
令和5年8月21日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!
明星
「沖縄そば」
かつお昆布だし、豚だし
だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
夏だ! 熱いぞ! 沖縄だぁぁぁぁぁ!
今日は沖縄そば!
で、沖縄そばって何なの?
食べた感じ、あんまり違いが判らんな……
ということで、「教えてグーグル先生!」
沖縄そばとは、小麦粉100%にかん水を加えてつくる沖縄固有の沖縄固有の麺であり、原料と製法から、中華麺に属します。
なるほど、「そば」と書いているけれど、蕎麦粉は全く使っていないのね。
まあ、確かに中華そばも蕎麦じゃないしね。
というか……この作り方、中華そばと一緒じゃんwww
では、「沖縄そば」と「中華そば」の違いとはなんなのだろうか?
沖縄そばと一般的な中華麺の大きな違いとしては、ゆで上げた麺に油をまぶし、冷水で締めずに自然冷却するという点があげられる。 これは麺に油を吸わせることで保存性を高めるという冷蔵庫のない時代に生まれた知恵であるが、この工程が沖縄そば独特の表面が固くボソボソとした食感を生んでいる。
だそうだ……
だが、カップラーメンでこの食感を生み出せているのだろうか?
そもそも、カップ麺はすでに油で揚げて乾燥させている。
この、特色をとても活かしているとは思えないのだが……
カップめんのタイトルに「沖縄そば」と書いてしまえば、「沖縄そば」とも思えるのだwww
ということで、今日は「ボソボソ」つながりのお話を
真ん中のテントはひときわ人の列が少なかった。
――これは順番が早く来るかも! この列に並ぼうかなぁ。
タカトはそれほどまでに早くアイナちゃんの写真集を当てたかったのだ。
だが、先ほどからガラポンをまわそうとした人たちが悲鳴を上げてうずくまっていくのである。
あひっ!
おほっ!
絶対にイクぅ!
――オイオイ……いったい何をやってるんだ? ガラポンじゃないのかよ?
そんな疑問を持ったタカトはそのテントの中をそっと伺った。
そこには、ダボダボの白衣の下に神民学校中等部の制服を身にまとい眼鏡をかけた女の子が、ボサボサ頭でガラポンの受付をしていたのである。
そう、この少女、神民学校中等部のローバンであった。
ローバンは、この前おこなった高校生クイズの罰ゲームでスグル先生と一緒に夕日に向かって走らされていたのだ。
だが、この会場に着くや否や、当のスグル先生とはぐれてしまったのである。
しかし、ローバンは焦らない。
コレでも自称秀才だ!
スグル先生の行動など手に取るように簡単に推理できてしまう。
というのも、学校からこの福引会場は東の方角にある。
そう、夕日が沈む西とは真逆なのだ。
しかも、現時刻は昼過ぎ……まだ夕日など程遠いほど日は高い。
ならば、なぜスグル先生は急に夕日に向かって走るぞと言い出したのだろうか。
答えは簡単!
福引がしたかったのだ!
たったひとつの真実見抜く!
見た目は子供、頭脳は大人?
その名は名探偵ローバン!
ノーパンじゃないぞ! パンツはちゃんと履いてるぞ!
なぜかローバンは後ろを向くと白衣の下のスカートをちらりとまくり上げた。
「「「おおぉ!」」」
どよめきと共にモンガの前に並んでいた数人がそのままローバンの前へとスライドした。
というのも、このローバン。神民学校の中等部の生徒でありながら、一見すると小学生のような容姿なのである。
そんな彼女が白衣越しに制服のスカートを少しまくり上げるのだ。
もう、ロリコンどもには生唾モノのシチュエーションである! って本当かwww
オッサン的には白衣がいらんな! 白衣が! パンツの白とかぶるんだよ!
チラリと見えるお尻のカワイイ布地からは、プリントされたごっついクマさんがコンニチハ! コロすぞコラ!
そして、オッサンたちの手が抑えるズボンからも、押し出されたちっこい息子さんがコンニチハ! コスるぞコラ!
そんな時、スカートをさっと戻したローバンが、すかさず前に向き直り叫ぶのだ。
「開血解放ぉぉぉぉ!」
そして、勢いよくガラポンのハンドルをぐるりと一回転させる。
するとガラポンの穴から勢いよく玉が飛び出したのだ。
まぁ、ここまでは普通である。
だが、その玉はガラポンの下に置かれた皿に落ちることなく飛んでいくのである。
飛んでいく……そんな生ぬるい表現ではない……
米宇宙開発ベンチャーのスピンローンチ社が大型装置で遠心力を発生させロケットを打ち出すかの如くガラポンの玉がすごいスピードで飛んでいくのだ。
もうこうなると玉ではなく弾である。
そんな弾は、ローバンの前に並んでいるオッサンのはみ出たタマにたまたま当たる。
たまたまなのか?
