ギザギザな地形、尾崎・箱崎半島!
みなさま、初めまして!岩手県釜石市の、尾崎半島・箱崎半島です。
え、半島二つ??と思われるかもしれません。
そう、岩手は半島の宝庫なのです。
【岩手の誇るリアス式海岸】
リアス式海岸とは、湾が入り組んだ状態の海岸を指します。岩手県が持つ三陸海岸は、日本でも有数のリアス式海岸でもあります。
岩手を拡大してみると、
右側が、海側です。
見たらわかる通り、ギザギザ。
さらに、ここから釜石市の沿岸部分を拡大してみると、
こんな感じになります。ギザギザの中にさらにギザギザがありますね。
【釜石大観音】
地図だけでは伝わりにくいので、写真でギザギザ感を感じてください。
1枚目の写真にもあった、白い像は釜石大観音。
戦時中の艦砲射撃や、明治から昭和にかけて津波の被害を受けた釜石。1970年に平和の祈りを込めて建立されました。
高さは48.5m!釜石のシンボル、観光地としてたくさんの人が訪れています。
釜石大観音は、海の方向を見つめるように建てられています。
そして、この観音様の左右は、海!!!
突起して出来た場所にあるのがわかります。
【写真映えスポット、千畳敷】
釜石の半島の一つ、左右を湾に囲まれた箱崎半島。
ここには写真映え間違いなしのスポット・千畳敷があります。
この箱崎半島の先のエリアは、「御箱崎」という名前です。
長い年月を経て、海や雨風の影響により現在のこの形になりました。もちろんどの場所も、海や雨風の力で出来た地形変動です。リアス式海岸の特徴でもある、こうした島が海に囲まれ入り組んだ地形であるからこそ、一層自然の力が強まり、こうした美しい風景が作られていったのです。
これが、千畳敷。
300mほどの長さに渡って、花崗岩が広がるこのスポットは、市街地からは1時間もかかる場所ではあるものの、トレッキングやウォーキングでも多くの人々が訪れる場所です。
この、切り傷のような跡も、全て自然の力によって出来上がりました。
人工物が一切ないこの風景。見渡せば、海、山。
自然の力の壮大さに驚かされます。
【リアス式海岸は海の畑!】
このリアス式海岸は、別名「海の畑」とも呼ばれています。
いったいどういう意味でしょう??
それは、入り組んだ湾の中で養殖することで、荒波から守り、波が低く穏やかな特徴から、養殖業に適していると言われているのです。また、浜辺も近いこの地形は、人が住むのに適しています。昔から、漁港を作り漁業を生業にする人が多かったのもその理由です。
さらに、尾崎半島、箱崎半島がある三陸海岸は、黒潮と親潮がぶつかる場所。とりわけ良い漁場環境でもあるのです。
箱崎半島、尾崎半島を中心に、季節もののウニや釜石で養殖される牡蠣。
たくさんの栄養と、穏やかな海の中で育ったこうした海産物は、全国だけではなく、世界でも認められるほどの味。
自然の風景はもちろん、食文化も特徴的な釜石の箱崎半島、尾崎半島。オールシーズンウェルカムです!その季節にあった景色や食べ物で、皆様をお待ちしております。
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