ブーム到来!!どのカード占いを始める?その④オラクルカード
倉敷Penny Laneのまゆみです。
カード占いブーム到来!!
今、さまざまなカードデッキが登場していますが、どれから始めようか…と思っている皆様に向けての記事です。
まずはその①で現在の主なカード占い特徴と種類、その②でタロットカード、その③でルノルマンカードについてをご紹介しました。
今回は、オラクルカードについてです。
実にたくさんの種類のオラクルカードが存在しますので、一口に説明しづらいのではあるのですが、だからこそついつい新しいデッキを探し求めてしまう面白さがあります。
私のオラクルカード選びと使い方をご紹介したいと思います。
オラクルカードの特徴おさらい
その①でまとめた特徴をおさらいしますと…
占いのために作られた完全にオリジナルのデッキを総称してオラクルカードと呼ばれている。決められた体系はないので枚数も内容も全部違って様々。
大筋で、50枚前後、ポジティブなメッセージを軸に構成され、実に美しい絵柄で作られているデッキが多く、メンタル面をポジティブにリセットしたいときには有効。
ネガティブなカードは基本的にはないので、客観的な展開や相手の気持ちを占うには不向き。
あまりにも種類が多く、これといって統一されたガイドラインも無いので、正直言って個体差あり。自分に合うデッキを見つけるには、実際に手にしてしばらく使ってみるしかない。
オラクルカードはこのような状況になっています。
近年は個人でもカード制作がしやすくなってきていますので、日本語のカードも増えてきましたね。
ポジティブ結果しか出ないことをどう活用するか
オラクルカードを使いたいかどうか、好き嫌いが分かれる最大の要因がここでしょう。
タロットカード・ルノルマンカードから読み取れる人生ドラマは、良い結果も悪い結果も平等に存在します。
しかし、オラクルカードはすべてのカードがポジティブです。
タロットカードがオラクルカードアレンジされているデッキもいくつかありますが、ネガティブカードはそれを克服して次につなげる解釈がほどこされています。
『占い結果が怖くない』ところが好きなのか。
『占い結果が怖くない』ところが物足りないのか。
私は、『占い結果が怖くない』だけでは物足りないです。カードが開かれる瞬間のスリリングさも醍醐味です。
なのでメインで使いたいのはタロットカードやルノルマンカードなのですが、お客様の状況によっては、吉凶がでる運勢リーディングは必要なく、どんな状況であれ前向きに進まなければならない時があります。
そんな時にオラクルカードはすごくピッタリなのです。
例えば、
『私は何が何でも〇〇を成功させたい』
『気が重いけれどやらなければいけないことがある』
そんな状況下の悩みでは、『上手くいかないかも…』なんて展開予測を告げても何のプラスにもならないじゃないですか。
ここでは運勢のアドバイスは必要なくて、だだ『どうすれば良いか』の行動指針を力強く出してあげたい時は、ネガティブカードが邪魔になってくるので、オラクルカードが最適なのではないかと思います。
ですので活用の仕方としては、
オラクルカードにでは、常に『どうすれば良いか』の問いかけをしていきます。
相手の気持ちや今後の展開といった、客観的な判断基準が欲しいテーマには向いていません。そのような悩みを解決したい場合も、
『どうすれば相手と上手く付き合えるか』
『どうすれば今後の展開を上手く乗り越えられるか』
といった質問に組み替えてリーディングしていきます。
ただ、ポジティブ結果しか出ない…とは言っても、質問者が望んでいる答えが返ってくるかどうかは別問題にはなります。場合によっては、オラクルカードでも残念に感じられる受け取りになるケースは有り得ると思います。
今やプレミア価格となっている『ロマンスエンジェルオラクルカード』は恋愛専門のデッキですが、平気で『片想い』なんてカードがありますしね(笑)。
質問と出たカードによっては結構シビアな読み取りや、『当たり前よね』って感じの現実的アドバイスになったりするものです。
デッキ選びが肝心
昨年はオラクルカードの日本販売20周年だったそうですが、現在では本当に多種多様なカードが存在しています。
最初はドリーン・ヴァーチューのシリーズ一択と言って良いほどの人気を集めておりましたが、そのシリーズの多くは販売を終了し、ここ数年でオラクルカード事情は変わってきたかな~という印象です。
とは言え、どのカードデッキが自分に合っているかとか、好きなデッキと使えるデッキは違ったりで、誰かの意見と自分の心象では違うし、選び方の正解が無いのが実際のところ。手に取ってみるしかありません。
