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令和6年3月14日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

マルちゃん
ガツンとにんにく!
旨辛スタミナ系スープ
「ごつ盛り 塩担々麺」
麺90g 大盛(当社比)

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!

今年の花粉はひどい!
ひどいというより、痛い!
マジで鼻の中がヒリヒリと痛むのだ。
去年はこんな感じではなかったと思うのだが……

やはり私の想像では、中国の環境が影響していると思うのだ。
というのも、花粉そのものは従来から存在している。
にもかかわらず、昔は花粉症が騒がれていなかった。
というか、子供が花粉症になることなど珍しかったように思うのだ。
それがどうだ、今や花粉症は日本人の国民病とまで言うほどになった。
原因はいろいろと言われている。
杉の植樹が進んだせいで、山が杉ばかりになったとか……
だが、それだけでココまで劇的な反応が出てくるだろうか?
私は、そうは思わない。
おそらく、杉花粉そのものよりも、スギ花粉の表面に吸着しているものが悪いのではないだろうか。
偏西風の流れによって飛んでくるのは中国の大気。
その中には、処理のされていない工業排気が多く含まれているだろう。
それらが、大気中で舞うスギ花粉に吸着され、化学物質をまとった花粉が体内へと侵入するのだ。
花粉に吸着されている化学物質は限りなく微量である。
だが、それによって継続的に刺激を受け続けることによってアレルギー症状が発生するのではないだろうか。
たぶん、かなりの確度で当たっているような気がするのだ。
というのも、中国がコロナによってロックダウンをしている時は、花粉症の症状はさほどひどくはなかったのである。
それが、コロナが明けて中国の経済活動が再開されると、花粉症の症状がひどくなったのだ。
まんざら関係がないとは思えない。

もうね……中国が原発の処理水で将来の損害賠償の制度を要求してくるのなら、日本も中国に大気汚染の損害賠償制度の成立をガツンと強く要求しましょうよ!

ということで、今日は「花粉」つながりのお話を。

 これにはクロトも、さすがに生きた心地がしなかった。
 ルリ子をさらった奴らを相手にする覚悟はしていたが、まさか、こんな大蛇の魔物を相手にするとは思っていなかった。
「タ……タカト君……さすがにこれはまずいんじゃないかな……」 
 というか、これは……生きて帰れる気が全くしないwwww
 
 そして、二人の前に立つカルロスもまた焦っていた。
 クロトの話を聞いた限りでは誘拐犯は人間らしかった。
 魔装騎兵になれば余裕で片が付くと踏んでいた……
 だから、魔血タンクが2本しかないと言えども、十分おつりがくると思っていたのだ。
 それがどうだ……
 目の前に立ちふさがるのは誘拐犯の人間などではなく、先ほどチャンピオンが相手をしようとしていた大蛇ではないか……
 ――ちょっと待て! こいつは、あのチャンピンが戦う相手だぞ……魔装騎兵になったとしても魔血タンクが2本で足りるのか?……というか、どうしてこんなことになったんだよ?
 実戦経験豊富なカルロスはすぐさま状況を把握しようと周りを観察した。
 すると……
 壁の赤いボタンに指を突っ込んだまま固まっているタカトがいるではないか。
 そのボタンは蛇の入った檻を強制的に開けるボタン。
 そう、金網デスマッチのリングに大蛇の入った檻を接続したときに開けられなかった際の非常用のボタンだったのだ。
 そんなボタンを……こともあろうか、タカトがポチっと押していたのだ……
「お前は! なんばしよっとかぁぁぁぁぁ! この馬鹿チンがぁぁぁぁ!」
 ということで、カルロスは金八先生ばりに大きな怒鳴り声をあげたのである。

