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日本酒好きのための資格★ 日本酒検定の資格取得のメリットなど紹介!

みなさんこんにちは。本記事は日本酒が好き、興味があるひとに向けてぜひご紹介したい「日本酒検定」について、どんなことが学べるのか、試験の難易度、資格を取ってみたあとのメリットを紹介していきたいとおもいます。

1、日本酒検定とは

日本酒検定とは、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が認定する日本酒に関する認定資格(民間)で、日本酒の魅力を広く知ってもらい、日本酒をより楽しむことを目的に実施されています。

よく間違いられるのが「テイスティング(試飲)とはあるの?」だったり、「利き酒できるんだ!」といわれることがありますが、日本酒検定はテイスティング(試飲)を行うことはなく、選択方式の試験問題のみとなります。

なので、利き酒ができるようになるわけではないのでそこは混同しないように先に認識することが必要ですが、まずは日本酒の仕組みや基礎的な知識を学ぶことができるといった点でとても有意義な学びを得ることができるのが日本酒検定です。

2、日本酒検定受験のしくみ

自宅で簡単に受けられる4・5級は常時Web上で実施されていますが、3級のCBT受験は任意の日程、受験会場での場合は2級以上と同様、試験日程は年1回のみとなっています。

ちなみに、2021年の日本酒検定の実施日程は「9月11日(土)」で確定しています。(申し込み方法などについては別途紹介します)全国8都市の会場にわかれて実施されます。

試験区分としては、自宅で簡易的に受けられる4級・5級と、指定会場でのWeb受験(CBT受験)・会場受験の2つから選べる3級、会場受験のみの1級・準1級・2級の計6区分となっています。

各級ごとの比較リストが公式サイトに載っていましたので下記に紹介します。

引用元:日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)公式サイト

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3、日本酒検定の試験の勉強のしかた

ここからは私が取得した日本酒検定3級について、細かく説明をしていきます。

まず初めに日本酒検定の問題形式についてですが、どの級も50問のマークシート形式で出題されます。3級以上になると四肢択一選択方式で、少し難易度が高くなっています。

本題ですが、日本酒検定の勉強のしかたについてです。

3級の出題範囲はすべて公式テキスト『酒仙人直伝よくわかる日本酒』の中から出題されます。

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Amazonから買えます(1,000円程)→公式テキスト:酒仙人直伝 よくわかる日本酒

このテキストには、下記のような内容が書かれており、日本酒の種類にはどういったものがあるかといったところから、日本酒の作り方、日本酒の歴史など、日本酒に関する内容がとても網羅されて書かれています。

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なんとなく吟醸系がおいしいんでしょ?高いお酒がおいしいでしょ?といったようなイメージを持たれている人がたくさんいると思いますが、そうではなく奥が深いことをこのテキストは教えてくれますw

このテキストを網羅的に勉強したあとは、公式サイトに過去問題が掲載されているのでそれを活用することです!基本的には同じような問題が出るので、過去問題をしっかりやれば問題なく合格できるとおもいます。

過去問はこちらにPDFとして載っています→https://ssi-w.com/consumer/nihonsyu-kentei/

また、このサイトでも過去問をWeb上で選択式として問題が解けるようになっているのでこちらも併せて使ってみたほうがいいかもしれません。

JQOS.jp 日本酒検定3級過去問

4、試験当日と合格判定について

私はCBT受験といって、指定の会場に出向いて、そこのPCを使ってオンライン上で試験を受けました。指定の会場自体は全国47都道府県260会場にて実施されているので、ご自身の家から一番近いところを自分で選ぶことができます。

※私は銀座歌舞伎座のビル内にある会場を選びました。

ちなみにCBTとは、Computer Based Testingの略で、ITによりネットワーク化された全国260会場を超えるCBTテストセンターにて、コンピューターでの試験実施となります。
会場受検と異なり、日程、会場、時間はご都合に合わせて選択が可能なほか、なんと結果発表は即時判定!最後の回答をすべて送信しますか?のときはドキドキしちゃいますよね(笑)

試験会場で受けることを選択された方は、検定日の約40日以内に、検定結果が郵送で通知されるそうです。Web上では確認できないみたいなので、即時で結果知りたい!っていう方は、3級においてはCBT受験の方式を選んだほうがよさそうですね。


5、合格基準は?実際に受けてみた難易度について

日本酒検定の合格基準は3級においては、7割以上で合格基準に達します。2級以上になると合格基準があがっていくのですが、3級においてはきちんとテキストと過去問題を解いていれば、問題なくクリアできると思います。

ただ、日本酒検定の合格率は意外と低いようです。というのも、公式テキストはあるものの、試験問題の公式問題集がないので、しっかりと内容を理解しておかないと解けないからだと思います・・。

私が受けた感想としては、過去問題から似たような問題が多く出題されるので、そこまで難易度は高いようには思えませんでした!実際合格点としては8割ほどでした。


6、合格したら得られるもの・日本酒検定を取得することのメリット

合格したら、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)より、検定日後の40日以内に、受検者全員に検定結果通知と、合格者には認定証書(カード型)が郵送されます。

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1級のゴールドカードはかなりかっこいいですね(笑)

そのほか、日本酒検定を取得することによるメリットについては下記があるかなと思います。

1、日本酒についての知識を網羅的に得ることで、普段自分が日本酒を飲むときに役立つ。(どんな味や種類を選んだら自分の好みなのかがわかること)

2、お酒の場にご一緒したかたに、日本酒についての知識を紹介することで話が広がる。(どういうのがおすすめか、くらいは紹介できるようになると思います)

3、各地域に旅行した時に、日本酒を販売しているところの店員さんと会話ができるようになる。


7、終わりに

いかがでしたでしょうか。日本酒をもっと楽しみたい!といったかたはぜひ受験にチャレンジしてみることをお勧めします。2021年の日本酒検定の日程は、9月11日(土)となっています。申し込み期限は7月30日(金)となっているので、早めに申し込みを完了しておきましょう!

日本酒検定3級申し込みはこちら!>> お申込みURL

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