カスタムロボV2大会振り返り【第1回V2ビギナーズカップ】
大会お疲れさまでした。
自分は2回戦負けで終わってしまったのですが、いろいろなカスタマイズや戦法が見れたり、対戦出来たりで楽しかったです。
とりあえず全体の雰囲気とか選んだカスタマイズとまとめておこうかなと。
カスタムロボ知らない人向け超ざっくり説明
知ってる人は飛ばして大丈夫です
超ざっくりルール
相手の体力を0にしたら勝ち
時間切れの場合は体力が多いほうが勝ち(サドンデスとかそういうのは無い)
超ざっくり用語集
ロボ
機体そのもの。移動性能や耐久性能、アタックとかは全部ロボ依存。
シャイニングファイター型などで区分けされた型とその中で細分化されたスタイルがある
例:メタルグラップラー型アーマースタイル クレイジーバブーン
ガン
メイン攻撃
全体的に隙が多いが火力も高い。常に敵を狙って攻撃する
ボム
サブ攻撃1
全体的に隙は少ないが足が止まる。そのまま発射すると敵を狙うが、自分で着弾点を選ぶことも可能
ポッド
サブ攻撃2
全体的に隙がほぼ無いうえに足も止まらないが、壁に反射されたり時間で爆発したりなどしてしまう
発射方向は制御できるが、その後の挙動はポッド依存。
レッグ
ロボの移動性能などを底上げしたり変化させたりできる
空中ダッシュの距離を延ばしたり、地上歩きの最高速を上げたりetc
アタック
ロボに依存した突進攻撃。
後ろに突進するのもいるロボが赤くなっている間は無敵だが、全体的に発生が遅く後隙もでかい。
後隙がほぼ0のやつもいる。ずるい。
DとかGとか
ボム・ポッドの爆風の種類
爆風の広がり方やダメージ量の傾向、吹っ飛び方が異なる
ドクロが出てくるのがD、ピンク色のはB、オレンジ色のでかいのはG、etc…
がまん
ロボのステータスの1つ
このステータスが高いとダウンしにくいためゴリ押ししやすい
オーバーロード
カスタムロボを象徴するシステムの一つ、発動したときは気持ちのいい「カキン!!」という音がする。このSE作った人は天才。
自分のガンで相手をダウンさせたとき、相手が撃っていたガンが消滅する
ポッドやボムでダウンさせても相手のガンは消えない
ダウン中にガンで追い打ちしても消えない
このシステムがあるため、弾速の遅いガンを撃っている側はダウンを取られないように立ち回る必要があり、逆に撃たれている側はリスク承知でガンでのダウンを戦略に組み込める
パーツ選択画面何も見えないけど
パーツ選択画面でRを押すことでシークレットモードになり、現在選択しているパーツが表示されなくなる。
この状態では最後にAを押して選択したものが使用されるようになる.。
例1:「ドラゴンガン」に合わせてAボタン
⇒ドラゴンガンが使用される
例2:「ドラゴンガン」に合わせてAボタン→「ガトリングガン」に合わせて何もしない
⇒ドラゴンガンが使用される
(当時はネット対戦などもなく、対戦するなら誰かの家で集まって遊ぶことが普通だったので、シークレットモードはそういった文化の中での苦肉の策だったのでは)
大会関連
配信ページ
大まかなルール
2本先取
カスタマイズの事前の見せ合いなどはなし
1戦ごとに変更可能
ステージは1戦目固定、2戦目は敗者が指定ステージから選択
違法パーツ、一部のカスタマイズ、パーツが使用禁止
今回ストマグは禁止でしたが、ストショはOKになっています
左上のタイマーが119カウントになったら戦闘開始
本大会におけるビギナーの定義
今回のビギナーの定義はカスタムロボV2交流鯖内での自己申告制になっております。ビギナー同士での対戦結果などをまとめていただいており、その結果シーズン内で成績のいい方はビギナー卒業となっています。
全体の雰囲気
ビギナーの意味を辞書で100回ぐらい調べなおしてほしいぐらいには皆さん仕上がっていた気がします。
