令和5年3月3日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
エースコック
白い。クリーミー。
看板の無い人気店
博多元気一杯‼監修
「博多クリーミー豚骨ラーメン」
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
おお、なんかドロッとしてるwww
そのせいか、スープが濃く感じます。
ただ、スープの粉末がダマになるんです。
ちゃんと説明書やスープの袋に書いてありましたよ。
ダマにならないように食べる前に入れて、よく混ぜてくださいと。
無理ぃ~
絶対無理ぃ~
その通りに食べる直前に入れても、ダマになるもんはダマになる。
おそらくダマにならないように、混ぜながらちょびっとずつ入れないといけないのかもしれない。
だがしかし、毎日、この濃厚クリーミーのカップラーメンを食べてるわけではないので、スープ粉末なんてドバドバのドバ!ですよ。
ということで、今日は「ドロッ」つながりのお話を!
①俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます 一部一章
そんな18禁と書かれたカーテンが大きく揺れた。
その隙間から怪しい雰囲気の部屋の中で商品の入れ替えをしていたと思われる5歳ぐらいの双子の幼女たちが出てきたではないか。
一人は自分の頭よりも大きなシリコン製のぶっとい棒をしっかりと抱きかかえている。
「ヨイしょ! ヨシお! ヨイしょ! ヨシお!」
そんな掛け声とともにピンクのクリぼうが右に左に揺れ動く。
って、それじゃお前はヨシおじゃなくてマリ男だろ!
ちなみにヨシオとは18禁コーナーの片隅に置かれているお人形さんの事だ。
かなり昔にはヨシオは2体あったのだが、今はもう一体しか残っていなかった。
そんな一人ぼっちになってしまったヨシオをピンクのクリぼうで日々慰める……いや、メンテナンスするのがこの子のお仕事。
そう、この子は双子の幼女のお姉ちゃん、名前を蘭華といった。
その巨大なクリ棒を持ちジャンプしながら天井をつついているところを見ると、活発そのもののじゃじゃ馬娘のようである。
でも、先ほどから小突かれている天井からは無敵になれる星ではなくて、雨滴かと思うようなホコリがパラパラと降っていた。
で、もってもう一人の双子の片割れは、バケツ一杯に蓄えられたぬるぬるの液体を両手でしっかりと運んでいた。
こちらは先ほどの蘭華とは異なり少々おとなしめの女の子といったところか。
名前を蘭菊。
「ちょっと蘭華ちゃん待ってよぉ……これ重いんだから……」
その液体をこぼすまいと一歩一歩をゆっくりと踏み出すあたり、慎重な性格なのかもしれない。
どうやらこの液体、12人同時プレイができる発射道具のメンテナンス用の液体のようでポリアクリル酸ナトリウムが主成分のようである。
ちなみにポリアクリル酸ナトリウムは食品添加物にも使われている安全な代物。
だから、敏感お肌に触れても大丈夫なのだ。
ちなみに、ローション界のきってのロングセラー! ペ●マッサージローションも中身はポリアクリル酸ナトリウムなのだ! これにはもう、林家●ーさんもビックリ!
ガタン
ビン子のほうへと目を戻した途端、タカトの後ろで派手な音がした。
ビックリして振り向くと、そこにはバケツを持って歩いていたはずの蘭菊が前のめりにこけているではないか。
その小さき体いっぱいにかかるヌルヌルの液体。
立ち上がろうとする蘭菊の髪からどろりと垂れ落ちて、店内の床に透明な粘液が広がっていた。
ハァ……ハァ……ハァ……
よほどバケツが重かったのだろうか、四つん這いになる蘭菊は肩で大きく息をしている。
「やーい! 貧乏人のドブネズミぃ~!」
そんな蘭菊の後ろを数人の同じ年頃の男子たちがコンビニの出口に向かって走り去っていく。
その中の金髪ヒョロガリ少年が叫ぶのだ。
「蘭菊ぅ~ そんなところに転がって、この髪型ヨシ男でも誘う気なのかよwww」
どうやら、この金髪少年、よほど自分髪型がお好みらしい。
まあ、はた目から見たらビール瓶の金色の王冠が頭の上にぴったりと載っているようにしか見えないのだが……
「蘭菊ぅ~ そんなにケツを突き上げてたら俺のこいつでツクツクボーシwww」
そんな金色の王冠がコンビニの出口の前で腰を思いっきり前後させていた。
一応言っておくが、こいつもおそらく5歳ぐらい、蘭華蘭菊と同じ年ごろなのだ。
だが、この憎たらしい顔……どこかで見たことがあるような。
そうそう、ベッツにそっくり!
って、なんでやねん! あいつはタカトぐらいの年齢やろ!
そうなのである、この金髪王冠ヒョロガリ少年はベッツの弟。
名前をメキャベッシといった。
それを見た蘭華が大声を上げた。
「このおぉぉぉ! 蘭菊をいじめるなぁぁぁぁ!」
そう、妹の蘭菊がイジメられていると、姉の蘭華がすかさず駆けつけてくるのだ。
「やべぇ! 蘭華が発情したぁwwww」
店の中を走り回るメキャベッシたちと蘭華。
蘭華の持つピンクの大きなクリ棒が振り回されるたびに、その頭ほどあるシリコンの先端から何かドロッとした液体のようなモノをビュッ!ビュッ!と吐き出しては飛び散らせていた。
おそらく、このクリ棒にもメンテナンス用のポリアクリル酸ナトリウムが塗られていたのだろう。
ついにその様子に見かねたこのコンビニ店の女店主が怒鳴り声をあげた。
「あんたたち! いい加減にしな! ばあちゃんに言いつけるよ!」
「やべぇぇ! ペンハーンばあちゃんにバレたら、俺たちまでもおでん組に入れられるぅ~ ギスギスぎっちょん! ギスギッチョン!」
大声で笑い声をあげながらメキャベッシたちは急いで店の出口から外へと飛び出していった。
出口に向かってアッカンベーをしていた蘭華だったが、四つん這いになっている蘭菊のもとに駆け戻ってくると心配そうに声をかけた。
「蘭菊! 大丈夫?」
このようなことはいつものことなのだろうか。
やっとのことで立ち上がった蘭菊はボトリボトリと垂れ落ちる液体を手で拭う。
「うん……蘭華ちゃん、ありがとう……」
すでに微笑む二人は急いでモップを取りに走り出していた。
第124話 金貨をどう使うかは俺の自由だ!(17) より