令和5年8月9日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
サッポロ一番
Cup Star
「旨塩」
日向坂46フタ裏オリジナルアンケート付
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
この企画、以前の乃木坂46の時には「フタ裏オリジナルクイズ」になっていたのだが、今回は「フタ裏オリジナルアンケート」に変わっているwww
それではアンケートを見てみましょうwww
「カップスターを食べながら聴いて欲しい日向坂46の楽曲は?」
って、以前と一緒やないかいwww
いや、ちょっと違うか……
「聴きたい」と「聴いて欲しい」……確かに違うねwww
ということで、今回のアンケートの答え!
「ホントの時間」
鈴村 美玖
前回の時はクイズと解答の関連性が分からなかったが、今回はアンケートに修正されたため、ちゃんと会話が成立しているwww
さすが!
こういう、ちょっとした「おかしいな」という所を、ちゃんと修正できる企業というのは、すばらしいですね。
これができないと、おそらくビックモーターのように「おかしく」なっちゃうんでしょう。
ということで、今日は「おかしいな」つながりのお話を!
鶏蜘蛛に噛みつかれ倒れていた住人たちが、一人また一人と立ち上がってきた。
もしかして、やっと意識が戻ったのだろうか?
うがぁぁぁぁぁぁぁ!
と、起き上がるや否や、近くの住人に噛みついた。
あれ、なんかこの光景、どこぞで見たことがあるような……
そうそう、ゾンビ映画でよく見るシチュエーション!
ゾンビに襲われたものはゾンビになるって言うやつね!
ということで、襲われた人もめでたく!
うがぁぁぁぁぁぁぁ!
と相成りました。
って、なんのこっちゃねん!
と思われた方も多いのではないだろうか。
ということで、この状況を少しわかりやすく説明しよう!
聖人世界の生き物に生気があるように、魔人世界の生き物にも魔の生気が存在するのだ。
しかし、この二つの生気は全く相容れない、それどころか、魔の生気は聖人世界の生気を貪食するのである。
すなわち、魔物に噛みつかれたり、その血液である魔血を浴びたりしたも者は、体内に魔の生気を取り込んでしまい、人魔という緑色の目をした魔物崩れになり果てるのである。そう、それはまるでゾンビ!
このように体内に魔の生気を取り込んだ症状を人魔症と呼び、聖人世界ではとりわけ厳しく検査されるのである
というのも人魔症の内、90%は人魔となる。
人魔となったものは生気を渇望し、次から次へと人を襲いだすのだ。
そして、人魔に襲われたものもまた人魔となっていく。
このように、人魔は次から次へと人魔を呼ぶのだ。それはもうまるでゴキブリ。
もし人魔を一匹でも見逃せば、あっという間に広がって、聖人世界は人魔だらけになってしまうことだろう。
そのため、ゴキブリ同様、人魔は見つけ次第速やかに殺処分されるのだ。
そして、人魔症を発症したものはもれなく人魔収容所に隔離されるのであるが、この収容所から帰ってきたものはまだ一人もいなかった。
そんな人魔の群れを盾で押さえつける守備兵たちが、その隙間から伸びる手を避けながら悲痛な叫び声をあげていた。
「セレスティーノさま! 格好をつけている場合ではございませんヨ! 今回は思った以上に魔の生気のまわりが早いようです!」
その様子を興味なさそうな目で見るセレスティーノ。
というのも、現時点で人魔たちは、守備兵の男どもを襲っているのだ。
男が何人死のうが構わない。
要は、女が死ななければいいのである。
特にあの90点の女さえ。
ということで、自分がわざわざ人魔たちを相手にすることもなかろうと判断したセレスティーノは守備兵たちに命令した。
「人魔どもはお前たちに任せた。私は、このレディたちをお守りする」
こんな時にこの男は……
「セレスティーノ様ぁ……」
ため息をつく守備兵たち。
「セレスティーノ様ぁ♥」
黄色い悲鳴を上げる女たち。
「ゼレスディーノ様ぁ♥」
茶色い奇声も遅れずに上がる。
――テメェじゃねぇよ!
