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禁止・制限に対する評価【名探偵コナンカードゲーム】

こんにちは、どんかファミリー探偵団です
今回は発表されてからまもなく1ヶ月となる禁止制限カードについて話をしたいと思います
というのも、3弾の記事を書こうにもこの話題は避けては通れないため、どの記事でも通ずる部分をまとめていけたらと思います


事前予想

今更ではありますが、リーダーどんかくんの事前予想は以下の通りでした

和葉キッドとトッの禁止を予想していました
なぜそのように考えていたのか解説していきます

なぜ白は強いのか?

なぜ、2弾環境の白は強かったのでしょうか?
以前2弾環境の白の解説記事を書いておりますが、改めてその強さを2つの柱で分析しようと思います

序盤の強み

白といえばやはり変装です
その変装の強さを加速させていたカードが2種類存在します
それが和葉キッドとレベル7の変装7キッドです
1枚ずつ解説していきます

今回実際に禁止された和葉キッド
このカードを先攻3ターン目に出すことができるだけで相手のキャラ1枚を取ることができ、盤面を3vs1という有利な状況にすることができます
白に先攻を取られると勝てないと言われる所以はここで、この3vs1を返すにはさらに高い要求値が後攻は必要になっていました

上記の和葉キッドに加えて、変装7キッドの存在により、序盤に出したレベル2のAP1000のキャラが手札消費なしでAP6000に変わります
相手はアクションを仕返ししにくくなり、それだけでなくAP4000以下のキャラでは相手へのアクションが実質無駄になることから盤面を有利に進めることができます

また、手札コストなしで場にキャラを増やすこともできる点もゲームを有利に進めることができる強みといえます

ワンショット性能の高さ

名探偵コナンカードゲームにおいて1回のカード使用権で2枚のアドバンテージを稼ぐことのできるカードはかなり少ないです
そんな中白には2枚の1回のカード使用権で2枚のアドバンテージを稼ぐことのできるカードがあります
それがスターターの風船キッドとトッです

風船キッドは手札を1枚捨てるため交換枚数としては2:2ではありますが、最終ターンであればそれもほとんど気になりません
スタンさせるというのも2ターン以上でみると除去性能としては微妙な点もありますが、1ターンで決めきるならほぼ関係ありません
「相手の場のアクティブキャラを行動不能にしながら証拠を1枚稼ぐ」という能力がワンショット性能を押し上げています

次にトッです
このカードも「証拠を1枚稼ぎつつ、相手のキャラを行動不能にする」ことができるカードです
押し込みのターンで課題となるのは相手の盤面の処理と証拠を取ることを両立しづらい点です
証拠を稼げても相手の場が残ってしまっては次のターンの返しの要求値が下がってしまいます
しかし、このカードは証拠を稼ぎながら相手の場のキャラを行動不能にできます
元々キャラが出ていなければいけませんが、ほとんどのケースでふうせんキッドは出ているため実質ノーコストです

この2枚があることで、白デッキのワンショット能力は「相手の盤面を行動不能にしながら証拠を稼げる」という他の色ではできない唯一無二の性能になっています

そして、このワンショット性能をさらに押し上げていた1枚があります

上記のカードたちを手札に揃えるのはそれなりにハードルが高く、特に後半はサーチカードをレベル1以外で使うのはテンポロスするパターンがほとんどになります
その中で白には「場に出すと2枚引いて2枚捨てる」という能力と絆限定ではありますが「相手の場のキャラを除去しながら証拠を稼ぐ」という手札を揃えながらテンポロスもしないカードが存在しています
そう、工藤優作ですね

もちろん、スタンが1つの色の特徴である中リムーブできるというだけでも強いのですが、この手札入れ替えがあるかどうかで白のワンショットの安定感はかなり違います

以上の3枚のカードがワンショット性能を高めているカードと考えました

規制にレアリティは関係するのか?

上記の理由から
序盤の有利にメスを入れるなら
・和葉キッド
・変装7キッド
ワンショット性能にメスを入れるなら
・ふうせんキッド
・トッ
・優作
が候補に上がると考えていました
次に規制予想の際に考えたのはレアリティは関係するのかということです
まだ始まったばかりのカードゲームでSR以上のカードは規制するのかわからないため、事前予想の際はSRは規制されないという前提で予想を考えました
また、ふうせんキッドはスタートデッキのカードであるため、まだまだ新規を取り入れたい中スタートデッキのカードの規制も考えづらいと思い、和葉キッドとトッの規制を予想していました
実際には、このレアリティ予想は大きく外れ実際には工藤優作が規制されました
今後はレアリティ関係なく強いカードは規制するという開発元の姿勢がうかがえますね

1ヶ月経ってみて規制は妥当だったのか?

結論からいうと妥当と言えなくもないと考えています

結果をまとめているなぎささんのポストを引用させていただきました

依然としてワンショット性能が高く、白が強いことは言うまでもありませんが、上記で挙げたように手札に揃いづらくなったことで、安定感は落ちたと感じています
また、レベル8をスタン以外でとる手段が減ったことで青のレベル8江戸川コナンや赤のレベル8沖矢昴に対する耐性が落ちたと考えられます


一方で序盤の強さとワンショット性能の高さを保持したままのため、デッキとしてのパワーの高さは他の色よりも秀でていると考えられます
それなりの高い割合で優勝報告はこれからも続くのではないかと考えられます
トッか変装7キッド、ふうせんキッドを規制にかけるべきだったと考えることもできますが、白独自の強みを消すことにも繋がってしまうため、一概に規制が最適ともいいづらいのかなとは思います
4弾以降で白とそれ以外のパワー差が埋まることを期待しています

まとめ

ということで、名探偵コナンカードゲーム初の禁止制限について考察してきました
4弾でパワー差が埋まるのか、埋まらずにトッ、変装7キッド、ふうせんキッドあたりに追加規制がくるのか、非常に楽しみです

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