【名探偵コナンTCG第2弾】世代交代白緑白馬【チャレンジ戦2連覇】
こんにちは、どんかファミリー探偵団です
今回は環境が回ってきた2弾環境で、一般的な構築とは少し違う構築の白系のデッキでチャレンジ戦を優勝することができたので、その開発経緯と、回し方を解説していきたいと思います
※本noteでは公式HPのカードリストより、カード画像を引用しています
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第2回杜の都の推理戦-バトルオブウィッツ-を開催いたします
ホビーステーション仙台駅前店様のチャレンジ戦の後になります
ぜひご参加ください
優勝デッキリストとその戦績
8月10日ブック・オフイオン山形北店 チャレンジ戦
vs青コナン先⚪︎
vs青緑コナン先⚪︎
vs白キッド後⚪︎
vs白キッド先⚪︎
8月12日タンヨ チャレンジ戦
vs赤赤井先◯
vs青コナン後◯
vs白キッド先◯
vs青コナン先◯
デッキ開発までの経緯
前回は青コナンを紹介させていただきました
変わらず、青コナンは白への立ち回りを意識すれば安定して勝てると考えています
しかし、一般的な入賞数を見ると圧倒的に白が優勢であることに、世間の評価とチームの評価に乖離があると考え、白が青に勝つパターンについて考えました
白の勝ちパターン
白の青への勝ちパターンで1番わかりやすいのが、先攻3ターン目に和葉キッドを出して、相手のキャラをスリープし、コンタクをしながらレベル7のキッドに変装するというプレイです
プレイのわかっている青は後攻2ターン目にキャラをスリープさせていないこともあり、レベル7のキッドを有効活用するにはこのプレイが必須であると考えました
しかし、このプレイのために必要なカードはどちらも3枚採用であり、このプレイの再現性は低く、安定して青に勝利するのは難しいと考えました
そこで、考えたのはスリープさせるキャラを増やすという発想でした
スリープさせるキャラといえばレベル6R和葉が第2弾で新たに追加され、上記の動きの再現性を高めるために必須であると考えました
もう1点、白を考える上で、ずっと疑問に思っていることがありました
ズバリ「レベル8の工藤優作って必須なの?」です
今回のデッキ名は世代交代と付けさせてもらいました
どうでもいいことではありますが、このデッキ名は中身が決まってからデッキリストを見ていると高校生だらけで、工藤優作と黒羽盗一のパパーズが採用されている一般的な構築に対して、世代交代しているなと思い、付けました
パパーズ抜くまでの思考を解説していきます
パパーズの強さを考える
改めて、工藤優作の強さを考えましょう
効果は大きく2つです
1つ目は2枚ドローして、2枚捨てるというもの(実際の記載では2つ目の効果)
このキャラを出した後の後続を確保しながらの展開にしやすく、後半に不要となって序盤から中盤までのカードをトラッシュできる優秀な効果です
しかし、この効果のために採用しているという人は少ないと思います
メインになってくる効果は2つ目の効果である、絆黒羽盗一で、セットされているカードを証拠にしながらキャラ1枚をリムーブする効果です
今までは、第1弾のレベル8のSRキッドでしかアクティブのレベル8を除去できなかったところに追加された待望の追加の除去カードに歓喜した人も多いと思います
ここで、評価をするために大切になってくるのが絆という条件です
このキャラを使用するためには黒羽盗一が必ず必要です
裏を返すとデッキを組む上で必ず黒羽盗一もセットで採用されることになります
この時点でデッキの採用枠が6〜9枚確定し、デッキ構築の柔軟性を損なうことにつながると考えました
また、最近の入賞リストでは上記のデッキ構築の柔軟性を嫌ってか、レベル5の黒羽盗一の採用を見送っているケースも見られます
しかし、黒羽盗一がいないこのカードはただのレベル8AP8000になってしまいます
安定感を高め、デッキ構築を柔軟にするという点で、工藤優作の評価は低くなると考えました
続いて、もう1人のパパ、レベル8の黒羽盗一です
このキャラは単体でレベル7以下をリムーブすることができ、宣言の効果も変装と相性がいいです
単体でも十分なパワーを発揮することができますが、レベル8を除去することができないという課題は残ったままとなっています
また、レベル7以下しかリムーブできないことから先攻4ターン目に出して強そうでありますが、工藤優作の絆を決めるために、手札に温存しなくては行けないケースも多く、先攻4ターン目の強い動きが明確にありません
ここまでのところで改めてパパーズの評価をまとめると以下のようになります
<強い点>
・証拠を稼ぎながら2面除去をすることができる
・手札を入れ替えながらの除去になるので、追加のレベル8を引きやすい
・変装と相性が良く、AP+がいい味を出す
<弱い点>
・デッキ構築の柔軟性が落ちやすい、もしくは再現性が低い
・揃わないときは除去できない
・黒羽盗一はレベル8にふれることが難しく、先攻4ターン目に有効だが、絆のことを考えると出しづらい
つまり、強い点がほぼ同等で、弱い点のうち、どちらかを克服できているカードがあれば入れ替えたほうがデッキ単体としての強度が上がると考えました
パパーズと入れ替えたカードたち
スリープ状態限定ではありますが、レベル8を取ることができる強力なカードです
また、上記の白の勝ちパターンの再現を上げるために採用したいレベル6の第2弾R和葉との相性もよく、その場合には相手のアクティブのレベル8を処理することもできます
また、2弾環境は工藤優作、沖矢昴、降谷零と宣言でスリープにするカードが多く、和葉なしでもレベル8の除去に使うことができ、証拠を稼ぐという点以外は工藤優作よりも強力な1枚になると考えました
白緑にできるもう1つの強みとして挙げられるのが、このキッドの採用にあります
レベル7以下のリムーブという意味ではスリープ状態であれば、同じく除去ができ、手札も減らないため、後続のレベル8たちを引き入れやすくなっています
また、先攻が強いと言われる白系のデッキで課題であった、先攻4ターン目の明確に強い動きがないという点をクリアしており、このキャラは特別手札に抱えるメリットがなく、後続を引きやすいことからも積極的に場に出せるため、先攻4ターン目で出して強いキャラであるといえます
この2枚をパパーズと入れ替える際の評価は以下のようになります
<強い点>
・それぞれ単独で機能するため、デッキ構築の柔軟性やプレイの柔軟性を損なわない
・レベル6の和葉がセットで引ける際にはパパーズよりも出力が高くなりやすい
・明確な先攻4ターン目の動きを確保できる
<弱い点>
・証拠は稼げない
・手札入れ替えの枚数は負けている
・AP+はない
以上の評価を見比べたときに、レベル6の和葉を採用できることも相まって、パパーズを抜くほうが強いという結論に至りました
デッキの基本コンセプト
今回のデッキコンセプトは序盤から中盤を変装を使って盤面を強くし、SRの平次とキッドで盤面を取りながら押し切るというものになっています
コンセプト自体は他の白系のデッキと大きく変わるところはないと思います
強みとしては、上記のデッキ開発の経緯までで述べたように、レベル6の和葉の採用による、勝ちパターンの再現性の向上と、単体で強いカードたちを増やしたことによる構築、プレイの柔軟性の向上です
また、揃えなくては行けないセットが上記のスリープ+レベル7変装キッドのみとなっているので、道中のサーチで、パパーズを優先するのか、スリープ変装を優先するのかという選択のミスが発生しづらいのも強みと考えられます
有料部分では各カードの採用理由と、中盤の手札状況ごとの分岐パターン、変装の有効な使い方を話していこうと思います
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