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令和4年5月19日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
まるか食品
「ペヨングソースやきそば」
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
久しぶりのペヤング焼そば!!
うん!?
ペヨング?
ペヤングではなくてペヨング?
なんやそれ!
でも一応、まるか食品が作っているようですね。
オリジナルのペヤングがあれば、食べ比べもできるのですが……
西国の辺境では、なかなか本家ペヤング焼そばって、スーパーに並ばないんですよ。
見つけても、結構お高い値段!
ということで、今日はペヨング焼そばだけをいただきました。
はい! 今日のお話は「まるか」つながり!
俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう39合計50万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。
そう、その影は3つ目の首であった。
自らの腹の下からやっとのことで這いだした3つ目の首が、タカトに狙いをつけていたのである。
そんなタカトは、背後に何かの気配を感じとった。
ちらっと伺うタカトの目の端には緑の双眸がハッキリと見えた。
――おいおい! コイツの頭、まだあったのかぁ!
だが、あと少しである。
懸命に走るタカトの目にゴールラインがどんどんと近づいてくる。
「こんなところで死んでたまるかぁぁぁぁぁ!」
瞬間、タカトは加速した!……つもりだった。
こちらはちゃんと加速したグレストールの口。
タカトめがけてよだれを引いて近づいてくる。
「やっぱりぃ! だめなのぉぉぉぉ!」
スピードが全く変わらないタカト。
だが、その必死の表情だけは大きく変わっていた。
だが、次の瞬間、スタジアムから大きなどよめきがおきた。
いや、どよめきと言うより悲鳴と言った方がいいのかもしれない。
それに伴い、レース終了の鐘が鳴り響く。
どうやら、ハヤテがゴールラインを超えたようである。
その歓声とも悲鳴とも思える観客たちの反応を耳にしたタカトは思う。
――おっしゃぁぁぁぁ! ハヤテの奴、ゴールしよったな!
このレースが終わればタカトは、ミーキアンの客人にもどるのだ。
すなわち、背後に迫るグレストールも襲ってこれまい!
――やったぜ! 俺は、生き残ったぁァァァァ!
うすら笑いを浮かべるタカト。
おそらく残念がっているだろうグレストールをバカにしようと後方を伺ってみた。
タカトの計算では、バトルが終了すればグレストールもあきらめてタカトを食らおうとするのをやめるはずなのだ。
しかし、なんという事でしょう!
そこには、大きく開け広がったグレストールの口。
先ほどよりも距離が近づいているせいか、口の中のしわまでよく見える。
止まるどころか、さらにスピードを上げていた。
グレストールの口は、いまだタカトを食う気満々でったのだ。
「なんでや! なんでなんや! コイツは馬鹿なのか! 俺はミーキアンの客人だぞ! そんな俺を食らいでもしたらどうなるか分かるだろうが!」
だが、そんなことを叫んでみても、蛇の頭は止まらない。
焦ったタカトは、再び走り出す。
ゴールラインめがけて走り出す。
というか、走る以外に方法がなかったのである。
――せっかく、ハヤテが優勝したというのに、ココで俺が食われたら元も子もないではないか!
というか、止まれよ! このボケ蛇!
魔物バトルは終わったんだよ!
そんな悲痛なタカトの願いが、蛇の脳みそに届くわけはなかった。
だって、グレストールは三頭蛇!
一つの頭は、通常の蛇の知能の三分の一!
要は、かなりのおバカさんなのである。
レースが終了したという事など、まったくもって理解できていないのだ。
目の前の獲物を食う!
ただ、それだけしか考えていなかったのである。
そう、タカトはグレストールの知能を見誤っていたのだ。
魔物は強き者には従うもの。
そんな魔人国のルールを信じきっていた。
しかし、どこの国にもルールを理解できないものはいる。
仕方ない、それが社会と言うものだ。
だが、そんなことを今、必死で逃げるタカトが理解したとしても後の祭り。
なぜなら、もうタカトの頭の直上からグレストールの口が覆いかぶさろうとしていたのであるから。
ドゴッォォォン!
大きな音と共に、タカトの目の前は暗転した。
真っ暗な闇。
そして、走るタカトの体は、何か柔らかいものにぶつかった。
――あぁぁ、なにかヌルヌルして気持ちいい!
そのヌルヌルに顔をこすりつけるタカトの表情は恍惚としていた。
――あぁ、女の人の中ってこんな感じなのかな?
って、このボケは二度目や!
第486話 スネークホイホイpart 2(5) より