にじをかけたむすめ
『にじをかけたむすめ』
宝迫典子 文
後藤仁 絵
BL出版、2024
7分20秒
中国の少数民族、苗族(ミャオぞく)のお話。
刺繍が上手な花辺(ホワビエン)ねえさんが評判を聞きつけた王様によってお城へと連れていかれます。
むすめはふるさとに帰りたくて仕方ありません。
そこで王様は「七日以内に、生きているように見える見事なオンドリをししゅうしてみせよ。できれば、ねがいをかなえてやろう」と言います。
むすめは泣きながら見事な作品を完成させるのですが・・・。
昔話らしい、3つの繰り返し。
ラストはえ?これってハッピーエンドなのか?と疑問に思いつつ、でも表情なんかを見ると幸せなんだろうなと思ったり。
苗族の刺繍、さぞかしきれいなんでしょうねぇ。
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