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ICUから見たSFC【Creative Week】11/21 2022
他の大学に行って得られる刺激はとても大きい。
友人が慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)に通っており、研究発表が行われるようだったので遊びに行ってきた。
ICUに普段通っている僕は滅多に他の大学に行かないので、別世界を見にいくような気持ちで足を運んだ。
SFCに行った素直な感想
充実しすぎな研究会
SFCには研究会が存在する。サークルのような研究会ではなく、各教授が中心となって展開されている、本格的なものだ。
今日は、各研究会による研究発表も兼ねており、多くの研究会の発表を拝見させていただいた。
ほとんどの研究が、魅力的なものであり、今後の成長を期待したくなるものだった。その中でも特に印象に残ったのは自動運転に関する研究をしていたチームだ。
昨今の自動運転はカメラによる画像処理で障害物を検知して、運転の制御をコンピューターがしているそうだが、今回見たのは全く違う手法で行われたものだった。
簡単に説明すると、カメラではなく、レーザーを用いたセンサーによる、障害物の検知をするものだった。カメラの画像処理にくらべて、非常に処理が軽いため、ノートパソコンでも動かすことができるそう。
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さらに、この技術を用いた自動運転はすでに校内で実験が行われており、日常的に走っているそう!
今回は試乗会もあったため、乗せていただいた。
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ここまでの研究がICUで行われているのか、と聞かれると、しているとは思えず、各研究会の成果には、感動せざるを得なかった。
僕の友人も作品を展示していたので、ここで掲載させてもらうことにする。
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個性の強すぎる学生
研究発表を見ていて、僕は学生たちの「個性」の強さに圧倒された。ある人は、学者に、またある人はアーティストに、といったような像をはっきりと彼ら自身が投影していた。
ICUはSFCと似たような雰囲気があると勝手に思っていたが、SFCの方が一人一人の行動力や積極性は非常に高いのではないかとどうしても思ってしまった。(隣の芝生が青いだけかもしれないが)
僕の友人を取り上げると、彼は、高校時代からバイクを、大学に今年入って夏頃に楽器を作ったそう。彼自身に音楽の経験はなく、すべて独学で習得している。今日、彼に、どうしてその楽器を作ったのか、と聞いてみた。すると、返ったきた答えは、かっこいいから、だった。
昔から、感性に富んだ人であったと思っていたが、それを、作品に還元するまでに至れることに脱帽するばかりだ。
僕の今後に活かすために
今日受けた刺激を僕の今後に生きる活動へと昇華するために、やる必要があると思ったことをここで宣言しておきたい。
さまざまな知識をつけ、情報収集をやめない
積極的にさまざまな場所へ足を運ぶ
挑戦を続ける
「なんとなく」の波に飲まれない
今日僕は、SFC生の熱量と、同じ1年生時点での活動量の差に圧倒されっぱなしだった。
ICUはそれに比べてどうだろうか、1年生の時点では座学ばかりで、このような活動ができていない。少なくとも僕はそうである。なんとなく、座学ばかりをして、それを自分で何かに還元するような活動ができていない、と僕は思う。
僕には将来成し遂げたい夢がある。そのために、何をしなければいけないか、今一度見直す必要があると思わされた。2時間半かけて行ったにしては十分すぎる収穫だったと、僕は思う。