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堀江貴文さんの著書『他動力』の要点をまとめてみました。
最近、奥さんにこの本いいよっておススメしてみるも、奥さんは複数の草鞋を履いて生活しているので時間的に読むのは難しいと言われました。
口頭で伝えるにも伝えたいことが多すぎて1部分しか伝えられないし限界がある。
それでは、私が読んだ本の要約をここに書いておけば時間の空いたタイミングでメールのように読めるのではと考えつきました。
興味ない相手に一方的に話したりするのは相手の時間を奪う行為なので、読めるときに興味を持った内容だけつまんでくれればいいなと思います。
又、私のアウトプットの場として活用し、その内容が少しでもお忙しい皆様の元へ届けばとも考えます。
第一弾、堀江貴文さんの『他動力』の書籍は私が2時間かけて読んだので皆さんには5分以内で読めるように書籍内の太字や伝えたいことを箇条書きで書いてみました。
今回は堀江貴文さんの『他動力』です。
①変化する世界を他動力で生き抜く
◆ブラック企業が嫌なら今すぐ辞めればいい
ブラック企業だとブツブツ文句を言いながら、辞められずに働き続けている。
だから会社はつけあがり、ますますブラックになっていくのだ。
死ぬほど辞めたいなら、本当に辞めてしまえばいいだろう。
真面目に働き続けて死んでしまうよりマシなのだから。
◆自分の時間を生きるためには仕事を選ぶ勇気が必要
本当に嫌だと思ったら、その時は辞めればいい。
だがそれは他動力で改善できるであろう。
次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる。
②やりたくないことはやらない、やりたいことをどんどんやる。
◆質問力はビジネスで必須の能力。
論点が整理された質問でなければ、自分も相手も無駄な時間を過ごすだけ
●仕事に没頭し、遊びに没頭し、夢中になれさえすれば、目的はおのずと達成される。
●知らないことは恥ではない
●ワクワクしない時間を減らす。
③寿司職人が何年も修行するのはバカ
・自分がやりたいことを徹底的にやる。そのために嫌だと思ったことはやらないっていうのが他動力の一つ
寿司職人が何年もつらい修行をしてきて、技術を持つ親方に従って苦労に耐えるなんて時代は終わった。今は専門学校でささっと習得できるのだから
それでミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたお寿司屋さんがある。
OSのリナックスが広まったのはオープンイノベーションをしたから、みんなで改良、新しいものを作ろうとしたから。
飛行機事故が減ったのは世界でブラックボックスの情報や事故情報を共有してきたから
●情報自体に意味はない
●これからは旧態依然とした業界に『オープンイノベーション』の波が来る
●とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアを進化する力が求められる。
④『原液』を作れば、仕事の分散は可能になる。
・見切り発車でもとにかくやってみる
すべてのプロジェクトが全くの問題がない準備や議論の上で行われてはいない、長時間かけて1つのものを作り上げたり、無駄に費やすくらいなら見切り発車して、トライ&エラーを繰り返せ。そのほうが実践的だし競争する会社に勝ち抜くスピードを身に着けられる。
・経費精算を自分でやっているサラリーマンはダメ
自分の時間がかかって誰でもできることなら人に任せて自分の時間を有意義に使う。
他動力を使うには自分でやらないことを決めるのが大事
自分にしかできない仕事以外は他人思いっきり任せる。
・おかしな人とは距離を置く
貴重な時間を奪う危険人物だと思っていい。
付き合う人間、付き合わない人間を明確にすること。
それだけで自分の時間を守れる。仕事ができる人ほど返信が早い。
・知らない情報や知識は恥ずかしがらずに聞けばいい
仕事は1人でやっているわけではないので、上司や同僚、後輩にだって聞けばいい。
・感情論は排除してロジカルに考える。
・何か一つに極端すぎるほどハマればその集中力は他でも生きる。
・スマホを出しながら会議や会話するのはおかしくない
・他動力を発揮するには睡眠時間を削ってやるのはもってのほか
十分な睡眠をとることだって仕事の質を高めるのに必要。
・ストレスのない生活を送ることが大事
ストレスは他動力の敵だからやりたくないことはやらない、付き合いたくない奴とは付き合わない。
言いたいこと言って、食べたいものを食べて、寝たいだけ寝る。
・発明が産まれたら、それを共有して新しい発明を積み重ねる
何年もの修業はいらない、共有した情報でスキルアップは可能なのだ。
全部自分でやらなくてはいけないなんて思い込んでいたら多くの仕事を手掛けることはできない。
・自分が原液のような存在になって、それを薄めてくれるような存在を持てれば仕事の分散はできる。
貴重な時間を確保して分身に任せて、ほかにもっとやりたいことに使う
●見切り発車は成功のもと
●経費精算を自分でするサラリーマンは出世しない
●自分にとって面白い人しか会わない
●仕事ができる人には「レスが速い」という共通点がある
●忙しい人ほど持ち球を手元にためない
●ストレスをためると仕事のパフォーマンスはぐっと下がる
●自分にしかできない『原液』を作ればとんでもない数の仕事ができる
●仕事も遊びもコミュニケーションも買い物もスマホで事足りる
●猿のようにはまる事も才能
●無駄な会議を無くす
あとがきの素敵なエピソード
堀江さんはあるとき
ヒット曲や番組、プロジェクトを産みだす作詞家、メディアプロディーサーである秋元康さんからこう言われたという。
『ホリエモン、まだまだ足りないよ。もっともっと本を出せ』
何でかを問うと、
『ピカソが有名な理由は作品の数が他の画家に比べると桁2つくらい違うからだ』
超多忙な秋元さんが言う言葉には説得力があったそうです。
・量を出さないと質は向上しない
・量を出していくと法則性も見えてくる
・思ってもみなかったヒットが出てくる
・数を打たないと正解が見えない
・やってみないとわからないことが多い
それからは他動力を使って堀江貴文さんは月に2冊の本を出しているそうです。
感想
・自身の時間は限られていることを認識し、他人の時間(パワー)を使って確保した時間を有効に使おうということ。
・わからない情報などは人に聞いてしまうことで無駄な時間を使わない。
常識より効率を重視する考えこそが成功する理由なのだと思いました。
私が過去に見たYouTube動画では堀江さんがマコなり社長との対談中にスマホをいじりながら話を聞いており、失礼な方だな・・・と思ったことがありましたがこの書籍を読むと、理由がよくわかりました。
確かに動画内ではマコなり社長の教科書を常にアップデートさせるという発言に感銘を受けた堀江さんはスマホにすぐメモしていましたし、その場でプログラミング技術者の契約の話まで行っていたのが印象的でした。
また、小説版-他動力では異世界転生をテーマに社畜男性が他動力を習得して成長していくという物語となっております。
※異世界転生ものとは-転生したらすべてリセットされて、努力する必要なく、異能力を神から与えられてかわいいヒロインと世界を救っていくみたいなストーリーです。
ライトノベル等の流行りを取り入れた理解しやすい内容でした。
というのも堀江さんが編集者からファンタジー小説を書いてみることを勧められて、編集者に話を聞くと異世界ファンタジー小説の読者層は20歳から30代の男性が多く、サラリーマンが週末に現実逃避をすべく読みふけっている情報と自身の本の読者層と重なっていることから取り入れた作品を作り上げたそうです。
『他動力』が追体験できるのでぜひ読んでみてください。
書籍1冊の文字数って平均して約10万字くらいあるんですって、この記事、感想書き終わって約3,100字でした。
皆さん貴重なお時間ありがとうございました。
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