 だが、この三人以外にも驚いた者たちがいた。
 そう、それは部屋の奥に隠れていたデスラーとサンド・イィィッ!チコウ爵であった。
「なんだとぉぉぉぉぉ! なんで蛇の檻が開くんじゃいぃぃぃぃぃいぃ!」
 控室の奥に高く積み重ねられた木箱の上でデスラーが叫んでいた。
 というのも、今や蛇の頭はデスラーたちの高さまで伸びている。
 もし今、目の前の蛇が背後に振り返ろうものなら、その口との距離はもう目と鼻の先。そう、チロチロと伸びる蛇の舌先が届きそうな距離なのである。
 そのせいか、デスラーの横ではルリ子の腰にしっかりと手を回して身動きがとれないほどしっかりと抱きかかえたサンド・イィィッ!チコウ爵があたふたと慌てふためいていた。
「イィィッィィィ! イィィッィィィ! デスラー副イィィッィィィん長! ここは安全ってイィィッィィィったじゃなイィィッィィィ!」
 それはもう、「イィィッィィィ!」と三回以上言っていることに気づかないほどの慌てようw
 どうやらこの控室は挑戦者である大蛇の控室だったようである。
 まぁ、試合が始まる前から潜んでいた二人にとっては、最初から蛇がいたことは分かっていたはずである。
 それが、ここにきて大慌てとは、これいかにwwww
 だって、仕方ないじゃん!
 目の前に大蛇の魔物がいたとしても、それは檻の中。
 危険など全くないとデスラーは踏んでいたのだ。
 だからこそ、明日の朝、ツョッカー病院が開くまでの間、この控室に隠れていれば何とかなると思っていた。
 というのも、なぜか戦術的撤退をする自分たちの跡を追って少女が一人ついてきたのである。
 しかも、先ほどから「お父さん!」と叫びながらサンド・イィィッ!チコウ爵に抱きつき離れようとしないのだ。
 この状態で、デスラーの自宅に帰ろうものなら、この少女、一緒についてきてしまいかねないのである。
 ――それはまずい……さすがにまずい……
 そう……このままでは、少女の誘拐犯にされかねない。
 というか、そんなことはどうでもいいんだよ!
 というのも、デスラーの部屋は遠山の金さんのポスターでいっぱいだったのだ。
「この胸の桜吹雪!散らせるものなら散らしてみやがれ!」
 吉本の桑原さんも驚くほどの枝垂桜をブンブン振り回しながら悪党どもをなぎ倒す!
 それは遠山の金さんに扮するお登勢さんwww
 ホテルニューヨークのコスプレイベントの一幕であったwwww
 そんなお登勢さんの写真で埋め尽くされた神聖な自室に、こんなションベン臭いガキを招き入れることができようか!
 いやできはしない!
 というか!
 ――こんな十代のガキなんておよびじゃねぇんだよwww女は60を超えてからが味が出るんだ! スルメだってそうだろう! 噛めば噛むほど味が出る!
 そう! 何を隠そうデスラーはババ専だったのであるwwww
 
 というか、ルリ子はこの蛇を見て叫び声をあげなかったのだろうか?
 確か、サンド・イィィッ!チコウ爵に引っ付いていたんだよね……
 いや、ルリ子も叫び声をあげたのだ。
 だが、あまりの恐怖にすでに人の耳で聞こえる周波数帯を凌駕していたのであるw
 というのも、ルリ子は蛇が大の苦手。
 糸ミミズの様な小さな蛇でも逃げ回るのに、目の前にいるのは巨大な大蛇なのだ。
 そんな蛇を見て絶叫だけで済むわけがないwwww
 ということで、現実逃避をしたルリ子は、すぐさま気を失ったのであった。

「開血解放!」
 大蛇の魔物を目の前にしたカルロスは迷わず魔血タンクをユニットに突っ込んだ。
 今、自分の背後にいる少年たちを守れるのは自分しかいないのだ。
 ならば!一瞬の迷いが命取り。
 立ち上る蒸気の中、黒い亀の鎧に包まれた魔装騎兵が気勢を上げる。
「先手必勝! チェッストォォォオォ!」
 と、勢いよく引いた右手とともに大蛇に突っ込んだ!

 かぷッ♪

 ――あっ! 食べられたwww
 タカトの目の前で、カルロスは頭上から落ちてきた大きな口に包み込まれた。
 そして、首を持ち上げた蛇の喉を通っていく大きな塊……
 ――おそらく……あれはカルロスのオッサンの体……
 ということで、カルロス瞬殺wwww

 ――って、これからどないせいちゅうねん!
 と、タカトは思ったことだろうwwww
 おそらく目の前の大蛇はカルロスを飲み込んだ勢いそのままに、タカトとクロトに向かってくると思われた。
 だって、蛇の顔がタカトのすぐそばにあったのだ。
 もう、うろこの凸凹もよく見える。
 しかも、よくよく見るとそのうろこはツヤツヤでお手入れがよく行き届いている様子。
 ヤッパリこの大蛇、女の子なのだろうwww
 まあ、アジャコンダって言われるぐらいなのだからwww
 って、そうじゃねぇ!
 えっ? 違うの?
 そう、「Journal of the Royal Society Interface」に掲載された論文によると蛇のうろこの表面は極めて薄い潤滑油で覆われているらしいのだ。
 その被膜の厚さは、なんと!数ナノメートル。
 ちなみに人間の髪の太さが約50~100µmなので、その数万分の1の薄さなのである。  
 そして、この潤滑油があるおかげで蛇の滑らかな動きが実現しているらしいのだ。
 読者の諸君! 勉強になったかなwww
 って、今はそれどころじゃねぇんだよwww
 そう、今やタカトの視界に映るうろこが次々と波打っているのだ。
 ――あかん……食べられる……
 さすがに能天気なタカトも死を覚悟した。
 ――あ~あ……俺の人生……せめて死ぬ前にHとまでは言わないまでも、Oッパイぐらいはもんでみたかったな……いや……Gんシャむ……プレイをだな……にゅむにゅ……
 ということで、覚悟を決めたタカトは辞世の句を詠んだ……
『白花粉 肉花にまくことなく散りにけり……せめて、朝顔だけでもまいてみたかった』チーン!

 第651話 カルロス!瞬殺! より

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