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令和6年11月12日の昼飯



本日、食したカップラーメンはこちら!

ペヤング
「復刻 DEAR NOODLE しょうゆ味」

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!

パッケージからすると、某メーカーのカップヌードルを模したモノと思っていたのだが……
蓋を開けるとチキンラーメンwww
で、味はというと……
チキンラーメンとカップヌードルのあいの子のような感じ。
決して、不味いという訳ではないのだが
どっちつかずって感が否めない。
なんか……俺!頑張ってカップヌードル作ってみました!って感じがする一品だ。

ということで、今日は「あいの子」つながりのお話を。

 ムンネは、しずしずと土俵を下りると、ヤドンのまえに歩み寄る。そして、静かに膝を折、三つ指をついて頭を下げた。
「不束者ではありますが、どうぞ末永くお願いいたします」
「はぁ、お願いいたします」
 訳が分からないヤドンは、とりあえず、相槌をうった。

 オイ! 相撲勝負の条件はどうなったんだよ? 結局、顔か! 顔なんだろ!

「では、その婚姻届けをいただけますか。私も記入しますゆえ」
 ますます混乱するヤドンは、自ら持つコピー用紙を指さした。
「これの事か?」
「はい、さようでございます」
「いるんだったら、どうぞ」
 ムンネは頭の上に手をかざし、丁寧にコピー用紙を受け取った。
 そして、その内容を確かめた。
 しかし、そこにあるのかいてあるのは、megazonの利用停止の告知文章。
 どこからどう見ても告知文章である。

 にこやかに笑うムンネはスッと立ち上がると、自分の着替えから何かを取り出した。
 次に瞬間、鬼のような形相で、コピー用紙の裏に何かを懸命に書き出した。
 その動きがピタリと止まる。

 また、ムンネはにこやかに笑いながら、ヤドンのもとへと近づいてきた。
「旦那様、こちらにご署名をお願いします」
 ヤドンにペンとコピー用紙を丁寧に手渡した。
 ヤドンはそのコピー用紙を引き寄せると、何を書いたのかを確認した。

『婚姻届け 魔女ムンネディカと勇者    は、ここに婚姻する。』

 どうもこの空白にヤドンの名前を書けと言うことらしい。
「ここに書けばいいのか?」
 ヤドンは尋ねた。
「はい」
 ムンネはにこやかに微笑んだ。

 その刹那、ヤドンの後頭部を優子がしばいた。
「アホか! それは婚姻届けだろうが!」
 ヤドンの体力が10減少し体力200→190になった。

「婚姻届けってなんだ?」
 後頭部をこすりながらヤドンがつぶやく。
「結婚するってことよ!」
「結婚ってなんだ?」
「トカゲの言葉で言ったら繁殖よ繁殖!」
「おぉ繁殖か! いいではないか!」
「アホか! 人間とトカゲで繁殖できるか!」
「トカゲではない! ドラゴンだ!」
「どっちも一緒じゃ!」

 その言葉を聞いてムンネが驚く。
「えっ! 勇者様はドラゴンなのですか?」
「そうだけど」
「あぁ、荒々しいドラゴンの体……私、一生懸命! 頑張ります!」
 優子が白けた目でつぶやいた
「一体、何を頑張るっていうのですか……」
「えっ、決まってるじゃない繁殖よ繁殖」
 ムンネが素っ頓狂な声で答えた。
「だから、種が違うから無理だって……」
「愛は種族を超えるのよ。あなた知らなかった?」
「無理ですって……」
「あら、オカピだってシマウマとシカのあいの子じゃない」
「違います……オカピはオカピです」
「まぁいいわ。愛があれば大丈夫。私、ドラゴンの赤ちゃん産みます!」
「何言ってるのよ! この年増!」
 ムンネが優子をキッとにらんだ。
「今、なんとおっしゃいました。確か年増と……女は35歳からですわ。このションベン臭い小娘が!」
 ムンネは手を天空に掲げたと思うと、空から幾条もの赤い炎の筋が下りてきた。

 そして、次の瞬間、広場を圧縮された空気の衝撃が襲った。
 天空から隕石が次々とこの広場に落ちてくる。

 ひぃ!
 優子はヤドンの影に隠れた。
 隕石が地面にぶつかると大きな爆発を引き起こす。
 その発生した衝撃波が周りの建物を次々となぎ倒す。
 衝撃によりくぼんだ大地が赤く、マグマのように溶けだしていた。
 それが一つだけではない……
 次々と飛来する隕石群

 ほどなくして、オタンコナッシーの町の約2/3が消滅した。
 俗に語り継がれる、「勇者と魔女の結婚式」であった。


【とりあえず……】
氏名 ムンネディカ 
年齢 34歳
職業 変態魔女
レベル 88

体力 104,007
力  501
魔力 857
知力 22
素早 400
耐久 400
器用 60
運  100
固有スキル 婚活!
死亡回数 0

右手装備 なし
左手装備 なし
頭装備 なし
上半身装備 ブラ
下半身装備 ふんどし
靴装備 なし

攻撃力 552
守備力 431

所持金 2,530
パーティ なし

 第34話 魔女ムンネディカ(6) より

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