令和4年3月28日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
サンヨー食品
エスビー食品おでんの素使用
「おでんの〆風うどん」
からし風味
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
おぉ! 意外に行ける!
以前のおでんラーメンに比べると、明らかにおでんって感じがする。
おでんの中にうどんを入れると、多分、こんな感じなんだろうな。
大体予想通りの味だ。
まぁ、悪くはない。
悪くはないが、ラーメンの時ほどのインパクトはない。
あぁ、こんな感じ! っていうような納得したという感じなのだ。
ということで、今日は「予想通り」つながりのお話を
俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。
リンがミーアに抱き着いていた。
「リン……お前……どうして……」
「ミーキアン様の命令で、お姉さまのもとに参りました!」
という事は、タカトたちはミーキアンに会ったという事なのだろう。
ミーアは意地悪そうな笑みを浮かべながらタカトに目を向けた。
「タカト! ミーキアン様はどうだった?」
権蔵に怒鳴られていたタカトであったが、とっさにミーアの方に目を向けた。
「どうだったじゃねぇぇえよ! この嘘つき魔人が!」
そのタカトの目は怒りの色に染まっている。
だが、ミーアの目はますます、笑みに染まっている。
この予想通りのタカトの反応……
ミーアは、必死になって笑いをこらえながら、言葉を絞り出した。
「お……お前……本当にミーキアン様に言ったのか?」
「お前の言う通り『おっぱい揉ませてください』って言ったらマジで食い殺されそうになっただろうが!」
ついに耐えられなくなったミーアは、腹を抱えて笑い転げる。
「バカだ! お前! 本当に馬鹿だなぁ!」
ビン子があきれた様子でため息一つ。
「バカですから……」
だが、リンには、目の前の光景が少々信じられない様子。
というのも、ココは聖人世界である。
魔人世界と違って、ミーアという魔人はこの世界では異物である。
いや異物どころか、人を食う害悪なのだ。
当然、忌み嫌われ恐れられる存在。
そう簡単に、人が近寄れる存在ではない。
それなのにどうだ、リンの目の前で繰り広げられ光景は、まるで学校の休憩時間の会話。
陽光差し込む机を囲みくだらない会話に花を咲かせる友人たち。
実にくだらない。
くだらないのだが、また、お互いを阻む壁もない。
……どうして……
リンは、ぼそっと呟いた。
「タカトさん……どうして、ミーア姉さまを怖がらないのですか? ミーア姉さまはこれでも神民魔人ですよ……」
その目は、何か嫉妬のようなモノが浮かんでいる。
「魔人国で見ましたよね……魔人たちが人を食う姿を……」
リンはまるでミーアを怖がれと言わんばかりに、魔人国での人食いの出来事を思い出させようとしていた。
タカトは一瞬固まる。
脳裏に浮かぶ、露店の光景。
逆さにつるされる人の肉。
タカトの表情が、一気に曇った。
その変化を瞬時に感じ取ったミーア。
ミーアもまた、真顔に戻っていた。
水を差したかのように静まり返る部屋の中にミーアの声が小さく響く。
「確かに……魔人である私は、お前たちを食うかもしれないのだぞ、怖くはないのか」
タカトはしばらく黙っていた。
暗い部屋の中には、森の中でさえずる鳥の声だけでなく、風で揺れる木々の音までもがはっきりと聞こえた。
権蔵とビン子もただただうつむくのみ。
その重い雰囲気に耐えられないのか、ミーアもまたうつむき口角を震わせていた。
「確かに……食われるのはいやだなぁ……」
だが、やっとのことでタカトが口を開いた。
「でも、お前、ここに来てから人間殺してないだろう……」
ハッと顔を上げるミーアの表情には驚きが浮かんでいた。
ガメルによって開けられた第六の騎士の門。
その門を通って、ミーアは宿舎の牢獄に監禁されたエメラルダを救い出した。
武器を持たぬミーア。
聖人世界のため神民スキルである魔獣回帰も使えない。
ただただ己が拳でどつくだけ。
殴られた奴のアゴは砕けたかもしれないが、おそらく死ぬことはないだろう。
そして、なによりも、その人間たちを食らっていない。
ここに来てからミーアが食しているのは、タカトたちが日ごろ食べる芋や干し肉ばかりなのである。
「オオボラたちと戦った時も、けがはさせているが誰一人殺してなかったしな……」
ミーアの肩に手を置くタカト。
その手にそっと頬を近づけるミーア。
「それがミーキアンさまたちの願いだから……」
その頬は少々赤く染まっていた。
――やっぱりお姉さまは、この男を繁殖の相手に選ばれたのですね……
それを見るリンは苦虫を潰す。
――汚らしい!
そんな時、ハヤテの耳がピクリと動いた。
第522話 どうして…… より
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