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後悔のない恋愛はない(実話)

今日から日記をつけることにした。

前々からやろうやろうって思ってたけど、なかなか自分の面倒臭さが邪魔して、手が伸びなかった。

大学に入ってからもう2ヶ月になるが、ここのところ色々ありすぎた。振られたとか、振られたとか、振られたとか。

その話が聞きたいって?長くなるけど、、、。

最初の2ヶ月間にあったとは思えない僕の恋バナ

入学式が終わって授業が始まるまで、数日あったが、SNSなんかリアル向けに使ったことのない僕は友達なんぞできるわけもなかった。てか、作らなかったが正解だな。何で他人のせいにしてんだ?

うちの学校は女子が多いから、男であっても女子と仲良くなるのは必須。

授業初日、大学は席が自由だったから、1人の女子の隣に座った。

大学デビューをするつもりはさらさらなかったものの、女友達は作ってみたいとは思ってた。

数学の授業で時間も最終コマ。いきなり初日からこれかよ、とか愚痴も心の中で吐きつつ、隣に座ったまま何も言わないのもそれはそれでどうかと思ったので、話かけてみた。

「わからないところがあったら聞いてください。」って言ってみた。

今思えばもっと他に言うことあっただろって思うが、数学は大学の中でもできる方だと思っていたので(入試満点だったから)、それくらいしか話しかける要素もなかったのも事実ではないだろうか。

授業が終わって、もう暗かったから一緒に途中まで帰ることにした、というより、向こうから「一緒に帰っていいですか?」って言われた。

初日からこんなことあっていいのかとか思いつつ、連絡先を交換し、その日は解散。入学してから間もない新鮮感も相まって、舞い上がった気持ちのまま、その日は軽くLINEで駄弁って終わった。

そこから、被っている授業では必ず隣に座るようになった。ていうか今も座ってる。
そのくらい仲良くなってしまった。

授業が被った2日目、大学で僕の自転車がパンクした。それを転がして帰るとして、駅まで30分かかる。

僕は遠慮したんだが、その時現場に居合わせたその女子は、駅まで着いてきてくれた。彼女の帰り道はそっちじゃないのに、だ。

帰りは楽しく帰れたからよかったが、その日は暑かった上に、付き合わせてしまったから僕は駅に着いたあと、近くの薬局で何も言わずにペットボトルの水を2本買い、1本あげた。

その時、「好みが分からないから水でごめんね」って言ったのをよく覚えている。

しばらく経って、ゴールデンウィークが間近に迫ったある日の帰り道、僕は傘をパクられた。その子もその場にいた。

結果、どうなったか、

傘に入れてもらった。

不可抗力なので許してほしい。

帰り道、僕は遊びに誘った。

僕は滅多に人を誘わないし、人に誘われない。自分らしくないことは十分わかっていたが、高校時代と同じ後悔はもうしないと決めていた。

二つ返事でOKをもらえた。

しかし、僕らが遊びに行くことはなかった。

向こうに大事な予定が入ったので、行けなくなってしまった(予定が何かは知ってる)。

一週間近く経った後、僕はお昼を食べにいかないか誘ってみた。これまたOKがすぐ出た。

あまりかしこまった店に行くのもどうかと思ったし、何より、向こうが一人暮らしなので、お財布に優しいところ、ということで僕のいつも使っている駅の近くのサイゼリアに入った(チョイスがどうなのかは待ってほしい)

その帰り、ひょんなことから、向こうが気になっている人がいるとカミングアウトされた。

僕はその子のことがだんだん気になり始めていた。

しかし、相手の好意の対象が僕でないことは明らかだった。

そんな話をされた以上、僕が言わないのも自分の身を滅ぼすだけだと感じ、帰りの別れ際に、重い雰囲気にしたくなかったので、彼女に自分の気持ちをサラッと伝えた。

結果はわかっていた。まだ、その人を追いかけたいと言われた。彼女も悩んでいるそぶりを見せてくれたけれど、それが本当なのか僕にはわからない。

僕は、彼女の恋を応援する旨と、彼女がショックを受けてしまっていたので、誰も悪くないと言って慰めた。僕が言えるのはそのくらいしかなかったし、それが最善だと思った。

彼女から、今の仲のいい関係を崩したくないと言われた。

それは僕もそうだった。そして何より、彼女には後悔をしてほしくなかった。

だから、また、いつものように自分が我慢してればいいと思った(ほんと悪い癖だ)。

僕は振られたけど、傷つきはしなかった。

おそらくそれは、それまでが充実しすぎていたこと、そして、自分のことが理由で振られなかったからだと思う。

彼女がこちらを考えてそうしてくれたのであれば、それはありがたいことだ。

しかし、同時に、諦めがつかなくなってしまった。

だから、もうしばらく、このまま、そばには居ようと思う。

残すところも今学期も三週間ほどだから、それが終わったら接点がなくなるかもしれない。

多分僕はそれが1番怖いんだと思う。

だから、後悔のないように今を生きるしかないと僕は思う。


いい加減に今日の話

日記って何だよ、今日のこと何一つ書いてないじゃん。
あまり特別感のあることはなかったけどね。
あぁ、そういえば今日もその子には会ってる。

先週、日曜日に髪切りにいくんだーって言ってたから、今日髪切ったね。って言ったらよく気づいたねって言われた。いや、言ってたじゃんとは言わなかったけど。まぁ、向こうからすれば、その程度の扱いってことですかね。

後は、そうだね、朝から勧められてた「整形水」っていう韓国のホラー映画を見たな。大学までは2時間かかるから、その時間を使ってみた。

うん、朝から気分最悪。結構後悔した、朝から見るもんじゃない。

別にホラー自体は大丈夫なんだけど、みた時間と場所が良くなかったな絶対。

みてみたい人はアマプラで!


今日の一言

僕は考えるのが好きだ。頭の中を哲学的(というのが正しいかわからないが)な考えが回ったりすることが多い。考えることは、楽しい。人間関係、勉強、時間、生と死、など、考えることは多岐にわたる。これはおそらく、昔からのジャンルにとらわれない読書好きと、1人でいた時間の多さが故だろう。そのため、僕の考えを今日の一言で共有したい。


「人は新しい環境ではうまくやれるように振る舞ったりして、成功を望む。しかし、結局はどれだけ取り繕うとも、変えたかった自分や過去と、似たような結果を迎えてしまうのだ。」

ではまた。

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