テーブルトーク風グレーターGMデビル先生。
量は作文用紙3枚くらい📝
お菓子持ち寄って、
円卓囲んで、
自分ではない「謎の人物」になりきって用意万端。ここではない何処かへ仲間と旅立つ「言葉だけ」の世界🌍
テーブルトークRPG。
昭和世代から平成に変わり、電気代ゼロでも場所なんてどこでも変わらず夢が詰まってたコドモからオトナに脱皮する頃、よく遊んでた記憶が蘇った今日の話題。
あの頃の会話術が現在でもボクの生きる会話の術。
今で言う互いの応酬話術「ディベート」の体現者はきっとダンジョンでトロールとモグールしていたに違いない。そんな気がする。
そんなすこし変わった思考回路なボクは、ゲームマスター。
今のゲームシステムをひとりで全て担い周りの意見に耳を傾けて、とある目的に誘導する役目はぜんぶボクに押し付けられた。
絶対オレはコレぇ!という
エターナルチャンピオンもいれば斜に構えてイケメンオトコになりきる魔法使いっ子女の子もいたりさまざまだった。
当初は設定したシナリオに沿って誘導するGM事にボクは必死で、誰かが横道にそれるととにかく腹が立った。
こそあど言葉の権化と化したGMに冒険者は一本道を強制され中断、もしくは飽きられて「やーめた」もしばしば発生した。
ところが、
ある日ボクは突然変異を起こしたのだ。
それはノープラン。
十中八九なやけっぱちのGM。
神の見えざる手の体現、サイコロ🎲
それだけを持って彼らに挑んだのだ。
アタマにはぼんやりとした世界観のみ。洞窟や怪物の設定場所すら準備もなく。
これが大いに盛り上がったのだ。
血気盛んな友人の冒険者達は合流し、別行動し。纏まり、とにかく自由にやらせた。
互いの会話の応酬話術のみで紡いでいく内容はまさに「点と線な松本清張」モード。
相手にあった怪物が自動選別で脳内に次々と置かれていく。
相手に合わせた村人も存在しないのに鼓動が伝わるのだ。
今も相手に聞き耳を立て、舞台に応じて意識や会話方法を変える様はまさに「クララがたった」。
誰かが書いた「聞く力」はその時培われたと信じたい。だらしないGMお馬鹿なりに(笑)
移り変わり令和の世。
教壇で「35人掛ける全児童」の洞窟コドモ冒険者育成小学校に立っている。
暴れまくる奴らを押さえつけない代わりにハメを外したら泣いちゃう限界値だけを伝えて放牧する。
英語はわからないのにキーボード打鍵が可能な一年生戦士。
算数0点なプログラム言語化組み上げ魔法使いに、足が遅い子が華麗なダンス踊るドワーフなどそれはそれは花開く花開くと内心大ウケである。
そのかわりおかげ様で全児童から足蹴なおもちゃGMの誕生である。
まあ格好いい理想論には程遠いがコレがボクの役目だと理解しているテーブルトークRPGのGMそのままだといいなぁ。
ほら来た。ダイス🎲振らせて遊ばせよう。イニシアティブ取れたら今日のシナリオもきっとおもしろい。
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