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令和4年3月4日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

 大黒食品工業
「醤油ヌードル」
チキンベースの香ばしい醤油味

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
おっ! これも、食べられる。というか、これもいい!

大黒さんのカップラーメンは、どれもこれもあっさり系。
というのも、どれもこれも香味油の小袋が入っていないのだ。

他のメーカーのは後入れの香味油が入っているケースが多い。
中にはこってりさせるために大袋が入っていたりもする。

これに対して大黒さんのものは今まで入っていなかったような気がする。
まぁ、袋が入っていない分、ゴミも少ない。
エコですよね!

これはこれでいいのだ。
脂が入っていない分、あっさりとした味なる。
だけど、油の味でごまかせない分、味は意外とはっきりと出るのだ。

今回のこの醤油ヌードルも脂が入っていないため、あっさり系。
日清のカップヌードルに似たような雰囲気である。
これだと、2個でも食べられそう!

ということで、今日は「エコ」つながりのお話を!

俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

「おっと! アブねぇ!」
 すんでの所で、ひらりとかわすオッサン。
 女医《にょい》棒が真音子の前髪をかすり伸びていく。

「まだだ!」
 だが、タカトも手に持つ棒の端をぐるりとひねる。
 すると、伸びていた女医《にょい》棒の先端がその動きに呼応するかのように折れ曲がった。
 そして、スカートをめくるようにクルリと回る。

 その予想外の動きにおっさんは驚いた。
 咄嗟に身をひねり、その棒先をかわそうと身をひるがえす。

 だがやはり、女医《にょい》棒の先は真音子には届かない。
 届かないながらも、棒の先端はオッサンの担いだ大袋の底をかすった。
 スカートを掴みやすくするために爪状になっている女医《にょい》棒の先端。
 その爪は大袋の底をザクリと大きく切り裂いていた。

 裂け目からバラバラとヒマモロフの種が流れ落ちていく。
「しまった!」
 突然の事に驚いたおっさんは慌てて袋の穴をふさごうと、もう一つの手を伸ばしてしまった。
 キャァァァァァァ!
 当然、落ちる真音子の体

 真音子の体は、ぐんぐんと階下の地面へと落ちていく。
 そして、更にその速度は増していく。
 ちょうどオッサンの真下にいた座久夜《さくや》の横顔をかすめるように真音子の体が落ちていく。

 えっ⁉

 それを見た座久夜《さくや》の時間は止まった。

 意味が分からない……

 なぜ、我が子が落ちてくるのだ……

 座久夜《さくや》にとって、その一瞬は悠久の時の中にいるような感覚だった。
 ハッキリと見える我が子の顔。
 その真音子の瞳に自分の呆然とした表情が写っているのが分かった。

 手を伸ばせば届きそう。
 いや、絶対に届く。届くはずなのだ!
 だが、座久夜《さくや》の体は動かない。
 動けと念じても動かない。
 座久夜《さくや》の頭の理解、いや体の反応が、その事実に追いつかなかったのである。

 真音子が消えた。
 一粒の涙を残して、座久夜《さくや》の視界から完全に消えた。
 吹きあげる風で止まっていた座久夜《さくや》の黒髪がふわりと揺れる。
 途端に動き出す座久夜《さくや》の時間。
「真音子ぉぉぉぉぉぉ!」
 やっとのことで手を伸ばすが、すでにそこには何もない。

 どシーン!
 激しい衝撃音が座久夜《さくや》の真下から起こった。
「あぁああぁぁぁぁ……」
 力なくその場に座り込む座久夜《さくや》。
 震える手で階段の縁を掴み、真下を覗き込む。
 明け方の薄暗い闇の中、もうもうと立ち昇る砂煙。
 おそらく激しい衝突のために巻き起こったのだろう。
「真音子ぉぉ! 真音子ぉぉ! までこぉぉぉ! えこぉぉぉぉl!」
 既に、もう何を言っているのか分からない。

 オッサンもまた呆然としていた。
 真音子を殺すつもりなどさらさらなかったのだ。
 一般街に降りれば、安全なところを探して、そこに真音子置いていくつもりだった。
 だが、ヒマモロフ種が詰まった大袋に穴が空いてしまったのである。
 この種は我が娘の命をつなぐためには、どうしても必要なもの。
 一粒でも落としたくない……
 そんな思いが、反射的に袋の穴をふさがせたのだ。
 だが、自分のそんな思いのせいで、何の罪もない少女が死んだ。
 呆然と城壁の下を見下ろすおっさん。
 その指の間からヒマモロフの種が、徐々に明るくなる朝日の中、まるで雨のようにキラキラと光りながら地上へと降り続けていた。

 第544話 落ちる…… より

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