![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100102647/rectangle_large_type_2_d8d6a251d34e31842a8a3e657d083500.jpeg?width=1200)
純正鬼札王国のすゝめ(カジュアル)
はじめに
う~~~!デュエル・マスターズ!
初めましてみなさん。ぺんどらくると申します。
十王篇は楽しんでいらっしゃいますでしょうか?
事実上の十王篇最終弾である弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!【DMEX-14】が発売されてから実に2年も経つのに何言ってんだって感じかもしれませんが、この最高に楽しいシリーズはいまだ私の心を掴んで離しません。
その中でも私は特に、ガンガン殴ったり 逆に自身の命を削ることで高い出力とカウンターで戦っていく鬼札王国のデザインに強く惹かれて現代デュエマ復帰時からずっと使い続けています。
そこで今回、このお気に入りのデッキ自慢をしまーす!
まだ鬼札王国を組んだことがなくて興味がある方も、十王篇の時は組んでみたけどその後どうなったか気になる方も、よければ読んでいってください。
まあ結論から言うと王来篇から構築はほとんど変わってないですけどね(目新しい情報はほとんどないかも)
ところで皆様、火闇邪王門というデッキタイプはご存じでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1678767198128-K2sa6OW65c.jpg?width=1200)
失礼いたしました。皆様方は既にこのデッキタイプについてよく知っているかと思われます
![](https://assets.st-note.com/img/1678620728833-rJOjZQAz7i.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678620813480-cn3dmzzNnq.jpg?width=1200)
今回紹介するデッキリストは完全にその派生形であり共有するカードもさまざま入っております。
ぶっちゃけ「強いデッキの基盤入ってるから一定以上の強さはあるよ」を否定できないんだな。
でも鬼札王国の戦術ってこれなんだもん仕方ないよね。
より幅広い相手への勝ちを目指すなら一般的な火闇邪王門の集合知を利用しない手はありません。多くの偉大な先人方が有益な記事を書いているでしょうからここではなく、ぜひそちらをご参考に!
あらためてここで書かせていただきますがこちらの記事はエンジョイ寄りカジュアルプレイヤーの私目線で見てきた「鬼札王国」のデッキについて知ってもらいたい気持ちだけで書かれたものです。
採用カードは「鬼札王国」であることを何よりも優先しています!
なぜって、僕がそうするべきと思ったから。単なるこだわり。
それでもフリー対戦でブラックゾーンを得た火闇バイクに2-0
火自然 逆悪襲相手に2-1できるほどには殴り合いのデュエマにめっぽう強くてまだまだ楽しく遊べそうなデッキなので、よければお付き合いください。
※「鬼札王国」であること とは
種族「鬼札王国」を持つ タマシーポイント02点
鬼の歴史出身であること タマシーポイント1点
十王篇で明らかに鬼の戦術と組み合わせてねと再録されたカード達 タマシーポイント0.5点
鬼札王国ってどんなもの
基本的な話に立ち返ってみます
既に少し話していますが、鬼札王国は相手と使い手双方のシールドが計6枚以下まで減ることで発動する鬼タイムと、いずれかのプレイヤーのシールドが0枚の時に発動するハイパースペックな鬼エンドという、デュエマのゲーム性の根幹に関わる2つのキーワード能力を持った王国です。
極端な話相手のシールドだけ減らしてもこれらの条件は達成できますが、それができたら苦労はしません。
かといって過剰打点で殴り始めるor殴らない勝利を目指すことの多い現代デュエマで相手のブレイクに期待するのはあまりに不安定で、だからって自身のシールドを能力で減らしすぎても鬼エンド能力だけでは守り切れずダイレクトアタックへのリスクが強まってしまいます。
なので私はその中間くらいの、プレイヤー自身のシールドを手札に加えるクリーチャーで手札リソースを抱えつつ相手のシールドを積極的にブレイクして減らしていく戦略で早期に鬼タイムへ突入し、どちらの盾を減らして鬼エンドに持っていくのかを切り替えて戦うようにしています。
ところでこのようなデッキを作ると、シールドを手札に加える能力で不発となりやすいS・トリガーやG・ストライクはかなり腐りやすいことが分かります。なので受け札にあたるものは鬼エンドによる手札誘発(とS・バック)が入るのですが、この出力が異様に高い。なのでどうしても邪王門デッキになりがちなのです。こればかりは勘弁。
