【士別】モノコックバス乗車
Hola!
ゲストハウスKembuchiペンギン家です。
今日はかわいい黄色のカブに乗ったお客さまがお見えになりました。
ペンギン家、宿泊予約サイトにも登録していないので、初めてのお客さまは「何でペンギン家を見つけたのか?」がとても気になります。
「検索したら引っかかった」とのことでした。
何やらブログか何かで紹介してくださったのをご覧になったそうで。
どちらのどなたか存じ上げませんが、ご紹介ありがとうございます!!
ペンギン家はしばらく宿泊予約サイトに登録しないという実験を行いますので、初めてのお客さまには尋問を繰り返しますので、よろしくお願いします。
「note見て」って言ってもらえたら泣くぐらい嬉しいです!
士別軌道へ
毎年剣淵に来てくれる鉄道好きな友人に「今年はどこ行きたい?」と聞くと、「鉄道は乗り尽くしたからモノコックバスに乗りたい」と。
なんとなくは知っていましたが、乗りたいと思ったことはなく、こういう機会じゃないと一人で行くこともないだろうと、観光資源の調査兼ねて一緒に行ってきました。
土日は士別-朝日線で正午発、予約なしで乗ることができます。
平日は大和線で要予約らしいです。
1982年製って言ってたでしょうか?
私と同世代。
まだまだ若いと思っていましたが、モノになると古いってことになるのでしょうか。
朝日往復で1,800円。
チケットを買うと、こんなにいっぱいいただきました。
いざ乗り込む
中もレトロバスって感じです。
いいお天気で、秋らしい風景を楽しみました。
朝日は何度か行ったことがあるのですが、レークサイド桜岡から上士別にぬける道を通るので、士別の市街地からのルートはなかなかおもしろかったです。
朝日に到着
30分ほどで朝日に到着。
10分後に折り返します。
運転手さんがとてもサービス精神旺盛な方でした。
エンジンこーなってますよって見せてくださったり、「運転席座ってもいいですよ」って言ってくださったり。
実際に座られた方はすごく嬉しそうでした。
バス好きであろうお客さんたち。
男性ばかり。
まぁそうか。
士別へ戻る
こちら観光用ではなくで普通の路線バスとして運行されています。
なので、普通に士別市街へと向かう乗客もいらっしゃいました。
そのお客さんが車内でバスに乗るためだけにとんぼ返りしている私たちに、1粒ずつキャラメルを配ってくれました。
何このほっこりするバスは!!
そのお客さんたちは終点より前で降りられたのですが、手を振ってお別れ。
いや〜、またまたほっこりしました。
最後のお楽しみ?
車内に貼ってあったこちら。
まさか・・・。
車内にはエアコンがないため、「暑かったら窓開けてくださいね」と言う運転手さんでしたが、戻ってきてからは「閉めてください」と。
そう、やっぱり洗車機に入っていくようです。
自分の車で洗車機に入ったことはありますが、これはレア体験。
どこか隙間があって濡れないか、ちょっとドキドキしました。
古いモノを大事に観光資源にする
今回、モノコックバスに乗りながら、いろいろヒントを得ました。
営業所の展示物にもあったのですが、最初は誰もこれに観光的価値を見出さなかったとか。
ですが、これに乗るためだけにお金を払い、すぐに戻ってきて満足っていうのはおもしろいなぁと思いました。
バスが「移動」のためではなく「乗る」に意味変しているのですね。
人が乗らないから廃止っていうのはバスも鉄道もあるあるかと思いますが、大好きな人たちが乗ることを目的として利用してくれるっていうのはとてもいい着眼点だなと。
確かに一緒に乗った、バス好きそうな方々はいろんなグッズも購入されていました。
「ナンニモナイ」を観光資源にするっていうのは、私のようなヨソモノが気付きやすいことなのかもしれません。
いろいろ学んだモノコックバスでした。
ペンギン家からバスでもJRでも士別まで行って、モノコックバスに乗れますので、興味ある方はぜひ!!
おまけ【下川と名寄(風連)】
あと友人と一緒に行ったところ。
下川の五味温泉に行きたいというので、その前にモレーナさんでランチ。
玉ねぎとひき肉のカレー、美味しかったです。
ここら辺の温泉では私も大好き、五味温泉。
風呂の日(26日)で半額だからか、人は多めでしたが、ゆっくり浸かりました。
帰るまでに行きたいところある?って聞いて寄ったのがこちら。
次のダイヤ改正で東風連駅が名寄高校前に移設し、「名寄高校」駅になります。
東風連が無くなっちゃうので、見ておきたいと。
ちょうど旭川行きの列車がやってきました。
名寄高校の前では駅の工事もやっていたようです。
そんなんで、自分ではなかなか行けない(行かない)ところを満喫した2日間でした。