セレスティーノは、心の中で握った拳ごと体を大きく後ろにひねっていた。
――あぁ……もう限界! 殴りたい! ヤツの顔面を殴りたい! でもまだ、大丈夫!
なぜなら俺はやる子、やれる子、やっちゃう子!
そう、今晩はやっちゃウゥゥゥんだぁァァァァ! あの女の子と!
別の守備兵たちが、押し寄せる人魔の群れから遠ざけるかのように、集まる女たちを下がらせようと押しだした。
「ハイハイ! 下がって! 下がって!」
だが、そんな女たちは口々に騒ぎ出す。
「邪魔しないでよ! このブサイク!」
がビーン! ブサイクとな……さすがに、それは人として言ってはイカンでしょ……
デ・デ・デ・デ・デ・デ!
涙目の守備兵たちのステータスが大幅に減少した。
デ・デ・デ・デ・デ・デ!
守備兵たちの心にトラウマと言う呪いがかけられた。
デ・デ・デ・デ・デ・デ!
守備兵たちの目から涙がこぼれた。
ワーン! ワン!
――なんでこんな奴、守らにゃならんの……俺ら……
ピンクのオッサンも守備兵の肩を強く押しだす。
「どきなざいよ! ブザイク! 私のゼレスディーノざまが見えないでじょ!」
カチーン! このブサイク! お前だけには言われたないわ! いっぺん鏡見て出直して来い!
テレレレッテッテー
怒りに燃える守備兵たちのステータスが大幅に増加した。
テレレレッテッテー
守備兵たちの心のトラウマがシマウマにレベルアップした。
テレレレッテッテー
守備兵たちの目がヒヒンと嘶いた。否! 泣いた……
ちなみにシマウマはヒヒンとは鳴かずに、犬のようにワンワンとなくのだ。
ワハハハハ!
――なんでこんな奴、守らにゃならんのwww 俺らwww
ついにカマドウマにまでレベルアップした守備兵たちの心。
そんな心の堪忍袋の緒がブチッと飛んだ。
「お前ら! そんなに人魔症になりたいのか!」
そんな突然の剣幕に、女たちは便所の隅からいきなりカマドウマが飛んできたかのようにびっくりとしていた。
って、カマドウマってね、すげぇ飛ぶのよ!
夜、便所であれが飛んできた日には、マジでションベン漏らすぐらいにびっくりモンキー間違いなしだから!
それを聞くセレスティーノは仕方なさそうに
「その美しい肌に薄汚い魔物どもの血がつかぬように、さぁ、どうぞ後ろにお下がりください」
振り返ることなく背中ごしに女たちに優しく語りかけはじめた。
というのも、この男、今、振りかえることができないのだ。
もしかして、目の前にいる鶏蜘蛛が動かぬようにと睨みを利かしているからなのだろうか?
イヤイヤ違うのだ、今夜行われるベッドの上のアイスダンス、90点の女とのアクロバティックハードプレー・トリプル・ルッツルツルを脳内で何度もシュミレーションをしている最中なのである。
そのため、セレスティーノの弛みきった顔は、背後にいる女たちにはとても見せられなかったのである。
セレスティーノがそんな顔をしているともつゆ知らず、女たちは、
「セレスティーノ様がおっしゃるのなら」
と、顔を赤くしながらモジモジと急に素直になっていく。
そして、なぜかピンクのオッサンも大きな肩を小さくまとめ、モジモジとしながら下がっていくではないか。
そんな女たちを目の前に守備兵たちがため息をつく。
――……母さん……ブサイクは辛いです……
そう、ブサイクにとって、この世は生きにくいのだ!
そして、それはこの世界に限ったことではない……あれ? なんだか、キーボードを打つ画面が滲んできたぞ……おかしいな……
でも、大丈夫……カマドウマには羽がないからコオロギのように鳴けない。
そう、ブサイクは泣きたくても泣ことすら許されないのだ……
ここで一句!
女は心にカマドウマ! 男は黙って便所コウロギ!
ちなみにカマドウマも便所コウロギも同じだからね❤ 差別じゃないよ♪
第23話 黒の魔装騎兵と赤の魔装騎兵(7) より