リスト紹介
私が最近使っている構築内容です。(入れ替わる枠アリ)
※アドバンスにはレッドシャドウ以外鬼がいないのでオリジナルです
![](https://assets.st-note.com/img/1678624105224-b7Ze5sVezN.jpg?width=1200)
とりあえずイラストがめっちゃカッコ良いんすわ。そういうのモチベーション上がるんよ。
分かる人には分かると思いますが、カジュアるデュエマGAMEsさんが提唱した「結論鬼札」を基にしており、個人の手感覚で王来篇になってから組んだものです。
(十王篇当時 鬼札SRがとことん当たらないわ十王全般浅く広く遊ぶだけでも10個のデッキは財布に厳しいわで、スタートデッキ基盤のコダマショック型を遊んでいました。これはこれで楽しい。)
このデッキの性質や動かし方
繰り返しになりますが、自身の盾より相手の盾を減らすことを意識します。殴り合ってりゃどっちかの盾がなくなるときって来るから焦らずいきましょ。
・殴れる時は相手の手札なぞ知らん顔して積極的にビートダウン。
・多色塗れでどうにも動けんって時は焦らずカウンター札をゼンリョクでキープ。
邪王門デッキはこの2つの戦術を使い分けつつ両立もできるのが本当につんよい。
そしてジャオウガをどーーーん!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1678766412587-RKQTzZ2vre.png?width=1200)
各採用カードについて〈解説〉
カンゴク入道
![](https://assets.st-note.com/img/1678625071038-KP4xJrXIFV.jpg?width=1200)
王来篇の漫画第一話でこのカードと羅刹ジャオウガが効果不明のまま出てきた時は度肝を抜かれました。ファイナルウォーズ!!でファイナっちまった後に鬼札王国がまだ追加されるとは思ってもみなかったので。
と言っても、当初は「ハイハイ、コダマンマの即時回収を超えられなかったコダマ入道やゼニガタ入道の仲間ね」と思考停止していたので危うく買い逃すところでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1678625567458-Gz4L80DR8R.jpg?width=1200)
言うまでもないですが、カンゴク入道は最強です。
パワーが上がるだけの鬼タイム能力がこんなに頼もしいなんて。
「大蛇」の鬼 ジャドク丸
![](https://assets.st-note.com/img/1678625822771-ivuIY7HwJq.jpg?width=1200)
発売当時は全く注目されてなくて100円とか30円とかで買えた時代があったの信じられる??? 再録でようやく値段が落ち着いたね。
手札の減らない除去かつ1~2打点はさすがに凄すぎる。
ガシガシ殴ってくる相手ならそもそも鬼タイムに入れそうだし、デドダムやメタクリーチャー相手にはテンポ崩さずぶっ倒して優勝していくわね。
鬼寄せの術
![](https://assets.st-note.com/img/1678635027461-4wFetn4TfA.jpg?width=1200)
このデッキの真のキーカード。
鬼寄せの上振れを意識したマナ置きが割と大事。
3マナでゴウケン齊を立てられるのがか~な~り強い!のでこのデッキの単色には闇が多い。
多色呪文とはいえこれ自体がコダマンマドローに使えるのバグってる。
鬼タイムケアを貫通して覇王ジャオウガとかたたきつけると脳内物質がどっばどば。そのためには火と闇2枚ずつ必要なのが大変だけど…
極悪!獄鬼夜城
![](https://assets.st-note.com/img/1678632799759-K8ActNwRcI.jpg?width=1200)
2Tカンゴク→3T多色事故 でも貼れるのが良い。カンゴク入道が実質2点1回収しはじめます。鬼タイム化までの速度感がメンデルスゾーンの加速じみてる。
ギャラクシールドとEXライフを根本からメタれるので、王来篇ではガン積みしていたけど多色が重すぎる&2枚目以降は要らないので現在は1枚で採用。
何気にD2フィールドなので、まれに張り替え合う。(DGフィールドだけズルいよな)
禁断関係ないのになぜD2とか思ってたらジャオウガ禁断パラレル説が確定的になっていって、いろんな文脈が乗っかった。
トリガービート構築で自分の盾を暴発させるのもたのしいよ。
「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏
![](https://assets.st-note.com/img/1678635433845-4r0xrjJC8Q.jpg?width=1200)
イラストがカッコよすぎ。
