
とりあえず、違うところだけを抜き出してみた。
西
スープ
糖類、食塩、かつおぶし調味料、粉末しょうゆ、かつおぶし粉末、ねぎ、七味唐辛子、たん白加水分解物、こんぶ粉末、こんぶ調味料
加工でん粉
調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸Ca、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、チャ抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1
東
スープ
糖類、食塩、かつおぶし調味料、粉末しょうゆ、魚粉(かつお、そうだかつお、いわし)、オニオン調味料、ねぎ、七味唐辛子、たん白加水分解物
加工でん粉
調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、カラメル色素、炭酸Ca、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、チャ抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1
お分かりだろうか。
まずスープである。西はカツオと昆布だしベースになっているが、東はカツオ、イワシの魚系ベースになっているのだ。
風味の違いはこれによるものが大きいのだろう。
もう一つ違うところが、加工でん粉である。
加工でん粉とは、麺を構成するでん粉で、通常のでん粉に色々なものを混ぜたものである。
鍋で麺を湯がく袋めんタイプは、ぐつぐつと煮ることができるため普通のでん粉を使うことができる。
だが、カップラーメンはお湯を入れるだけで煮ることができない。
すなわち、お湯を注いだ瞬間から湯の温度が下がり続ける宿命なのである。
そして、三分という限られた時間で麺がほぐれないといけないのだ。
そこで活躍するのが、この加工でん粉である。
でん粉の代わりに加工でん粉を使用することによって、麺がほぐれやすくなるというわけだ。
さて、話を戻そう。
この東と西の加工でん粉、一見すると同じに見える。
だが、よくよく見ると、炭酸Caとカラメル色素の順番が逆になっているのだ。
すなわち、東のでん粉の方が西に比べるとカラメル色素が多く入っているという事になる。
食べている途中はスープに気がとられ気づかなかった。
おそらく、スープの色に合わせて、麺の色も調整しているのだろう。
もはや……別物。
ということで、今日は「別物」つながりのお話を!
俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。
コケ!
緑の目の鶏《にわとり》が、可愛《かわい》らしく首をかしげた。同時にくちばしに咥《くわ》えられた男の首も、もげた。
首を失った体から、心臓の鼓動にあわせてピュッピュッと大量の血が吹き出す。
すでに焦点の合っていない女の目は、小刻みに震えている。情愛《じょうあい》などの一時《いちじ》の感情は、きれいさっぱり消え去った。今や女の心は着けている下着と同様に真っ白。ただ、夫への背徳感《はいとくかん》が、濡《ぬ》れたシミのようにうっすらと残っているだけ。
降り注ぐ血が女の顔を、瞬《またた》く間《ま》に赤く染めていく。
緑の目をした鶏《にわとり》は、くちばしの中で男の頭をくるくると回す。
今でも女を愛《め》でているかのようなニヤニヤした男の表情は、回転とともに崩《くず》れていった。
ついに男の頭は、まるで女とのお楽《たの》しみをなし得《え》なかった無念《むねん》さをにじませるかのような表情に変わり、そのままゴクリと飲み込まれてしまった。
悲鳴を上げる女。
とっさに男の体を突き飛ばし、無我夢中《むがむちゅう》で逃げ出した。
ゲップをする鶏《にわとり》は、逃げ去る女の背にめがけ、口から何かを吐きだした。
吐き出《で》た何かが真っ直《す》ぐに、逃げる女の背にかかる。
瞬時《しゅんじ》に服が溶けだして、白い煙《けむり》を吐《は》き出した。
みるみる見《み》える白い肌。
それでも、必死に駆け抜ける。
女の白いやわ肌が、赤くただれて流れ落ち、中から白い別物《べつもの》が、赤い背中に浮《う》かび出す。
痛みに耐える足取《あしど》りが、徐々《じょじょ》に徐々《じょじょ》にと重くなる。
それでも、女は逃げ続《つづ》け……
ついに明るい道へと飛び出した。
叫ぶ女の目頭《めがしら》は、光の中で輝いた。
しかし、女の表情は、喜びの涙を残して倒れこむ。
高《たか》ぶる不貞《ふてい》の情熱《じょうねつ》に、身を委《ゆだ》ねたこの女。
消えゆく黒い眼《まなこ》には、愛する夫が映《うつ》ったか、それとも、女の性《さが》を呼び覚ます、飲まれた男が映ったか、それは、誰にも分からない。
どうやら逃走劇《とうそうげき》の終幕《しゅうまく》とともに、人生の幕も降りたようである。
うつ伏せの背中の肉は溶け落ち、肩甲骨《けんこうこつ》と肋骨《ろっこつ》の一部が赤い水たまりの中に露出《ろしゅつ》していた。