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「外国クルーズ船の日本寄港」再開へ。第1船は元「飛鳥」
新型コロナウイルス感染症の水際対策として停止していた外国クルーズ船の受け入れがいよいよ再開されます。
寄港第1号はドイツのクルーズ船社フェニックスライゼンが運航する「アマデア」(2万9008総トン)で、2023年3月1日に静岡の清水港へ入港します。
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同船のかつての船名は「飛鳥」で、1991年から2006年まで日本郵船グループの郵船クルーズが運航していました。過去には横浜港で後継船の「飛鳥II」(5万444総トン)と並んだこともあり、日本にとって馴染みがある船舶で、外国クルーズ船の寄港が再び始まることになります。
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横浜港の客船入港予定を確認すると、3月10日にプリンセスクルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875総トン)が大黒ふ頭に、3月13日にホーランド・アメリカ・ラインの「ウエステルダム」(8万2348総トン)が大さん橋に、そして3月22日にオーシャニア・クルーズの「ノーティカ」(3万0277総トン)が新港ふ頭客船ターミナル(ハンマーヘッド)にそれぞれ接岸します。
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2020年9月に開業しつつも外国客船の接岸が無かった「東京国際クルーズターミナル」にも、初の外国クルーズ船として「アマデア」が3月2日に寄港します。
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2020年2月に発生した「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染は、日本で新型コロナが大きく取り上げられるようになったきっかけの一つでした。同船を含む外国クルーズ船の寄港再開は、長く続くコロナ禍というトンネルの出口になるのか。その動向に注目が集まっています。
詳しい記事は乗りものニュースに書いています。
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