立てられれば積極的に殴れなかった時に4点ぶちかましたり、邪王門から20000狩っていくいぶし銀。
良い仕事してくれるけど優先するほどでもないので、獄鬼夜城と3枚くらいの枠内で1~2枚の採用を反復横跳びさせている。
ドラグ変怪
![](https://assets.st-note.com/img/1678712514039-1nGDBZFPkr.jpg?width=1200)
ぶっちゃけ自由単色枠。
最近は封印とか手札以外からの踏み倒しが横行しているのでピンポイント気味に刺さったり、時には全くいらなかったりする(そのとき単色が活きる)
地味にパワーあってえらいね。
アンヤク夜叉
![](https://assets.st-note.com/img/1678636131305-UA0iHkLXhC.jpg?width=1200)
スーパーヴィラン着地だ!(ヒザに悪い)
ノーコストで3000以下を焼けるのって超すごい。きょうびアプルやデドダムを見ない日はないのです。
槍とのデザイナーズコンボが想像よりずっと強いよ。かといって無理にキープせずマナ置きが気軽なのもいい。
見た目の禍々しさとか名前とか、火文明じゃなさすぎる。
背景ストーリーであのゲンムエンペラーとぶつけられてたから何かまだあるんじゃないか?と思ってたけど普通に無に呑まれてEND。
鬼ヶ羅刹が出た時に夜叉のコイツが再登場するような気がしたけど、やっぱり出なかった。
実は「アンノウン」でした くらいはありそう。一挙手一投足が暗躍だった
ツルハシ童子
![](https://assets.st-note.com/img/1678637502300-h3I4b4EHbF.jpg?width=1200)
セルフ盾回収をしばしば行う影響で不発になりやすいS・トリガー持ちは鬼札王国において優先度が低め。それでも入れてるのは何故かって?
相手が踏み抜いたとき、邪王門でめくれたとき、手札にあるとき、、、あらゆる場面で活躍するスーパーカードだからさ!
デスハープにホネンビーがついている!?
邪王門の当たりとトリガーを両立しているのが本当に便利すぎてfull投入
ごく稀に鬼寄せで3コスト着地させることも。
ゴウケン齊で捨てたカードを使い直す機会が少ないこのデッキで、この回収が本当にしみる。クリーチャーだけなのにはわりと注意。
・・・火と闇で6コスト以下の強いトリガークリーチャーって驚くほどいないんだ。いわんや鬼札王国縛りをや。老練の鬼~とか言ってボルシャックローレンドラゴンの互換とか出たらアツいまる
![](https://assets.st-note.com/img/1678726335346-EZJ9RqhL8v.png?width=1200)
「非道」の鬼 ゴウケン齊
![](https://assets.st-note.com/img/1678637614409-0swGGuDxd8.jpg?width=1200)
かっっっっちょええ~~~~~~
鬼寄せで出すと殴るデッキ全般に最強の圧力がかけられる。
カンゴク→(ジャドク丸)→鬼寄せゴウケン齊 がビートダウンしているだけで、相手が対処しきれず溶けていくこともしばしば。
このデッキ、盾回収でそこそこに手札が抱えられる割に1ターン中でプレイするカードが1枚づつとかなので除去耐性には余裕がある。よくできてる。
覇王ジャオウガの召喚に耐えうる猛者。
第一弾、ドッキングパックの時点で鬼寄せ、ゴウケン齊、ジャオウガが揃っていたので鬼札王国はその時点で半分くらい完成していたのかもしれない。
アニメの幕間映像で格ゲーやってたの大好きなんだけど知ってる?
「是空」の鬼 ゲドウ権現
![](https://assets.st-note.com/img/1678637637503-YDzW0SX5fc.jpg?width=1200)
邪王門から出して強い枠。
鬼タイム下では火闇2コスト、SA、スレイヤー、Wブレイカー、敗北回避を持った7000に化ける。スゴスギ龍樹
単体でもできることが多いゲドウ権現にしているけど、鬼札王国には6コスト以下の強烈なカードがさまざま取り揃えられているので、ここが人によって一番個性の出る部分かも。
![](https://assets.st-note.com/img/1678713541723-JCCSH1IxUn.png?width=1200)
バラド・ヴィ・ナ・シューラ
一王二命三眼槍
![](https://assets.st-note.com/img/1678637653995-YbZhgDI0BC.jpg?width=1200)
言うまでもないでしょう。
入れなくても成立はするけど、入れるとターンの帰ってくる率が段違いにファンキガイ。どうしても高いって方はゲドウ権現を増やすとヨロシ
詰めの打点形成もすごいなあ…アンヤク夜叉でそこそこの除去も狙えるんだなあ…ここまで凄いと運営に取り立てられちまうかもしれねえなぁ!