いろんなタイプのデッキがありますので、しっかり吟味していただきたいです。
メッセージが『キーワード』…直感的に使いやすい。
メッセージが『○○しましょう』…アドバイスが具体的で分かりやすい。
テーマが限定…恋愛・仕事などに絞ったメッセージが出る。
絵柄が限定…動物・植物などが図鑑のようにカードになっている。
などなど。
ただこの長所はそのまま短所にもなります。
絵柄も美しいものが多いので、好みで気に入ったものを選ぶのが一番ですが、図鑑タイプ(プロ野球カードみたいなヤツ)になっているものよりは、メッセージとリンクしたいろんな情景が描かれているもの、色調もカラフルに描き分けられてカードの差別化が一目瞭然のものの方が、ガイドブック無しでも使いやすいのではないかと思います。
ペイフォワード会活用がオススメ
そんな中で、カードデッキの再活用を目的に開催されているペイフォワード会を上手に活用するのがオススメです。
ヴィジョナリーカンパニーというカード出版会社が中古カードを提供して開催されているイベントで、自分が使わなくなったカードデッキを他のカードデッキと交換できるというもの。買取もできます。
私も昨年、自身でペイフォワード会を開催しましたが、カード占い仲間と大盛り上がり。手に取って中身を確認することも出来ますし、値段も求めやすい。自分にはちょっと合わなかったとしてもまた循環することができます。
この記事をアップするのが大変遅れてしまったのは、個人的にオラクルカードへの興味が少し薄れていたからなのですが、
ペイフォワード会でたくさんのデッキを目の当たりにすると、今まで見た事がない海外のカードデッキにも興味が湧いたりと、またいろんなデッキを使ってみたくなりました。
もしお近くで開催することがあったらぜひ参加してみていただきたいです。
オラクルカード紹介
最近使ってみているカードを紹介します。
ずっと使わなかったけれど復帰させてみたいものや、入手したてのものです。
バリエーション豊かに紹介したかったけれど、結局ドリーンが多くなってしまいました。やはり私の中では、オラクルカードと言えばドリーン・ヴァーチューなんですよね。
私が初めて見たオラクルカード(占ってもらった)のはこのデッキ。美しさに、『何このカード?』と興味津々でしたが、その時はまさか自分で使うことになるとは…。あまり使ってなかったのですが、最近しっかり使ってみたくなってきた復活デッキ。
シンプルにキーワード系メッセージになっているので、写真のような枚数が多いスプレッドでも読みやすいです。
こちらはペイフォワード会でゲット。
これもそうですが、ドリーンさんのシリーズでは、私は少しキリスト教が入ってるメッセージのものが私は結構好きです。別にキリスト教徒ではありませんがやはり考え方が深いような気がします。ドリーンさんがキリスト教にシフトしたのも理解できます。
こちらは『~しましょう』という文章のメッセージなので、3枚ぐらいでシンプルに出す方が深掘り出来そう。
こちらもドリーンさんのタロット系オラクルカード2種類。タロットがオラクルカード化した先駆け的デッキで、『タワー』や『悪魔』といった怖い目のカードが書き換えられているのが特徴。私としては、普通のタロットでこのようなネガティブカードが出たケースでもどのように解決策を見いだせてあげられるかの引き出しが、これらのデッキで膨らませることが出来ました。
こちらもしばらく使っておらず私にとっては最近の復活組デッキ。2種類の大アルカナ22枚、合わせて44枚を組み合わせて使ってみてます。
エンジェルを精神面、フェアリーを行動面なんて読み分けも出来るし、同じカードが出た場所を関連付けたりも出来るし。相性占いの時は更にコートカードも組み合わせてみようかと思ってます。
こちらが唯一、変わり種のオラクルカードのご紹介。
マイカレンダー(占い雑誌)で見て、『こんなタイプも面白そう』と思って購入。
『不思議なシンボル』がポンと描かれています。まだどんなシーンで使ったら良いか、どう受けとれば良いか使いこなせて無いのですが、何か面白い使い方を生み出したいです。
ガイドブックよりも、自身の想像力のみでいった方が良さそう。
と言うことで、とにかく自由に占えるのがオラクルカード。
自分だけのデッキ、自分だけの占い方を見つけるのも楽しいものです。オラクルカード沼にぜひはまってみて下さい。
ちなみに、オラクルカードって読み物としても参考になると思うのです。各カードには素敵なアドバイスメッセージがいっぱい詰まってますので、たくさんのオラクルカードに触れることは自分のアドバイスの引き出しを膨らませることにもつながりました。単純にガイドブックを読んでいても面白かったですね。