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令和4年6月25日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

徳島製粉
「金ちゃんヌードル」

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
プルルルルル!

って、電話だよ!
お湯を注いで3分待って、さぁコレから食べようとふたを開けた瞬間、電話だよ!

やっぱ出ないとダメだよね……

ということで、
「ハイ、もしもし……」
「今、大丈夫?」
「大丈夫じゃないです……ラーメン食べてます」
「それはごめんね! で、ちょっと聞きたいんだけど」
「私の話、聞いてます?」
「いやぁ、分かんなくなっちゃってさ、この場合、どうなるのヨ? ちょっと教えてよ」

ってことで、そこから延々1時間……
ちょっとじゃないじゃん……

電話の後には、当然、のびたラーメンが待っておりました。
しずかちゃんが、のび太を見捨てないように、私ものびたラーメンを見捨てません!

ブヨブヨとなったラーメンを最後までちゃんといただきました。

ということで、今日は「のびた」つながりのお話を!

俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう40合計51万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 万命寺の住職であるガンエンのもとに、お礼を言いに行くように権蔵から言われたタカトとビン子は、昨日のなんだかわからない干し野菜を携え、家から森の奥へと歩いていた。
 森を抜けると、山のふもとに古びた万命寺が立っているのが見えた。
 森から万命寺までのびた道沿いには、仕事に就けない罪人や、納税できない国民がその日その日を生き抜くために集まり、スラムが形成されていた。
 スラムの中には、棒に布を張っただけの粗末なテントが無数に広がっていた。
 テントの中を覗くと、やせ細った女が、黒く汚れた乳を、乳飲み子に吸わせている。
 そしてそれを吸う乳飲み子もまたやせ細っている。
 よくよく見ると乳飲み子の干からびた唇は、黒く乾いた乳首から離れている。
 冷たくなった我が子を抱きながら、女はすることもなく、ただただ子守唄を歌っていた。

『ここもひどいものだ』

 スラムの中を通り抜けるタカトは、住人たちをなるべく見ないように通り抜ける。
 もし、見つめてしまうと、自分の足が二度と動かなくなってしまうような気がした。
 今度は、本当に何もできない、何もできないとわかってしまうから、何も見ない。
 言い聞かせるようにすすめる足は自然と早足になった。

 テントの前で、炊き出しをするコウエンを見つけた。
 タカトはコウエンに声をかける。

「お前女だったのか?」

「女で悪いか」

 炊き出しで一生懸命なコウエンは、タカトを見ることもなく、住人たちから突き出される粗末なお椀へと、雑穀のスープをよそい続けた。

 そうかそうかと納得をしたタカトは、そんなコウエンに両手を突き出し、深々と頭を下げる。

「いやぁ、それなら、おっぱいもませてください」

 ビシっ!

 ビン子のハリセンがテニスのアンダーストロークさながら、タカトの垂れた顔面を真ん中にとらえる。
 タカトは分度器が0から180度を測るかのように、天を仰いだ。

 今日も天気はいいようである。

「馬鹿言ってないで手伝って」
 そっけないコウエンがタカトとビン子に手伝いを頼む。

 コウエンのかげで一人の男が一生懸命に手伝っていた。その男はオオボラといった。
 オオボラは何も言わずに、炊き出しを手伝っている。オオボラの顔をまじまじと見ながらタカトは手伝う。そのため、手は先程から無駄に同じことを繰り返し続けていた。

 どこかで見たことあるような……

「手を動かせ」
 オオボラはタカトの顔を見もせず、黙々と作業をしながら命令する。

「アッ、道具屋でハンカチを持って行った男か!」

 ひらめいたタカトは嬉しそうに手をたたく。

「だから、手を動かせって!」

 オオボラはタカトに向かって吠える。

 皆の懸命な働きの甲斐があってか……若干一名を除くが、何とか炊き出しを無事に終えることができた。コウエンはビン子を伴って水場に鍋を洗いに行く。
 その場にへたり込んでいたタカトは、ふとオオボラを探すが見当たらない。

「ここはひどいだろう。上に立つものが悪いせいだ」

 タカトの背後の岩の上からオオボラの声がする。
 頭だけ後ろに反り返り、岩の上を見上げるタカト。

「上に立つものが変わらなければ、ココの生活は変わらない。俺はきっと変えてみせる」
 オオボラは岩の上からスラムを見渡し覚悟を決めるかの如く強い言葉を発した。

 空を見上げるタカトは、今日は無駄に天気がいいなぁと思っていた。

 第70話 万命寺と万命拳(1) より

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