令和4年4月12日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
NISSIN
日清デカうま
「W(ダブル)マヨソース焼そば 」
大盛 麺130g 当社比
特性マヨ風味ソース&からしマヨがうまさの決め手!
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
うん、やっぱり大盛!
今気が付いたのだが、焼そばってお得じゃない?
というのも、この日清のデカうまシリーズ、焼そばの麺の量が多いのだ。
お湯をお注ぐきつねうどんが90g
濃厚コク旨 醤油ラーメンも90g
大辛コク旨味噌ラーメンも90gなのである。
これに対して、W(ダブル)マヨソース焼そばは、なんと麺の量が130gなのである。
大盛カップラーメンのシリーズが普通のカップラーメンの1.5倍だと想定すると、通常の麺の量は60gとなるわけだ。
ということは、焼そばの大盛は通常のカップ麺の2倍以上の量という事になる。
カップラーメンとほぼ同じ値段でこのボリューム!
コスパがすごくいいではないか!
これからは、大盛焼そばを中心にしこたま買ってこようかな!
ということで、今日は「しこたま」つながりのお話を!
俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。
「かといって、このまま魔人国と通じたお前を見逃すわけにもいかん」
一之祐は頭の中に渦巻く疑念を振り払うかのように大きく息を吐いた。
「処罰の権限は俺に与えられている」
その言葉に、エメラルダはうつむくのみであった。
太ももの上のスカートを強く握りしめているのか、肩がこわばっている。
おそらく、次に発せられる一之祐の言葉を恐れているのかもしれない。
そんなエメラルダを見る一之祐は頭をかいた。
「まぁ、そのなんだ……お前の言うことは証拠はないが、筋は通っている。したがって、お前を国外に追放するものとする」
その決断に驚いた表情のエメラルダの顔。
てっきり死罪だと思っていた。
いや、死ねるならまだいい。
またあの時のように、暗い牢獄に閉じ込められて男達の慰みものにされるのかと思っていたのだ。
それが、国外追放。
要は、今隠れている小門の中から出てくるなという事である。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「だから、まぁ、エメラルダ……もう、二度とこの国に入ってくるな……その方が、お前にとってもいいはずだ」
エメラルダは震える口に手を押し当てて、小さき声を絞り出す。
「……御意」
一方、外ではタカトとヨークの悲鳴が聞こえていた。
大方、解き放たれたミーアとリンにしこたまどつかれていたのだろう。
「何すんねん!」
「私たちになんてことをしようとしていたんですか! この変態!」
さんざんどつかれたタカトとヨークは、逆にミーアたちに縛り上げられ、今や、ぐるぐると回っていた。
そう、できたばかりのメリーゴーランドならぬ『レリゴー乱奴』の上で。
恍惚な表情を浮かべるタカトとヨークは大声で叫ぶ!
「これはいいのぉぉぉ! 自●を好きになってえぇ~」
「これはいいのぉぉぉ! 自●を信じてえぇ~」
そんな二人を白い目で見つめるビン子を含めた女三人。
キモ!……
こいつら変態や……
この世の異物! 害悪や!
「罵・声! 浴びながらぁ~揺れ出そおぉぉぉ~」
「少しもキモくないわ!」
権蔵の道具屋の中では一之祐がはつらつな声を上げていた。
「さぁ、話は終わった! 終わった!」
立ち上がった一之祐は、腰に携えていた剣を権蔵に差し出した。
「オイ! 権蔵、コイツの手入れを頼む!」
それは白竜の剣。
一之祐が愛用している第一世代の融合武具で、白竜の牙を権蔵が融合したものであった。
その白く輝く刀身は恐ろしく固く、そして軽く、何よりも美しい。
「御意」と受け取る権蔵。
そんな時、ケツを押さえたヨークとタカトが入ってきた。
「イテテテテ……」
「ケツが割れた……」
「それは元から……」
ビン子たちもまたタカトに続き家に入る。
それを確認した一之祐は大声を上げた。
「さぁ、飲むぞ! オイ! ヨーク! 街まで行って酒かって来い!」
「一之祐様……ついでに、お尻用の軟膏も買っていいですか?」
「どうした?」
「馬に乗りすぎて、お尻が少々……」
「うま?」
「少々、気性の荒い馬でして……」
「ほう……で、ちゃんと乗りこなしたのか?」
「ハイ! それはバッチリと! なっ! タカト少年!」
「おうよ! ヨークの兄ちゃん!」
がっちりと腕を組むヨークとタカト。
「いいぞ! 軟膏だろうが! 浣腸だろうが! 何でも買って来い!」
「了解しました!」
「俺も一緒に行く!」
「あっ! 私も!」
「ちぇっ! ビン子、お前も来るのかよ!」
「だって! タカト! あんた、一之祐さまのお金でムフフな本を買うつもりでしょ!」
「ちっ! せっかく新しく目覚めた世界を勉強しようと思ったのに!」
その様子を見ていたエメラルダも、嬉しそうに席を立つ。
「なら、私も!」
先ほどまでの神妙な面持ちはどこに行ったのやら。
一之祐はその変わり様に少々驚いた。
だが、おそらくエメラルダは、このタカトと言う少年と一緒にいると安らぐのだろう。
きっと、エメラルダの心も、そして、ヨークの心もきっと救われたのに違いない。
そう思う一之祐は笑顔を浮かべた。
「オイオイwww エメラルダ、お前、国外追放なんだって♪」
「そうよね」と明るい笑顔のエメラルダは、ちょこんと椅子に座った。
そんなエメラルダを見て一之祐は、
「せっかく騎士の呪縛から解けたんだ……これからは、お前の自由に生きろ……」
と寂しそうにつぶやいた。
そしてまた、一人ぼそっと権蔵も呟やいていた。
「なんで……ワシだけ仕事なんじゃ……」
作業場で白竜の剣を磨きながらぼやき続けていた。
「ワシだって……酒が飲みたいんじゃい!」
最強の硬度を誇る白竜の剣。
磨くだけでも一晩はかかる。
ということで、徹夜作業確定の権蔵じいちゃんは飲めません!
全く飲む時間がございません!
残念!
第528話 エピローグ より