令和5年4月3日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
エースコック
スーパーカップ大盛
「もやしみそ焼きそば」
豚の旨みにニンニクを利かせたみそだれが味の決め手
生みそ仕立て 5種の野菜入り
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
今から追加のお仕事!
超緊張する~♪
俺の前に座る女性社員が目を丸くしている。
「ネクタイしているの初めて見た……」
「悪いか!」
「恐ろしいほど……似合ってないですね……」
ぶちっ!(怒)
「時間ですよ! ほら! 早くいかないと!」
「えっ? もう、そんな時間? 間に合うのか?」
「もう、初日から遅刻じゃないですかぁwww」
という事で、これから飛び出していく予定です!
って、ブログなんて書いてないで少しは慌てろよって話ですけどwww
はい! じゃぁ、今日は「間に合うのか」つながりのお話を。
(ちなみに精翅 とは、中国料理に用いられる鱶の鰭 を煮て外皮と筋を除いてつくった食品のことだよ。くれぐれもエッチな妄想はしないでくれたまえwwww)
メルアは「きもっ!」などと吐き捨てたい気持ちをグッと飲み込むと事務的な言葉を発した。
「どうぞ……」
その言葉を聞くやいなや、タカトは「ハイ」と元気な返事をして、さも待ってましたと言わんばかりにメルアから手を放す。そして、目の前のガラポンのハンドルを急いで握りしめたのだった。
メルアもまた、待ってましたといわんばかりに左手をひっこめる。そして、手にベットリとついた精翅 の香りを急いで短パンの後ろでゴシゴシと拭き始めていた。
――さぁ! やって来ましたこの瞬間!
否が応でもタカトのテンションは上がりまくる。
それはさも、初めて個室風呂に案内されるている童貞男子のように、心臓の鼓動がドキンドキンと高鳴っていたのだ。
――落ち着け……券は一枚しかないんだぞ……
そう、ガラポンを回せるのは泣いても笑っても一回ポッキリ!
個室風呂の格安サービス券も初回のみの一回限りなのだ!
だが、心配することはない。
この日、この瞬間のためにタカトは何回もイメージトレーニングを行ってきたのだ!
まずは、会話を交わした後に軽くボディタッチ!
あっ! これは、もう済ましたか!
本来ならば、ここで開運成就のために身を清めたいところであるが、残念ながらココにはシャワーはない……
仕方ない、この工程はすっ飛ばそう!
というか、もう、タカトの股間では開血解放された『パちんこ玉赭ブロー』が再起動を終え、勢いよくそそり立っていたのだ!
――準備は万端! ばっち来い!
だがタカトの想いとは裏腹に……『パちんこ玉赭ブロー』の先端は、先ほどから何やら白い精翅 の液体を垂れ落としながら力なく上下しているのだ。
立っている……確かに、勃っているのだが……
それはまるで不眠不休のデスマーチの末、ついに襲い来る眠気に負けてしまい、勃ちながら舟をこぐ異世界転生前の従業員のようでもあった。
コイツ……勃っているのが……おそらくやっと……
そんな○チンコは、必死にガラポンの穴に狙いを定めるも……フニャフニャになっているせいなのか、なかなか照準が合わない。
ああ……この感じ……なにやらフラッシュバックしてしまいそう。
どうも先ほどから、作者の脳内では個室風呂でお会いしたセイラ嬢の声が聞こえてくるのだ。
「ソコじゃないわよ……もうちょっと下……もう、じれったいわね……って! そこはお尻!」
今やもう『パちんこ玉赭ブロー』の照準は、ズボンで手を拭いているメルアのケツの高さにまで傾き落ちていたのだった。
その様子に慌てるタカト。
――間に合うのか?
だが、こんな時こそ天才タカトの思考がフル回転!
――姿勢制御……冷却シフト……全回路接続……耐熱フィルム……
それは大気圏に突入するガンダムパイロットをも凌駕する!
――す……すごい……装甲板の温度が下がった!
あれほど熱を帯びていた『パちんこ玉赭ブロー』の熱が嘘のように引いていた。
って、熱が冷めたらいかんやろ!
と言うまにも、またもや、高度、いや硬度がみるみると落ちていくwww
そら! 言わんこっちゃない!
ミライ嬢:「硬度32、30、29、26、25、24、20、17、16、14、12、11」
変態作者:「持つのか? これで?」
セイラ嬢:「お客さん~www 応答してくださ~いwww お客さん~www」
変態作者:ぶちっ!(怒)
もう! コイツ! この態度! 絶対に許さない!
泣こうが喚こうが回しまくってやる!
徹底的にヒーヒー言わしたるからな! 覚悟しろ!
気合一発! タカトはハンドルをおもいっきりぶん回した。
ヒーヒーと甲高い音を立てながらガラポンが一回りする。
だがしかし……玉が出てこない。
「なんだとぉぉぉぉ! コイツは玉なし! 種なし‼ 洋ナシかァァァァ!」
「お客さん……もう少し……優しくしてくださいね……」
セイラ嬢、いや、ガラポンの受付係のメルア嬢がやさしく微笑む。
だが、その口角は「きもい!」という一言をぐっと飲み込んでいるのであろうか、先ほどよりも激しく震えていた。
だが、タカトはメルアのそんな営業トークに気をよくしていた。
――もしかして、これは俺に気があるのでは……
というのも、今までの人生において女性から「優しくしてくださいね……」などという言葉をかけられたことが無かったのだ。
優しくしてくださいね……それはベッドの上で恥ずかし気にシーツを鼻まで引っ張り上げた女の子が上目遣いで何かを懇願するようなキーワード……
エロ漫画の世界だけだと思っていた。
そう……現実の世界のベッドの上ではビン子がよだれを垂らしながら寝ているのである。
色気もくそもあったものではない。
しかも、そんなビン子からかけられる言葉といえば「エロタカト」や「バカじゃないの」ばかりである。
これで欲情しろと言う方が無理! というか、ビン子だぞwww
そんな気をよくしたタカトの股間では、なぜか『パちんこ玉赭ブロー』が二本そそり勃っていたwww『パちんこ玉赭ブロー』再々起動!
――優しくしちゃうよ! 僕チンは!
てゆうか、なぜ二本?
もう一本はなんなのよwww
もしかして、『パちんこ玉赭ブロー』は二本あったとか?
いや……タカトが作ったのは一つだけだったと思うのですが……
ま……まぁ……思わずよからぬ妄想を抱いてしまうのは、性に目覚めた少年の特権である。
照れるタカトは、「はい」という返事をすると、今度はゆっくりと、そして、優しくハンドルを回した。
ガラポンの穴から小さき玉の頭が覗いたかと思うと、スルリと受け皿へと落ちていく。
瞬間、『パちんこ玉赭ブロー』が火を噴いた!
しかも、二本同時にである!
第51話 激闘?福引会場?(4)より