いつもとちがう水よう日
『いつもとちがう水よう日』
丸山陽子
小学館、2024
8分
表紙の感じだとファンタジーかなって思ってたのですが、全く違って期待を裏切られました。
確かに昔は水曜日って早く学校が終わってたなぁと懐かしくなり、ページをめくると、同じクラスのかいくんが声をかけてきて、お家に遊びに行くことに。
かいくんの家には考古学っぽいものが置いてあるから、ここでもファンタジーだと思ったんですよね。
かいくんに誘われて屋根に上ったあとに事件が。
これは衝撃でした。
私は正直、かいくんムリ笑
この1件はめちゃくちゃ嫌。
たぶん許せないというか、近づかないようにすると思う。
そんな私のような女の子ではなかった、ありすさんはすごいよねぇと思ってしまう。
ありすさんの気持ちが痛いほどわかる。
心の動きがすごくうまく表現されているように思いました。
そしてカイくんもカイくんなりに気持ちを表したのだと理解してあげるのは優しい。
それでも私はやっぱりこれ以上カイくんには関わらないな笑
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