百鬼の邪王門
![](https://assets.st-note.com/img/1678637668559-0mgC43YUuE.jpg?width=1200)
つよい
鬼ヶ覇王 ジャオウガ
![](https://assets.st-note.com/img/1678637680143-F9ruDKFlKe.jpg?width=1200)
最強の切札…もとい鬼札。マジで最強。
自分のクリーチャーまで巻き込むことでなんだか過小評価を受けている気がするけど、冷静に考えてみよう。
切札勝太&カツキングやら絶望と反魂と滅殺の決断やらが跋扈するこの現代デュエマで盤面が良い感じに残って帰ってくることの方が少なくない?
そもそもジャオウガより通る打点が残ったまま帰ってきてくれたなら出さずに殴ればいいのだ。
相手が好き放題構築してきた魑魅魍魎のバトルゾーンをこれ出すだけでリセットできて、SAのTブレイカー(完全除去耐性持ち)がぶん殴ると人は簡単に爆発四散します。
ジャストダイバーだろうが、ドキンダンテXXIIだろうが、ジャオウガを出せば大体解決しているよ!
![](https://assets.st-note.com/img/1678715340197-pJy6nEc2oJ.png?width=1200)
バグレベルの強さを持つこのカード「鬼神」とさせてください。
鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ
![](https://assets.st-note.com/img/1678637700542-2Wkr91rK4e.jpg?width=1200)
全ジャオウガの中で一番能力の縛りがキツくて敬遠されがちなやつ。
でもこのデッキだったらかなりの頻度で決められる。そう、鬼寄せならね(火闇火闇4色要求)
かの無双竜機ボルバルザークと使用感はかなり近いと思う。確実に詰めきるぞという時に本当に詰め切れるようになる。
とはいえ完全に独立しているので1枚の採用。
背景ストーリーにおいて他のキングマスター9人をひとりで圧倒していたのはいくらなんでも盛りすぎだろ。ゲンムとダイナボルトがいるんだぞ。
その他、候補になりそう・ならなそうな鬼いろいろ
![](https://assets.st-note.com/img/1678716548416-HARAY6OVhO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678718585621-pHY2eg4CoN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678720433624-6yqCRVtOeh.jpg?width=1200)
ジャオウガゼロと相性がいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1678720538115-vSw89AN7SJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678720644938-CYRodlg2YF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678720690714-cm67W8fBGb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678717689301-kERE3Ht2qX.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678718483098-MD3HliXpmx.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1678718708989-ochAUO8IDa.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678719747586-Bh6FYOX5xy.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678759962351-0DsfQSdNCy.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1678719959276-JoFVNiBayV.jpg?width=1200)
今観ると、手下とはいえ慕う人いたじゃんアバク・・・ってなる
![](https://assets.st-note.com/img/1678719508074-PaWlGw6VpG.jpg?width=1200)
ヒミコ色がつよすぎて「鬼札王国」なのかは怪しい
純正で組むだけでもこれだけいろいろなカスタムできるんだぜ!
すっげーよな!
最後に
みんなに鬼寄せゴウケン齊の気持ち良さを体験して欲しいがためにこのnoteを書き始めました。
カード全般の出力が上がるに伴ってトリガーや手札1枚1枚の価値が凄まじい今どきのデュエルマスターズで、こんなに雑に刻んで殴ることが肯定される中速デッキはとても貴重です。それこそが僕の惹かれる理由なのかもしれません。
競技レベルにブラッシュアップされた同型デッキがある中で純正で組むことはハッキリ言って自己満足にほかならないのですが、だからこそ自分が満足いくように僕は「鬼札王国」を遊び続けます。
どうせなら同志は多い方がいいのでお前も鬼を握らないか?
ここまで読んでくださった方の鬼札王国に対する考えやデッキ、疑問点などあればぜひお聞かせ下さい!
このnoteが面白いと思った方はチャンネル登録高評価もよろしくおねがいします。またコミュニティ投稿ではアンケートなども行ってますのでぜひチェックしてみてください。それではまた次回お会いしましょう。
それでは~、
う~~~!デュエル!マスターズ!
バイバーイ \鬼エンド😎/
ドーモ!イマミカデスゥ~ ムーチャンデス!