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保育内容を学ぶ

「子どもの自己主張を支える」

保育内容5領域の中の「人間関係」

子どもの自己主張について、保育者がどのように子どもを支援していくか、という単元について勉強中。

お友達とのかかわりの中で、自分の思いを通したいという強い気持ちが、友達とのトラブルになることはよくあることで、親にとっては怒ポイントである。

こら、仲良くしなさい!

〇〇ちゃんに貸してあげなさい!

よく聞く。自分もつい言う。

しかし、子どもたちは、友達との気持ちのぶつかり合いを経て、自分と相手の気持ちの違いに気づくようになり、その違いに気づいて初めて相手の立場に気づくようになるのだとのこと。

我慢や思いやりは教えられてできるものではない。

こういった気づきの繰り返しで自然と身につけていくものなのだそうだ。


あ、これ親子関係にも当てはまる。

親が子に対し、同じ考えを持っていると思い込んだり、強制し同化させることで、お互いを他者だと認識できなくなる。

互いを別人格の人間だと理解していなければ、親は子の立場に、また子も親の立場に立って考えを展開することなどできない。

親も子も一人の人間であり、考え方に違いがあるのは当たり前である。

ならば上に立つ親は、子が自分の考えを表出できるよう、抑圧することなく、表現の場という環境要因になることが必要なのではないか。

自分の考えを押し殺し、周囲と同化することで生き延びてきた私は、この苦しみを子供に継承してはならないと強く感じる今日この頃である。