令和6年2月6日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
徳島製粉
「金ちゃん ヌードル」
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
なんと、うちの次男坊! 先日行われたピアノの第14回日本バッハコンクール全国大会で奨励賞をいただきました!
パチパチパチ!
うん!うん!毎日、頑張ってたもんなwww
すごいぞ!
でも、なんか複雑な気持ちなんですよね……
というのも、小説を書きだした動機が、子供たちに「頑張れば夢がかなうんだぞ!」って見せたかったのがあるんです。
それが……いまだ……箸にも棒にも掛からない……
その間に、なんと子供の方が立派に成長しておりました……とさ……
笑えねぇwww
しかも、なんだか逆に、子供たちの方から「頑張れば夢がかなうんだぞ!」って言われているような気がしますwww
ということで、今日は「夢がかなう」つながりのお話を。
「ハニー、もし見つかったら、この情報、買わない?」
「えっ! 買わないとダメなんですか……いくらで?」
「そうだな1000万円とかどう?」
「京さま……それは、高いですよ」
「なんなら俺のブロマイド1万枚つけるけど?」
チョットだけイケメンの京はテレビに出始めて調子をこいていた。勢い余ってブロマイドを知り合いの業者に1万枚ほど発注したのである。それも顎にⅬ時に広げた右指をおし当てウィンクしてやつである。いくらテレビに出ているからって、こんなブロマイド写真なんて誰がいるんだよ。
「買います!」
いたぁ! ここにいたぁ! バカがいたよバカが! 即答で答えよったわ!
大体、1万枚何に使うんだよ。と言うか、どうやって持ち歩くんだよ!
京の子飼いの黒服たちは頑張った。だって、おち●ちん切られちゃうもんね。一生懸命に探してアイちゃんの母親の居場所を突き止めた。どうやら、担当ホストともに夢の国ネズミ―ランドへ向かっているらしい。ついでに、母親の名前も突き止めた。『伏木 茶衣子』チャイ子じゃなくてジャイ子だろと言う突っ込みがあったのかなかったのか。多分、この母親には作曲の才能は無いと思うなぁ……いや……それ、兄貴の方だから……
どうやら、逃げ場がなくなって、最後の夢を見るらしい。
夢の国ネズミ―ランド。そこは、全ての夢がかなう世界。ほんのひと時、うつよのつらい現実から離れ、楽しき夢の世界に浸れるところ。
西京ネズミ―ランド。
西京と言う名前がついているが、実は西京という街にはネズミ―ランドは無いのである。その隣まち、チバラギに存在しているのである。うん? 二つの何かを混ぜたようなネーミング、一緒にしてもらっては、はなはだ迷惑? えー、なんか勘違いしていません。だって、ココはヤカンドレルですよ。優子がいたという日本じゃないですよ。だから、日本にある、固有名詞とは一切関係ございません。これから先でてくるド直球の名称も、全く持って意味が違います。
優子はアイちゃんの手を引きながら、ネズミ―ランドの中を歩く。傍から見れば仲のいい親子である。優子は女子高生。アイちゃんは6歳。あれ……と言うことは、優子11歳の時の子供か……うーん、まぁ、いいっかぁ。
一方、ムンネは、あこがれのネズミ―ランドデートにはしゃいでいた。しかしもう、その格好は目も当てられない。頭にはヤドンとおそろいのネズミの耳のカチューシャ。まだそれだけならいい。ヒラヒラの白いフリルが付いた黒いミニスカートのワンピース。少し年齢のことは気になるが、今のご時世、特に問題はない! 太ももには網タイツ! まぁ、好みの問題だろう。ただ問題はその全体なのだ。どう見ても、バニーガール。そのいでたちは、まさにバニーガールしっぽ付きなのである。しかも、ネズ耳! かなり痛い……
「旦那様! 次はあれに乗りましょう!」
ムンネはヤドンの手を引っぱった。しかし、このバニーガール、もとい、ネズミ―ガールのコスチュームは一体どうしたのであろう。先のサブイベント『テッドor新井さん』では賞金ではなく性剣を選んだはずだった。だから、賞金はもらってないはずなのだ。だが、テッドを一人で倒したムンネには、その討伐の瞬間、電子マネーが50,000円振り込まれていたのである。その50,000円で、コスチュームを大奮発! 全く節約と言う概念がない女である。将来、ヤドン、大丈夫だろうか? いくら貯金があっても、あるだけ使うぞ、この女。
ムンネたちが向かうその先にあるのは、大人気アトラクション。
『ウォータースプラッシュマウス』
何と! カートの前方に人型マウスのモンスターが取り付けられているのである。
ムンネとヤドンが2人用のカートに乗り込むと、ガタガタと大きい音を立てて坂道を登っていく。そして、10階建てほどの高さまで登り頂点に達したかと思うと、そこから一気に急降下!
ぎゃぁぁぁぁ!
ヤドンは叫ぶ。
……って、お前、ドラゴンだろ! 飛べるから、急降下なんて、いつもしてるじゃん!
きゃぁぁぁぁ!
ムンネも叫ぶ。そして、わざとらしくヤドンの腕にしっかりとしがみつく。ところで、お前、安全バーはどうした? いつの間に外したんだよ。
ぎょぇぇぇぇぇぇ!
もう一つの叫び声も聞こえてきた。はて、この声はどこから?
そう、前方に取り付けられた人型マウスのモンスターが叫んでいるのである。
えっ! このモンスターって人形じゃないの? そう、どうやらこのマウスのモンスターは生きているらしい。
そりゃ、カートの前面に縛り付けられて、落下すれば怖いだろうに。
ネズミのモンスターの叫び声と共に、大量の涙が後ろに飛び散った。とめどもなく飛散する。
それはもう! スプラッシュ! そう、これこそウォータースプラッシュ!
【ネズミの国ではしゃいで、何が悪いのよ!】
氏名 ムンネディカ
年齢 35歳
職業 男喰い変態魔女
レベル 88
体力 104,007
力 501
魔力 757→857(回復したよ)
知力 22
素早 400
耐久 400
器用 60
運 100
固有スキル 産卵?
死亡回数 0
右手装備 こんにゃく指輪
左手装備 ネズミのぬいぐるみ
頭装備 ネズミの耳のカチューシャ(ヤドンとおそろい♡)
上半身装備 バニーガールのワンピース
下半身装備 網タイツ
靴装備 黒いパンプス
攻撃力 552→452
守備力 431→281 (たぶん……これってマイナス補正じゃない?)
所持金 420
婚約 ヤドン
何も悪くありません……何も悪くありません……
かくいう作者も、こちらの世界の夢の国にて、ネズミのカチューシャをつけ、公然の面前でパタリロゴケした強者です。
これも、女の子なら可愛いのですが……
……腹がでたオッサンがやると…………ドン引きです。
周りの目が冷たい……