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僕と対極にいる人の話。(仲良くなるとは)
誰にでも得意、不得意は存在する。
学生だったら、勉強が得意だけど、運動が苦手だとか。その逆も然りである。
世の中には、何でもこなせる人がいたりするが、そんな人も苦手なことがあるのは当たり前のことだ。
僕は人間関係が苦手だ。
今までのnoteに書いてきたこともそうだが、人間関係での失敗を残している傾向が強いように感じる。
自分を振り返ってみてどうだろうか?
自分はうまくやれているだろうか?
いや、それは、言い方が良くないか。
うまくやる技術は僕も持っている。
当たり障りなく、程よい距離感で、ほら、簡単だろう。
僕が問題にしているのはそんなことじゃない。
僕は人と仲良くなるのが苦手なんだ。
人は待っていても来てくれない。
今日の帰り道、電車で、同じクラスの男の子と帰った。
彼は、僕と違って、ぐいぐい行くタイプで、昨日は大学の友人の家に泊まって来たそうだ。
まだ、6月なのに、泊まらせてくれる友人が作れるなんてすごいな。
僕はそう思った。
僕の大学では九月に学祭がある。
その子は、高校の友達を学際に呼ぶそうだ。
彼は、当たり前のように、「え?呼ぶでしょ?」って僕に言ってきた。
僕は答えに困った。
そんなこと全く考えていなかったからだ。
呼べる友達はいるのか?
呼んだとしても来てくれるのか?
僕には自信がなかった。
第一に、当の本人が呼ぶことなんて考えていなかったんだから、そうなって当然だと思う。
思い返せば昔からそうだった。
僕は中高一貫校出身だ。
僕の学校の学祭は、非常に大規模であり、結構有名だった。
6年間通ったが、小学校の友人を学祭に呼ぶことはなかった。
僕は何も考えていなかった。
スマホは高校から持ったから、小学校の友人の連絡先を知っているはずもない。
みんなが今何をしているのかは僕にはわからない。
今日、一緒に帰った友人に言われて、ふと思ったのだ。
僕にそんな長い付き合いの友人なんていないじゃないか。と。
誰が悪いかって、当然自分だ。
僕は人と関わろうとしなかった。
関わったとしても接点がなくなったら終わり。
そっから継続させようと言う姿勢を見せなかった。
だから今もどうしたらそんなことができるのか、皆目見当もつかない。
ただ、大学が始まって早2ヶ月、僕は、そんな友達が作れることを願うばかりだ。
仲のいい友達、僕はそんな人を見つけたい。