絶対に狙っていやがる! コイツ!
そう、その証拠に、すでに何人ものオッサンたちがその場で股間を押さえてうずくまっていたのだ。
「ロリコンは死にやがれぇぇぇぇぇえぇ!」
ローバンの目的はスグル先生と落ち合うこと……だったのだが、先ほどから隣のテントでは、キモイおっさんどもがガラポンそっちのけで写真のトレーディングをしていたのだ。
キモっ!
こんな場面を見たら普通の中学女子なら急いで逃げるところであるが……さすがはローバンさん! これでも融合加工院主任技術者クロトの弟子なのだ。
汚物は消毒と言わんばかりに、すぐさま目の前のガラポンを融合加工で作り変えたのである。
さすがぁぁ!
「死ね! ロリコン!」 パン! あひっ!
「くたばれ! ロリコン!」 パン! おほっ!
「お前もだ! ショタコン!」 パン! 絶対にイクぅ!
目の前のターゲットがいなくなると、ローバンはまたもや後ろを向きちらりとスカートまくり上げる。
以下、繰り返し……
――まあ、そのうち、この福引のテントで待ち構えていればスグル先生と落ち合うことは可能でしょ!
そんなローバンはニヤリと笑う。
――しかも、その時には……私を置き去りにしたスグル先生も血祭に……
それが本当の目的かwww
「何やってんだ……」
そんなテントを覗くタカトはあきれ顔。
「単発射出とは……センスねぇな……」
って、そっちかよ!
――俺だったら、スカートまくりま扇で発生させた圧縮エネルギーを使って高速連射機能をつけるのにな……
そう、目の前のローバンのガラポンは一回転で一発射出の単発式。
これに対して、タカトのイメージでは一回転で数百発撃ち出されるマシンガン!
戦闘で使用するなら絶対タカトのものだろう。
だが、タカトのポリシーは道具は戦いのために使うものではない! なのだ。
でもって、当然にここからがタカトの本領発揮!
――だいたいガラポンの玉など発射しても何が楽しいんだよ!
ならばこういうのはどうだろう!
ガラポンを俺の股間と直結して連射機能をもたせるのだ。
ガラポンの穴に突っ込まれた俺の『言う事キカン銃』!
その『言う事キカン銃』が回転と共にしごかれていく!
次々と吹き出す俺の情熱!
名付けて! 『性裸吹くと真チンガン』!
あっ! ちなみにマシンガンと機関銃って同じものなんだって! 知ってたぁ?
ガラポンから飛んでいく子種の星・泉のたまたまからサヨウナラ!
♪さよならは別れの言葉じゃなくてぇ~♪
さすれば、俺の少年探偵団は卵ねぇちゃんに出会うことができるかもしれないのだ。
そう、それがどんなにガードの固い女性のパンツ、いやスカートの上からであったとしても……
♪再び会うまでの遠い約束♪
ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!ダッ!
か・い・か・ん♥
って、それのどこが気持ちいいんや!
お前はMか!
いや私、Mではなくて●神 月です……いやいや天塚タカトです……
それをいうならMじゃなくてLやろが!
あかん……このネタ……却下や! 却下!
ということで、この列に並ぶのは当然却下や!
おかげで最後のテントには長蛇の列ができていた。
仕方ない……だって、三つあるテントの内二つは、このように訳の分からないことをしているのだから。
だが、タカトは三つ目のテントに向かって這う列の頭に、2つの小高い山を発見した。
その山は少しだけだが、確実に揺れている。
そう、その山の正体こそ三つ目のガラポンを担当する女性係員の胸であった。
しかも、その白地のTシャツから盛り上がる胸は想定を超える超大型級!
――きっと! ノーブラに違いない!
