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ブーム到来!!どのカード占いを始める?その②タロットカード

倉敷Penny Laneのまゆみです。
カード占いブーム到来!!
今、さまざまなカードデッキが登場していますが、どれから始めようか…と思っている皆様に向けての記事です。

まずはその①として、現在の主なカード占い特徴と種類をご紹介しました。

種類をざっくり知っていただいたところで、ではそれぞれのカード占いを始めるにあたって、もう少し詳しくご紹介します。
今回は、カード占いの大定番タロットカードの魅力についてです。


タロットカードの特徴おさらい

一番有名なカード占いといえばやっぱりタロットカードです。
タロットカードを始めてみたい人が一番多いかもしれませんね。
その①でまとめた特徴をおさらいしますと…

  • 大アルカナと呼ばれる22枚のカードと、小アルカナ呼ばれる56枚のカード、合わせて78枚の決められたカードで構成。メッセージのバリエーションは豊富だが、その枚数の多さにしり込みするかも。シャッフルもしづらい。

  • 全世界で一番愛用されているであろうウェイト版タロットカードデッキは、占いやすい完成されたデッキです。ここから始めれば間違いなし。

  • メジャーな占いだけに書籍もたくさん出ている、占い師も大勢いる、占いの体系もある程度出来上がっているので、独学を含め学ぶ手段が豊富

  • 嬉しいカードと恐ろしいカードが平均的に存在しているので、ニュートラルな立ち位置から結果を出せる。現実的な目線で読み取ることも、心理的なアプローチで読み解くことも、どちらでも占うことが出来る。怖いカードが苦手な人には不向き。

…ということがあげられます。
以後、私が長年使用していて世界でも一番流通しているものであり、カード初心者にもオススメしたいウェイト・スミス版タロットカードを前提としてお話を書いております。
(その他伝統的なタロットデッキ、アレンジもののタロットデッキと多種多様のタロットデッキがあります。)

78枚の人生ドラマを投影出来るのが魅力

ルノルマンカードは生活の中で身近なもの(動物・道具・景色等)がカードに一つだけシンボルで描かれているのに対し、タロットカードには、1枚ずつにドラマが描かれていると思います。

誰もが一度は、あるいはいつでも経験する可能性がある出来事のドラマです。人生の分岐点になるような大きな出来事かもしれないし、日々のルーティンのような日常かもしれません。

人間は常に完璧であることは不可能です。
どんなに清廉潔白に真面目に生きていても、長い人生では、失敗することもあれば魔が差すこともあるし、自分ではどうすることも出来ない不運なケースもあるでしょう。

そんな人間の弱さも含め、私たちの身の上にいつ起こっても不思議ではないドラマが78枚のカードに描き分けられていることこそが、タロットカードの最大の魅力だと感じています。

怖いカードは確かに出てほしくありません。
でも私たちの人生では等しく『悪魔』や『塔』といったカードが指し示すような可能性をはらんでいるからこそ、怖いカードも78枚の中には必要で、自身の状況を率直に伝えてくれるのではないでしょうか。
さながら、自分のために時には苦言も呈してくれる親友(先輩)と言った存在です。そこに学びや成長があるからこそ、カードは示してくれるのです。

タロットカードとどのように付き合うか

タロットのレッスンをしていて興味深い出来事がありました。
ある生徒さんは『塔のカードが出て本当に怖い出来事があり、その的中率に以後カードを引くのが恐ろしくなった』と言い、
別の生徒さんは『塔のカードが出たら本当にお付き合いしている人と別れることになったので、タロットの的中率はすごいと感じた』と言いました。

感受性や現実感の個人差により、結果の受け止め方はそれぞれです。
後者のように、現実とタロットカードの結果に一定の距離を持って受け止めることが出来た方が良いでしょう(占い全般に通じて言えることですが…)。
前者のようなタイプの人にはオラクルカード、もしくは予めポジティブ解釈が施されたオラクル系のタロットカードデッキの方が楽しく付き合っていけると思います。

占いである以上100パーセント的中はあり得ませんし、カードのアドバイス通りに動く必要もありません。
カードと向き合う時間を通じて、残念な占い結果が出たとしても、真逆の決意が自分の中で生まれたとしたら、それこそがタロットを通じて内省出来たことになります。

そんな付き合い方を求めている人にとっては、タロットカードは心強いパートナーになってくれるはずです。

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Penny Lane まゆみ
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