まぁカスタムロボV2自体が古いゲームであり、歴戦の猛者やガッチガチのオフ会対戦勢がいる中での自己申告制なので仕方ないのかなと。
大会の進行などもめっちゃスムーズで、ギリギリの接戦が繰り広げられたりしていてとても良い大会だったのではないかと思います。決勝戦のハヤオ君カスタマイズとかかなり熱かったです。
一方でカスタマイズミスなどで不本意な結果に終わった方もいらっしゃいました。シークレットモードは自分でも何選んでるのかわからなくなってしまうので、最後に確認したり、事前にルールに盛り込んでおけばよかったかもしれません(パーツ間違えたと言えば被せがOKになってしまうので再試合は厳しいかもしれませんが…)
カスタマイズの傾向
カスタマイズの傾向としてはストショ+何か(セクシースタンナーとか)で合わせてくる人多いのかなと想定していたのですが、そんなことはなく自分の自信のあるカスタマイズの方が多かった気がします。そもそも対応力の高いカスタマイズにしておいてどのステージでもイケる!!みたいな方もいました。
その中で個人的にいくつか。
ロボ
メタルグラップラー
メタルグラップラーのMGは「マジでゴリ押し」のMG型の共通メリットとして火力が少し上がる
相手が対策できてない場合ゲームを終わらせることができるので持ち込む人が多かった気がします
エアリアルビューティー
型の共通デメリットとして火力が少し下がる
2本先取、カスタマイズ変更可能のルールだったので対応力の高さからより選ばれていたのかなという印象
ガン
スナイパーガン
ピンク色の速い弾が飛ぶやつ
メタルグラップラーやファッティバイスで堅実かつ高火力で押し切る方が多かった気がします。
特にメタルグラップラーの場合は対策できてないと確反取られ続けるのでかなり相性差が出てた気がします
スナイパーガンの精度そのものが高い方が多かったので、今後対策必須なのかなと
フレイムガン
赤い弾が連射されるやつ
今回狭いステージが選ばれる傾向にあったので対策に持ってくる方が多かった気がします
ただ近距離カスタマイズを持ってくる方が少なかったのであまり真価を発揮できなかった感
火力を補うためアイドリングボムDとのセットが多かったです
セットで持ってなかったの僕だけでは
ライト(レフト)アークガン
緑色の弾が一回曲がって出てくるやつ
近距離カスタマイズが少なかったので相対的に活躍の場が多かった気がします
一方でアタックで懐に入る、ジャンプで真上を取るなどの対策をされてしまって厳しい場面も多かったのも事実
ボム
アイドリングボムD
ドクロの爆風が出る黄色いボム
コンボ用に利用してる方が多かった
フューチャーコロシアムでは制圧としても機能してた
トマホークボムB
高く飛んで落ちてくるピンクの爆風のボム
対空安定択
対空の他にフレイムガンとのコンボで使う方もちらほら
ポッド
フロートポッド
蝙蝠が相手の頭上をぐるぐるするやつ
とりあえず撒けば最低限の仕事はしてくれる
対空としても機能するっちゃするんですけど、うまくメタを合わせられなかったりするのも多かった
そもそも機動力高すぎてフロートポッド追いついてない問題
シーカーポッド
敵をひたすら追いかけるおたまじゃくしのやつ
爆風が高いのでフロートよりは仕事してくれてた場面が多かった印象
相手を動かす性能、削り性能がそこそこイケるに見えたので個人的に再評価したポッド
レッグ
レッグはロボに合わせて決めることが多いので割愛
手堅く定番の組み合わせが多かった
使用したカスタマイズ
対戦動画(どちらも1P側です)
1試合目
https://www.youtube.com/watch?v=K3hD7jtms2c&t=4072s
2試合目
https://www.youtube.com/watch?v=K3hD7jtms2c&t=6988s
1回戦 1試合目
