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【閲覧注意】いじめの話

前回は交友関係が狭くなることについてお話しました↓


私は小中学生のころを個別支援学級で過ごしました。発達に遅れがあったためです。 個別支援学級というのは養護学校や支援学校のような障害者のみが通う学校とは違い、比較的に軽度の障害をもつ人が一般学級の生徒も通う普通の学校の中にある学級です。


一般学級との大きな違いは下記です。

  • 学習内容が違うこと←前々回

  • 交友関係が狭くなること←前回

  • どうしてもいじめが発生すること

今回はいじめについてお話していきたいと思います。


※私が通っていた学校での話なので他では違うかもしれません。ご了承ください。


一般級の生徒も通う学校で個別支援学級の生徒がいじめに遭うことはどうしても避けられないのではないかと思っています。


私は小学生の頃、
髪の毛を引っ張られ引き摺られる
死ねやキモい、うざいなどの言葉を言われる
つくえを触ると穢れると言われる
先生に頭から床に投げ飛ばされる
睨まれる
トイレにいると埃を上から投げ入れられる
教室に入ろうとしても、わざとドアを閉められる
上履きがゴミ箱に捨てられる

といったようなことがたくさんあり、

私の同級生の個別支援学級の子はもっとひどく、

私の経験した上の内容に加え、
家のポストに死ねとたくさん書かれている
暴力を振るわれて顔や身体中アザだらけで学校にくる
お道具箱がぐちゃぐちゃに荒らされる
上履きはゴミ箱に捨てられるだけでなく、目の前で池に捨てられる

ような今思えば常軌を逸していたいじめが、毎日起こっていました。



私は、ストレスと人間不信からチック症や抜毛症、パニック障害、精神障害を引き起こしていました。
上の私の同級生も同じようにチック症がひどくなっていました。

これらは防げないと私は、考えています。
どうしても、個別支援学級の子は行動や言動が不審がられてしまい、迷惑を先生にも一般級の生徒にもかけてしまうからどうしようもないと思います。

「障害のこと理解をしましょう」と促したところで、理解したあと、迷惑なことをされて嫌な気持ちになることに変わりはないし、面倒にもなると思います。
事実、私は個別支援学級の先生に頼まれて、ダウン症の子の着替えの手伝いや手足麻痺の子の世話をしていましたが、何度言ってもわかってもらえないし、私も自分のしなきゃならないことがあるのにできないし、世話をしたうえで叩かれるなどもあるので、嫌な気持ちになるし、面倒でした。


世間的にはどんな理由があれ、いじめは許されるものではありませんが、
いじめられる側にも問題があるというのも一理あると思います。
望んで持って生まれた障害ではないにしても、現実問題、障害を持たない人が圧倒的多数な社会で生きる以上、何かしら悲しいことは起こってしまうと私は、考えます。

次回は個別支援学級で勉強させてもらえなかった私が四則演算すらできないのに、専門学生で学年1位になった話をしたいと思います。

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