タカトは、迷うこともなくその女性の係員が担当する列の最後尾に並んだ。
って、もう、この列しかまともにガラポンをやってないんですけどね……
横に並ぶ掲示板には、福引のポスターが何枚もこれみよがしに貼ってある。
その隙間を埋めるように道具コンテストのポスターがいくつか貼ってあった。
どうやらその道具コンテストの優勝賞金は金貨1枚だそうなのだ。
道具コンテストとは融合加工の腕を競う歴史あるコンテストである。
優勝者は、融合技術院に厚待遇で迎えられることもあるという。
かつて権蔵も、第7の騎士一之祐の推薦をもらい出場したことがあった。
当然、権蔵は奴隷の身分でありながら並みいる神民たちを引き離し余裕で優勝をかっさらったのである。
だがしかし、残念ながら奴隷である権蔵には融合加工院への道は開かれることはなかった。
そんなポスターを見ながらタカトは腕を組み自信満々につぶやいた。
「マジで俺も出たいな。俺だったら優勝できる自信があるんだけどなぁ」
「あのアホな道具で……タカト……本気?」
いつの間に戻ってきていたのだろうか。ビン子がタカトの横で白い目で見つめていた。
「俺の道具にはな! 夢が詰まってるんだよ!」
先ほどから右こぶしを固く握りしめ目を輝かせていたタカトはようやくビン子の存在に気が付いた。
「って、なんだ……ビン子、もう戻ってきたのか?」
「うん。だって、もう源さん、シースーのネタが切れたからって店じまいするんだって」
「へぇ……」
だがタカトは全く興味を示さない。
ネタが切れたということは、もしかしたら写真が切れたのかもしれない。
なら、もう……どうでもいい。
しかし、そんな事実をビン子に伝えなくてもいいのだろうか?
いや、この時のタカトはそんな事、マジでどうもいいと思っていた。
シースーよりもアイナちゃん!
ロリロリよりもアイナちゃん! なのだ!
そんなタカトの鼻先に白い塊が突き出された。
「ハイ! お土産! 源さんの作ったシースーの握り! 最後だからってくれたの」
――何! シースーの握りだと⁉
タカトの左手は瞬間的にズボンの前を押さえていた。
そして、残る右手でビン子が手に持つシースーのネタをそっとつまみ上げたのである。
しかし当然、それを見たビン子は怒鳴り声を上げた。
「ちょっと! 汚い手で触らないでよ!」
だが、タカトはそんな言葉に耳を傾けることもなく、シースーのネタの下にあるべきものをそっと伺った。
タカトの左手に力がこもる。
だが、ここはガラポンの列……
このままここで左手をフリーダムにすることは、人目がはばかられる……
しかし、もう止まらない……
先ほどから下半身の奥から突き上がる衝動が、どうにも止まらないのだ。
徐々にシースーのネタがつまみあげられていくに従い、白いシャリの上に平べったい四角いものが見えてきた。
――やはり! あったか!
ついに、タカトの左手がズボンの布地をギュッと掴んだ!
――だが……ここではダメだ!
そう、横にはビン子がいる
――となると……ことに及ぶのは完全個室! やはり、トイレの中か!
だが、ガラポンの順番はどうする……せっかくここまで並んだというのに……
いや、ビン子がいる!
そう! 自分が戻ってくるまでビン子に並ばせておけば問題ない。
ならば! まずは! ご対面だ!
ようこそ! 縦筋露里万札エイ!
……
……
……
…………なんで、昆布?
――これは……エイじゃなくて昆布だよな……この平べったいものは……
そう、シャリの上にのっていたのは写真ではなく、ただ薄く切り裂いただけの昆布であった。
――写真は? もしかして⁉
慌てふためくタカト。
タカトはつまみ上げたシースーのネタの背後を確認する。
というのも、ネタの後ろに引っ付いているだけかもしれないのだ。
だが、そこにはべったりと塗られたワサビがあるだけ……
――な・ん・だ・と……
ここ最近、ビン子がタカトのベットを占領していたため、タカトはここしばらく大規模な戦闘など起こしていなかった。
そのため、『言う事キカン銃』の練度は著しく低下していたのである。
なかには実戦経験のない子種の星・泉もいる始末。
(まぁ、そもそも童貞のタカト君ですから、実戦経験などあるわけもないんですけどねwww)
目の前に迫り来るワサビの群れが夢ではなく現実だと認識されたとき、今日も写生不能の恐怖が沸き起こってくるのは仕方のないことだったのかもしれない。
「縦筋露里万札エイはどこじゃぁぁぁぁぁあ!」
「いい加減にしてよ! 縦筋露里万札エイはタカトがつまんでいるでしょうが!」
「いや……この縦筋露里万札エイではなくて、別の縦筋露里万札エイ……」
「何言ってるのよ! 縦筋露里万札エイは縦筋|露里万札エイでしょう!」
怒り心頭のビン子はタカトに詰め寄った。
「食べるの? 食べないの? どっちなのよ!」
「いらない……」
「はぁ? せっかく持って来てあげたのに!」
「いらない……」
すでに目が死んだ魚のように生気を失っているタカト君。
ボソボソとつぶやくように言うのがやっとだった。
「もういいわよ! 私が食べるから! それ返して!」
ビン子はタカトがつかむ縦筋露里万札エイのネタを奪い取るとシャリの上に乗せてパクリ!
そして! ひときわ大きな叫び声!
「コケコッコォォーーー!」
茶色い地面の上で空を見上げるビン子は恍惚の表情を浮かべていた。