初戦なので自信があり好きなカスタマイズで。虚無僧は自分の趣味です。
コンセプトとしてはボムポッドを押し付けながらフレイムも押し付ける脳筋です。
火力を補うためウェーブポッドを採用したのですが、結果的には立ち回りの邪魔になることが多かったですね…素直にコックローチかドルフィンでよかったかも…
横の機動力が高く相手のニードルガンに刺さっていた感じがします。
ファニーオールドマン+ショートバーニアは独特の浮遊感があるので、おすすめです。(実はボロンジの老人力でほぼ同じカスタマイズが出ます)
1回戦 2試合目
広いステージが選ばれたので、事前に遠距離用として温めていたものを。トリケラオーは(ry
ポッドは自由枠としてますが、相手への攻撃速度などを考慮してドルフィンにしています。
今回ゴライアスベーシックだったのですが、障害物多すぎてあんまりイーグルガンが機能していない場面もありました。ちょっとステージによって変えたほうがいいかもしれないですね。
ダウンを取る力が乏しく、実際徐々に中央を取られてしんどい展開が続いていました。ダウン力上げるか、レッグを変えて逃げ手段確保したほうがいい気がします。
2回戦 1試合目
1巡して全体的にメタルグラップラー+スナイパーが多いな、という印象だったので、メタも含めてマグナムガンを出しました。
ストライクバニッシャー+ショットガンは解放されていたので、そちらでもよかったのですが制御できず死ぬほどへたくそなのでこちらを採用。
例にもれずポッドは自由枠ですが、ボムポッドだけで戦うことも考慮してドルフィンにしてます。ただメタルグラップラー対策ならコックローチのほうがよかったかもですね。
試合後半ボムポッドで削りにシフトしましたが、もっと早めにシフトすべきだったかも。結果として捲れましたが、全然生きた心地していませんでした。
2回戦 2試合目
中距離用として削り性能の高いアークガンと火力バフが乗り耐久も高いメタルグラップラー組み合わせたら最強じゃね!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?と思ってました。
しかし現実は甘くありませんでした。
このカスタマイズ対空性能が凄まじく低く、相手にもそこを突かれてフルボッコにされてしまいました。
しかも上記の強みを生かせるのは優位に立っているときのみで、一回不利になるとひっくり返す手段がないため、相手の起き攻め・コンボ練習に使われてしまうことになります。
やはりメタルグラップラーはゴリ押してなんぼなので、ゴリ押してすべてを終わらせましょう。という教訓。
2回戦 3試合目
ファッティバイス+スナイパーガンを出してきたので、狭いステージでカスタマイズ変えさせよう&そうでなくても空中ダッシュで避けられるやろという考えで出しました。
カスタマイズが変わらなかった上、空中ダッシュで全く避けられませんでした。ガバガバ策士策に溺れる
相手のスナイパーガンの精度の高さもあると思うのですが、普通に空中ダッシュで避けられませんでした。
その上ボムポッドが届かず、ガンだけ当ててもほぼ確反&吹っ飛ばされてリスタートという悪循環でした。
2戦目はともかく3戦目は相手がカスタマイズ変わらないことも考慮すべきでしたね…
最後に
長くなりましたが今回の大会の振り返りになりました。
ゲームの大会に出る&カスタムロボで対戦するのは相当久しぶりでものすごく緊張しましたがとても楽しかったです。また大会があれば出てみたいなと思います。
もしこの記事を見られた中でカスタムロボ懐かしいなと思っていただけたら現在switchなどからできますのでそちらから遊んでいただいたり、対戦したいなと思っていただいたらdiscordの交流鯖などもありますのでよろしくお願いいたします。
改めて主催・実況のポケレッドさん、解説のバロムさん、参加者の皆さんありがとうございました。